カテゴリー「全通研理事・事務局員の講師活動」の142件の記事

2018年11月29日 (木)

兵庫支部研修会

1123日に兵庫支部学習会に行ってきました。

この日の最低気温は0.2℃(東広島市)。この冬一番の冷え込みでしたが、空は快晴です。

会場は、神戸市立東部在宅障害者福祉センターです。JR灘駅を降りたらすぐのとても便利なところにありました。

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ピンクの建物が東部在宅障害者福祉センター、左の白い建物がJR灘駅

 

部屋の椅子や机は自分たちで準備が必要です。運営委員さんたちは、早くに来られて準備をされていました。

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準備が一段落して昼食

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書籍販売の準備も着々です

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全通研のリーフレットと兵庫支部が作成した「あなたも兵通研の会員に…」が受付に置いてありました。(全通研リーフレットの活用ありがとうございます。m(_ _)m

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学習会テーマは、「読み取り~ろう者が伝えたいことは~」です

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研修会の担当をされた森本さんの司会で始まりました。

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上田支部長のあいさつ

上田支部長は広島出身です。その昔、広島県江田島青年の家で開かれた全青研に一緒に参加したときのことなど懐かしく思い出されます。

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全通研NOWに載せるために会長あいさつの写真を撮っているところ(あいさつ中に失礼しました m(_ _)m )

 

全通研NOWは、理事の活動を知っていただき、全通研を身近に感じてもらうために発行しています。

NOWを書くのもプレッシャーですが、「見ましたよ」と声を掛けていただくこともあり頑張って書いています。)

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たくさん買っていただけたかな。

 

研修会のテーマは「読み取り」です。手話を見て理解するのも表現するのもコミュニケーションです。最初に全通研が新しく発行した「温故知新 手話通訳制度を巡る変遷 1」から二宮厚美先生の「コミュニケーションの原点と人間らしく生きる権利」と、宮沢典子理事の「Noricoda 波瀾万丈」を引用しながらコミュニケーションの大切さについて説明した後、魅力あることばDVDを見ながら研修をすすめました。

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全通研の運動の大きな柱である手話通訳制度の変遷をテーマに私たちの歴史をたどれる一冊! 1,700(内税)

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Noricoda 波瀾万丈 多文化共生・中途コーダの手話通訳論1,728(内税)

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グループでの話し合いを行いながら学習を進めていきました。

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書籍をスーツケースに入れて運ぶ支部事業班の栗林さん

書籍は、いつもは間借りをしている兵庫県聴覚障害者協会の事務所の分室に置いてあり、研修会があるたびに取りに行くそうです。こうやって役員さんや会員さんがいろいろな役割を担ってくださって全通研の活動が成り立っています。

ありがとうございます。

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終わったとは、運営委員さんと一緒に夕食。いろいろとお話を聞くことができました。

兵庫県は、中国山地を挟んで瀬戸内から日本海まで広がります。日ごろ研修会に参加しにくい会員さんのために、年に一回の兵通研集会を地域持ち回りで開催したり出前講座にも取り組まれているそうです。

また、若い人にも運営委員に入ってもらって一緒に活動することで、支部の運営や考え方を伝えることができるとも話されていました。

 

2022の「さくら」で帰広。

東広島寒いだろうなぁ

 

(文・写真/全通研理事 小山秀樹)

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2018年11月28日 (水)

島根支部の創立30周年記念式典・祝賀会

11月23日(金・祝)、島根支部の創立30周年記念式典・祝賀会に参加してきました。

 23日の朝、羽田空港から出雲空港に向かいました。東京は晴れていましたが、島根は曇っていました。

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出雲空港は、出雲縁結び空港と命名されているとおり、縁結びで有名なところです。島根は神様が集まるご縁の国と言われています。特に11月は神在月と言い、ご縁が強いとのことでした。

旧暦10月、他の土地では神様が留守になるので神無月といいますが、出雲では神在月と呼びます

 

 空港からは空港バスで松江駅に向かいました。宍道湖が見え隠れしながら30分ほどで松江駅に到着しました。

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 約束の時間にはまだ余裕があったので、大好きな散歩をすることにしました。松江駅近くのホテルに荷物を預け、歩いて松江城に向かいました。

 歩いている途中に、急に雨が降り出しました。それにもめげずにお城を目指しました。島根県庁のすぐ側に松江城はありました。

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 お城の中までは時間の関係で見ることが出来ませんでしたが、外見を思う存分見ることが出来ました。

 また、近くにある松江神社、興雲閣を見ました。

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 カラコロ工房というところがありました。何故、カラコロなのか分からずにいましたが、近くにいた人に聞いたところ、小泉八雲が下駄を履いて町を歩いたところ、下駄の音が「カランコロン」したということから名付けたそうです。諸説はかなりあるとのことでした。でも、話を聞いて少し納得しました。

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 また、市民活動センターに立ち寄りました。ここに柗本蕎麦店がありました。

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平成20年に放送された連続テレビ小説「だんだん」と関係のある蕎麦店でした。せっかくでしたので、ここでお蕎麦を食べることにしました。

 

 松江駅に戻り、バスに乗って会場である「いきいきプラザ島根」に向かいました。

この会場の3階には島根県聴覚障害者情報センターが入っていました。

あいにく旗日だったので仕事をしているところは見ることは出来ませんでした。

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4階の403号室が会場でした。大勢の方が集まっていました。会員だけでなく、聴覚障害者の参加も多くありました。

式典では、昌子誠支部長から挨拶があり、その後、来賓の挨拶がありました。来賓のトップバッターで私が挨拶をさせて頂きました。

昌子支部長は20年間支部長を担ってきましたし、創立からの会員でもありました。

その後、島根支部の創立にご尽力を頂いた3人の聴覚障害者の方々に感謝状を記念品が贈られました。お一人は都合で参加出来ませんでした。

 

そして、支部創立以来30年間会員として活動されてきた3人の会員に感謝状と記念品が渡されました。

この場面で私は感動したのが、創立にご尽力を頂いた2人の聴覚障害者のお話でした。聴覚障害者から、支部を創立するために一生懸命声をかけたとのことでした。その甲斐あって支部が無事に創立することが出来ました。共に歩む見本だと感じ、感動した次第です。

2時から私が「みんなと歩もう全通研」をテーマに2時間ほどお話をさせて頂きました。皆さん、熱心に聞いてくださいました。

その後、記念写真を全員で撮りました。

記念品として、島根県のキャラクターのしまねっこをデザインしたクリアーファイルと紅白餅の和菓子が皆さんに配られました。

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会場を移して、祝賀会が行われました。

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会場は、松江駅近くの「和らく」というお店の2階でした。カニやイカなど美味しそうなご馳走がたくさん出ました。たくさんの思い出話が出ました。

 

帰りの羽田空港に向かう飛行機で、たまたま隣に座った女性が、地元の奥出雲に住んでいる人でとても親切な方でした。今回、時間の関係で行けなかった出雲大社などについて詳しくお話しをしてくれました。

出雲大社のパワースポットの場所、近くの出雲日御碕灯台(いずもひのみさきとうだい)、そして、美味しいお酒の簸上正宗玉鋼(ひかみまさむねたまはがね)などたくさんのことを教えて頂きました。とても良いご縁があったのか富士山もはっきり見ることが出来ました。

 

2019年度には鳥取県と合同ですが、全国ろうあ者体育大会を開催します。この10月には全国ろうあ女性集会をここ松江市で3日間、開催しました。女性集会に引き続いての全国レベルのイベントを開催するバイタリティにも感動しました。

たくさんの感動を頂いた島根支部の創立30周年でした。この場を借りて、島根県の人たちに感謝申し上げます。ありがとうございました。

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

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2018年9月 3日 (月)

東北ブロック組織担当者会議2018

東北ブロック組織担当者会議

2018721日(土)10301600

岩手県立視聴覚障がい者情報センター

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自宅を530分に出発し、会場の岩手県立視聴覚障害者情報センターへ向かいました。

会場は駅近くで昨年に続き二度目の担当だったので迷うことなく無事到着しました。

 

支部参加者

岩手支部:ブロック長、広報部、組織部長代理 青森支部:組織部長

秋田支部:副支部長 宮城支部:組織部長

山形支部:組織部員 福島支部:副支部長

 

10時30分開会

1.開会のあいさつ(東北ブロック代表者、全通研理事)

2.自己紹介

3.全通研組織部活動について

 

○2017年度活動報告と2018年度活動計画を資料に沿う形で進行しました。

 

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会員拡大マニュアルの説明の時、チェック表のデータが欲しいと意見がありました。

支部の計画と照らし利用したいと言っていただき、組織部としても嬉しい意見でした。

支部に合わせた使い方をしてみてください。

 

〇継続率を高める活動として、各支部の経験交流を行いました。

宮城:特別手話講座を受講した人に割引チケットを発行し、次年度の会費納入時に500円の割り引きをしている。

   統一試験のためのフォローアップ講座を開催している。

秋田:行事の時にお茶スペースを開設し、コーヒーを無料で配り会員との自然な会話から

ニーズをつかむことをしている。

山形:総会に福祉バスを利用しており、その車中で情報交換をしている。

福島:部主催の通研講座終了後にアンケートを実施し、地域班の方にニーズを聞いている。

岩手:こまめな声掛けをしている。ろう協と情報交換をしていくことを心掛けている。

 

午後からは、午前中の説明に対しての質問を受けた後、事前アンケートを元に意見交換をしました。

 

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東北ブロック長の指導の基、ストレッチをおこないました

 

〇自由討議の時間を設け、情報交換をしました。

福島支部では「高齢ろう者への支援を考えている。支部でシルバー班を作って一度集まった。」青森支部では、「青森、八戸班で“お試しデイサービス”をやり、一人暮らしの方と一緒に作業をする支援している。参加費をいただいて運営しているが、8年続いている。」と報告がありました。この福島、青森の取り組みに対して、継続してほしいことと、サマーフォーラムでのレポート報告をお願いをしました。

○班の役割や通訳者との関わりなどについても情報交換をしました。

学生割引などの意見もありましたが、支部によっては、会費納入の(4分割)などもあり、完納時に全通研に納入する工夫もしているようです。

 

組織部を担当する者としては、12,000人会員を目指すため、緒を引き締めての活動を展開していきたいと改めて思い、会場を後にしました。

駅までの道すがら、山形、北海道、伊豆、いずれも帰宅時間は同じくらいですねと話し、各ホームへと進みました。東北ブロックのみなさま、お世話になりました。

 

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新組織部理事の吉野理事に記録の担当をしていただきました。

(写真 向こう側に映っている正面の男性です)

 

(文・写真/全通研理事 荻島洋子)

 

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2018年7月24日 (火)

2018年度ブロック別組織担当者会議  北信越ブロック

716日(月・祝)10001400

富山県総合福祉会館(サンシップとやま)

北信越ブロック担当は、今年で3回目になります。2度ある事は3度ある…?3度目の正直…?」と考えているうちに、富山駅に着きました。昨年は雨だったので、そんなに暑く感じませんでしたが、今年は35度を超える猛暑…火傷しそうな暑さでした。(715日着)

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<富 山 駅>

716日(月・祝)

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<会場:富山県総合福祉会館(サンシップとやま)>

この「サンシップとやま」は、見た目はお洒落でとても綺麗なのですが、ガラス張りなので、夏は暑くて暑くて仕方ないとのことでした。

山田理事の司会で、北信越 西ブロック長の挨拶、私からの自己紹介、参加者の皆さんにも自己紹介をしていただき、組織担当者会議が始まりました。

 

 

<手作りの名札、ありがとうございます>

 

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代議員会の議案書の中の組織部の活動の説明と、事前アンケートを基に、地域の取り組みの情報交換・意見交換を行いました。『組織部の活動の説明』は、毎年同じような内容ですが、一つ一つの意義を確認していただくために行っています。

何度も組織担当者会議に参加していただいている方には「耳にタコ…」と思いますが、初めての方もいらっしゃいますし、聞いたことがある方にも、再確認していただくために、きちんと話させていただいています。

続いて、『事前アンケートの回答結果から』として、「会員増減の要因」を確認し、「会員拡大に向けての取り組み」について、2017年度に取り組んだこと、その結果・効果、そして2018年度に取り組むことを話していただきました。

途中で昼休憩をはさみ、午後の部が始まる前にストレッチを行いました。

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<長野支部の本木さん>

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心も体もすっきりしたところで、再開です。

午前に引き続き、事前アンケートによる情報交換・意見交換を行い、最後に、会員になった時や、役員になった時のこと等お話しいただきました。途中でやめたいと思ったのは、自分がいると次の人が育たないと思ったから…など、とても前向きな考え方で、皆さん、通研活動を、大変だけれど頑張っていらっしゃるという事が伝わってきました。見習いたいです。

会議の中の一部を紹介します。

新潟支部は、「ガッテンハンドブック」の一部を拡大し、掛け軸を作成されたそうです。実物を見ることはできなかったのですが、全通研HPの「支部お役立ちグッズ等の紹介」コーナーにアップできるように写真をお願いしましたので、楽しみにお待ちください。

長野支部は、決められたことは守るという県民性?なので、役員が輪番制であるにもかかわらず、きちんとこなしている、という事でした。

富山支部は、とにかく行事の時には、次に開催したら参加しますか?いつなら参加できますか?等のアンケートを取り、声を集めているという事でした。

石川支部は、「手話広場」を開催した時に、70名以上の方(サークル会員・受講生・ろう者など)の参加があり、呼びかけによっては、沢山の人が集まるんだという事がわかったとの事でした。今後の活動につながりそうな行事ですね。

福井支部は、国体・障スポ大会が間近に迫っているので、会員拡大はあまり取り組めていないとの事でしたが、今まで継続して行ってきている、地域のニーズを聞き学習会を行うという活動のおかげで、4年連続過去最高数を更新できています。

他にも色々な意見が出、あっという間に3時間が終了しました。今日の会議は、1年の活動を振り返り、これからの活動を考えていただくためのきっかけ作り、支援(お手伝い)だと思っています。実際に支部で取り組まれているのは、支部の皆さんです。十分な話し合いをするには時間が短かったと思います。これが聞きたい、これに悩んでいる等ありましたら、どうぞ「お悩み相談コーナー」へお寄せ下さい。

終了後、北信越手話通訳問題研究会企画『カメぞうの部屋で ゆるゆる語ろう‼』が、開催されました。「手話のことあれこれ語ろう」「手話通訳について語ろう」「通研活動について語ろう」の3つに分かれ、ゆるゆると語りあいました。私も「通研活動について語ろう」に参加させていただきましたが、皆さん、目的意識を持って参加されていて、真面目に取り組んでいる様子がよく分かりました。

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2020年は、サマーフォーラムが石川で開催されます。北信越ブロック、これからますます盛り上がっていきそうだなと感じながら、帰路につきました。皆さま一日お疲れ様でした。

 

(文・写真/全通研理事 曽我部啓子)

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2018年7月10日 (火)

東海ブロック組織担当者会議2018

630日(土)に2018年度東海ブロック組織担当者会議に行ってきました。

台風7号の接近と停滞した梅雨前線の影響で、西日本一帯が大雨に見舞われた週末でした。

岐阜では交通に影響が出て組織担当者会議も欠席となりました。

会議は、名古屋市のあいち聴覚障害者センター(桜華会館)です。

 

12時過ぎに会場に到着したので、桜華会館の喫茶「さくら」でランチしました。

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コーヒーにピーナッツがついていたので、さすが、名古屋だと思いました。

                             

会議は、13時から17時までの4時間、あいまに休憩、ストレッチを入れて、みっちり話をしました。

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会員拡大のためにどんなことが必要なのか、若い会員を育てていくために、どうすることがいいのか、全通研を未来につなげていくためには、私たち自身の暮らしを大切にしていく運動が大事という話で盛り上がりました。話を聞きながら、全通研の仲間の力を改めて感じました。

出来事を自分のこととして思っていく力です。

 

会議が終わった後に美術館と科学館に行きました。

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科学館では、名古屋のものづくりの展示がされていました。

ロケットエンジンから炊飯器まで、中小の工場の底力を見ることができました。

小さなネジや歯車の一つ一つに大きな力を感じました。

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こうした地元の歴史や文化、科学について知る機会を持つというのもいいかもしれません。

東海ブロックの皆さん、お世話になりました。次は、一緒に科学館にいきたいですね。

(文・写真/全通研理事 窪田麗子)

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四国ブロック組織担当者会議2018

7月1日に愛媛県四国中央市で開催された四国ブロックの組織担当者会議に行ってきました。

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広島を出るときは強い雨が降っていましたが、瀬戸の海は今日も穏やかです。

会場は、2017年度の担当者会議と同じ四国中央市川之江文化センターです。

去年と同じスーパーホテル川之江に泊まりました。昨年の全通研NOWで紹介した手話できるフロントの方が、今年も手話で対応されていました。こんな日常があることが嬉しいです。

四国4県から支部長さんや組織部役員さんなど15名が参加してくださいました。

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以前、全通研理事として活躍された森川さん(愛媛支部)、前田さん(高知支部)も一緒に組織活動を考えることができました。

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いつものように、パワーポイントを使って全通研組織部活動の説明や会員現勢などの説明をした後、組織担当者会議事前アンケートに基づいて情報交換しました。

 

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徳島支部川真田事務局長によるストレッチです。

「上に引っ張られるように~~~ …」

これも全通研の大切な活動です。全通研が誇っていい活動だと思います。

  

一つ紹介です。

全通研の会費は1万円前後のところが多く、会費が高いと言われることもあります。

香川支部では会費負担を少しでも軽くしようと「500円貯金ボード」というのを作って会員さんに渡されています。

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香川支部作成の全通研の会費積み立てグッズの「500円貯金ボード」

 

1万円(香川支部)の会費を払うのは大変だなぁ」という人におすすめです。

このボードに、ぼちぼち500円玉を入れていっぱいにすると…なんと1万円になります。

いっぱいになったら支部役員さんへ…という優れものです。

このボードは、全通研HP「会員のページ」に掲載してあるのですが、作り方を知りたいという方のために作成方法のアップを予定しています。

乞うご期待。

  

私は、22日だけの会議でしたが四国ブロックの皆さんは、21日にブロックの会議をされていました。四国ブロックろうあ連盟も会議(22日は総会)があり、夜は一緒に交流会です。

 

四国ろうあ連盟・四国通研は「あさいと 四国の手話 第一巻(1,080円)」というDVDを発行されています。

 研究誌144号の魅力あることばに登場されている竹島さん(四国ろうあ連盟理事長・高知県)が、四国の手話の説明をしてくださいました。

 

「なぜ?どうして?理由は?」というニュアンスの手話だそうです。

強く表現をしたり、動く回数を変えると、詰問するような意味にもなります。

 

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                  香川バージョン            愛媛バージョン(広島でも使います)

 

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  徳島バージョン(鳥取でも使うそうです)    高知バージョン

 

同じ四国なのにこんなにも違うのかとちょっとびっくりです。

四国4県それぞれの歴史があり、文化があることを感じさせる手話表現でした

愛媛バージョンは広島でも使います。瀬戸内海を挟んで交流があったことが想像できます。

徳島バージョンを鳥取でも使うのもおもしろいですね。どんな歴史があったのでしょう。

 

研究誌144号に掲載されている竹島さんのお話は、全通研のDVD手話この魅力あることば45(2018年8月発行)に収録される予定です。皆さんお楽しみに。

 

最後は、四国ろう連の役員さんと一緒に写真撮影。

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四国の皆さんを見ていると、こうやってご飯食べながら飲みながらいろんな話をするのも大切だなと改めて感じました。

皆さん2日間お疲れ様でした。

 

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しおかぜ22号で帰広

 

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帰りは青空です。

(文・写真/全通研理事 小山秀樹)

 

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2018年6月27日 (水)

とさ通研(高知支部)研修会

617日(日)に、こうち男女共同参画センター「ソーレ」で「とさ通研(高知支部)研修会」がありました。参加人数は25人でした。

高知市は「よさこい」で有名で北海道の北見市と姉妹都市を結んでいる街です。

今回、全通研理事として初めて高知支部に訪問させていただき、天気予報では沖縄に台風が発生したとかで少し心配しましたが無事に高知市に到着することができました。

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   研修会は、午前中の2時間は「手話サークルや全通研活動で得たもの」~鮭と人の縁も交えて~のテーマで行いました。

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研修会の様子

自分の仕事(鮭に関すること)の紹介から仕事の転勤先(9回)での自分自身が経験した地域の手話サークル活動やそこで知り合ったろうあ者との出会いや関わりを話しました。その後に、全通研に入会し様々な活動をしていく中で、北海道で頑張っていた仲間が本州に転居していて、全通研集会で偶然出会ったこと、その時の驚きと全国の仲間が素晴らしい縁でつながっている事を実感したということを話しました。

今回、この研修会でお会いできたのも全通研活動をしているおかげだと感じています。

また、全通研理事として代議員会での報告や全通研の見解として「会計年度任用職員」等を若干ですが説明させていただきました。

午後からのワークショップは63日に実施した全通研リーダー養成講座のテーマを活用し、テーマを「なぜ全通研活動を続けているのか」「全通研活動の魅力は」などグループで話し合い、発表していただきました。

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 ワークショップ(グループでの話し合い)    発表の様子

 

発表内容として、一緒に学ぶ仲間がいる。手話を学習し続けることが自分の成長につながる。手話の学習が楽しく視野が拡がり、社会と繋がって役に立っている事が楽しいなどの話がありました。

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この一日を通じ、とさ通研のみなさんは一生懸命学習する姿勢がとても素晴らしく、話をしても学ぶ姿勢が伝わってきましたし、支部長さんをはじめ運営委員の方々も、気さくな良い方ばかりで、失礼かもしれませんが、初めて会った気がしないくらいに気兼ねなく会話ができ、普段から良い雰囲気なんだろうなと実感できました。

 高知空港に行く途中に高知有名な坂本龍馬像を見ながら帰路につきました。良い仲間と共に学び交流できた事に感謝できた研修会でした。

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高知支部運営委員のメンバー                坂本龍馬

(文・写真/全通研理事 吉野州正)

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2018年6月21日 (木)

九州ブロック組織担当者会議2018

617日(日)9301500

サンメッセ鳥栖(佐賀県鳥栖市)

 

今年初めて、九州ブロックを担当させていただくことになり、前日の616日(土)鳥栖駅に降り立ちました。駅を出ると、30度の気温…身体全体をすっぽりと暖かい真綿にくるまれる感覚がしました。(出発前の香川県丸亀市は、26度くらいでした。)

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駅前で、サガン鳥栖のキャラクター「ウィントス」がお出迎えです。

                             

 

翌朝、鳥栖駅横の陸橋(虹の橋)を渡り、会場の「サンメッセ鳥栖」へ向かいました。

駅からは、目と鼻の先、本当に便利なところに会場があり、鳥栖市で集まるわけが分かりました。

隣にはJリーグ・サガン鳥栖のホーム「ベストアメニティスタジアム」があり、サッカーの試合が行われる時は、すごい人数が集まるんだろうなと想像しているうちに、会場に着きました。

 

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<会場:サンメッセ鳥栖>

 九州ブロックの組織担当者会議には、8支部から13名の参加があり、司会の窪田理事と曽我部を合わせて15名で会議を行いました。


<全通研組織部活動について>

「組織担当者会議の意義」「会員数増減の分析の必要性」「活動支援ツールの活用奨励」「N-Action委員会の活動」「会費の使われ方」を重点的に、1時間程お話をさせていただきました。

この部分は、毎年話させていただきますが、まったく同じことを話しているわけではありません。

組織部の活動内容も、毎年進化しています(と思っています)ので、きちんとお話をさせていただいています。

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<数字から見る九州ブロック>

現状把握のため、表・グラフを使って「会員数の人口割」「継続率」「新規入会率」を見ていきました。

数字だけを見るとあまりピンとこないことも、グラフで見ると、増減がよく分かります。

少し分析を加えることで、課題が見えてくるように工夫をしてみました。

 

<事前アンケートの回答結果から>

組織担当者会議の事前アンケートを基に、地域の取り組みの情報交換・意見交換を行いました。

一部紹介いたします。

 『会員増減の要因』沖縄では、前年度の3月末までに継続の確認を行い、退会希望者には、早めの働きかけをしているという事で、やはり早め早めの対応が大切という事が分かりました。

 『継続率を高める活動』長く楽しく活動していただくために2017年度にU-65を立ち上げた福岡支部は、機関紙に「JBアクション」のページを作ったという事です。「JB」の意味は?と尋ねると、ご想像にお任せしますという事で…なるほど…

 佐賀支部は、2017年度の継続率が97.96%というすごい数字が出ています。退会しそうな人には、直接会って又は電話で「まあまあ…」と引きとめるくらいです。との事でしたが、その「まあまあ…」が大切なのでしょうね。

 熊本支部では、「金曜講座」を昼の部・夜の部共に毎週開催しているそうです。毎週と言うのは、なかなか出来る事ではありません。機関紙も、その内容に重きを置き、手を抜かない姿勢に、ただただ頭が下がります。

 『新入会員を獲得するための活動』どの支部も講座の内容を充実させ、地道に呼びかける、笑顔で接する、を基本にしていました。

『会員のニーズをつかんで、それに応える活動』としては、どの支部もアンケートや聞き取り等工夫していて、鹿児島では、「西郷どん」ブームもあり、歴史資料館で学習会を行ったそうです。

 

<お昼休憩後、ストレッチ>

長崎支部の笠村さんにお願いして、皆でゆっくり・気持ちよくストレッチを行いました。

「1・2・3」ではなく「11・12・13」と数えることで、ゆっくり数えることができるそうです。なるほど‼です。

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心も体もすっきりしたところで、再開です。

午前に引き続き、事前アンケートによる情報・意見交換を行いました。

 

『支部の課題』役員のなり手がいないというのが全国的な悩みであり、役員になる人の人材育成ができていないのではないかと大分支部から意見が出ました。

『支部の財政』各支部、色々と工夫していました。長崎支部は、岩崎ちひろカレンダーの販売と愛の福祉基金を利用して、研修の補助に使っているとの事でした。

『次世代会員の活動』宮崎支部では、20183月に学習会を開催し、70名が参加されたそうです。皆に活動を知ってもらいたい。知らないままではもったいない。という熱い気持ちが大きな学習会になったのですね。新聞社からの取材もあったようです。

 皆さん、熱心に意見を言っていただき、活発な討議ができたと思います。本当は、もっと掘り下げて、じっくり話し合えると良いのですが、今回の会議で得たものを、支部に持ち帰り協議することで、今後の取り組みに活かしていただきたいと思います。組織部としても、支部活動の支援ができるようにしっかり取り組んで行きます。皆さま一日お疲れ様でした。

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(文・写真/全通研組織部 曽我部啓子)

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関東ブロック組織担当者会議2018

さて、今日(617日)は横浜で組織担当者会議です。

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早起き。今日は雨の心配はなさそうです。

 

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会場は横浜ラポール。

新横浜駅から歩いて10分ちょっと。便利な場所にあります。

 

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関東ブロックの役員さんは、午前中からブロックの会議です。

昼休みにつきましたが、奥の方ではまだ会議がおこなわれていました。

 

1255分開始。

司会は、佐々木理事(埼玉支部)。

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はじめに、相川ブロック長の関東ブロック会員数3000名を達成しようとのあいさつで会議が始まりました。(写真中央は渡辺会長)

 

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こんな感じでやっています。(渡辺会長が写真を撮ってくださいました)

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関東ブロックでは、各支部でN-Action世代の人たちを誘って参加しようと声を掛けてくださり、若い人たちも一緒に組織活動について考えることができました。

 

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※全通研紹介パワーポイント2018年度版より引用

(全通研HP会員のページにアップしてあります)

 

日本の人口の一割が集まる大都市東京を中心に、会員数87人の茨城支部から10倍以上の919名の会員がいる埼玉支部まで8支部が活動しています。会員数も地域性も各支部状況が異なります。

大都市は若い人が多くていいなぁと思いますが、人の移動が多く手話を学ぶ場所もたくさんあって、そんな中で人がつながっていくことが大変な面もあるようです(組織部ニュース29号)。

 

会議では、若い会員を増やす、大学のサークルとどのように接点を作っていけばいいのかとの質問もありました。今年度から2年間で予定しているモデル事業などの実施を通してそのヒントが見つかればいいなと思います。

 

また、ろう協青年部からN-Actionを立ち上げてほしいといわれているが、若い会員も少ないしどうしたらいいかとの質問もありました。支部の経験を出し合ったのと、全通研N-Action委員会の伊従さん(埼玉支部)が参加されていたので情報提供をしていただきました。これからも、各地のN-Action活動支援のための情報発信を期待しています。

 

それから、若い会員さんが少ないことを組織課題として話すことが多いですが、会員さんが7080歳になっても全通研の仲間として一緒に活動していただけるような環境もみんなで作っていきたいですね。会員一人ひとりが、いくつになっても手話や聞こえない人との交流を通して社会参加していける全通研でありたいと思います。

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休憩ごとにストレッチ。

これも全通研が取り組む大切な活動です。

 

最後に、2017年度の活動を踏まえて、2018年度の活動を計画的に進めることをお願いしました。計画してうまくいかなかったら、それを踏まえて次の計画を作ってやってみる。

なかなかうまくいかないこともありますが、みんなで少しずつ前に進んでいきましょう。

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帰りの新幹線まで少し時間があったので、珈琲しながら皆さんと情報交換。

お疲れ様でした。

 

(文・写真/全通研理事 小山秀樹)

 

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2018年6月14日 (木)

中国ブロック組織担当者会議2018

【日 時】2018年6月2日(土)13:00~16:00

【場 所】広島市東区地域福祉センター

【目 的】

~各支部の組織活動の取組み、会員拡大方法の情報交換、課題共有の場~

 ○議案書を基に組織関係の活動計画や組織部活動について

 ○全通研次世代活動委員会(N-Action)の活動について

 ○組織担当者会議事前アンケートを基にした意見交換・討議・全国の様子やブロックの状況報告

 ○部・班活動や地域班活動の現状や課題について

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広島市東区地域福祉センターは広島駅から徒歩で行ける所にありました。

道筋には、お好み焼きの店舗が数件ありました。

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中国ブロックのみなさんは、午前中はブロック会議があり、昼食帰りをパチリ

 

【支部参加者】

島根支部 支部長

岡山支部 支部長、副支部長、運営委員2人

広島支部 理事長(広島支部はNPO法人)、理事3人

山口支部 本部理事、健康対策部

鳥取支部 副支部長、運営委員

 

【内 容】

1.開会のあいさつ

2.自己紹介

3.全通研組織部活動について

・2017年度活動報告/2018活動計画

・会員拡大マニュアルの紹介

・支部お悩み相談コーナー開設について

・チェック表の活用について

4.組織担当者会議アンケートによる情報・意見交換

・各支部の取り組み報告

・会員目標達成に向けた今年度の取組みの確認

・N-Actionの活動の課題

5.自由討議

 

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一時間過ぎたところで、山口支部の健康対策部の方の指導の基ストレッチ

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事前アンケートを基に、意見交換

 

継続率を上げるための工夫には、「顔の見える活動」という努力をしているという声が多くありました。

・研究誌など配布物も手渡しすることによって、楽しく活動している様子を見てもらう。

・全通研に入ることによって、楽しい活動ができる。いかに魅力ある活動かを見てもらう。

・知り合いから声をかけられると、つい「もう一年」といって会員継続される。

・会費未納者を地域班にも知らせることで、地域班からの声掛けにもなる。

・入会届けに、新規・継続・領収書・控えと4分割したものを使用している。

・再入会は、新規として全通研に報告するが、支部内では再加入として記録している。

他にも再入会のことを「復活」という言葉を使っている支部があり、みなさまから「復活って良いね」との声がありました。何らかの理由で退会しても、帰ってきてくれる。これは、仲間が元気に活動しているからでもあり、全通研が魅力ある集団であるからだと思います。

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荻島さんが来た証拠を撮りましょうと言って支部の方がパチリ

 

中国ブロックは、初めての担当でしたが各支部の取り組みを聞くことができ、今後の組織部としての活動の参考になりました。少ない時間の中での意見交換でしたが、研究誌の活用方法も聞くことができました。研究誌を読んだ感想を機関紙に、リレートークのかたちをとって載せているという鳥取支部。ハガキを出そうに取り組んだ広島支部。身近な人の名前を発見すると、読むきっかけづくりに役立ったそうです。実は、静岡支部も昨年から取り組んだのですが、広島支部の方が先だったのですねと話が弾みました。

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広島駅前にある 圓鍔勝三氏の作品 「朝」

 

一万人を超える会員の一人ですが、その中で一役を担えることに感謝し帰路に。

中国ブロックのみなさま、お世話になりました。

 

(文・写真/全通研理事 荻島洋子)

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