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2026年6月17日 (水)

◆令和8年度 全国手話言語市区長会 総会

 

 2026年6月10日(水)、東京都の都市センターホテル・コスモスホールに於いて全国手話言語市区長会の総会が開催されました。会場には120人を超える市区長が集まりました。

1_20260617131801 都市センターホテル

 

2_20260617131801 会場内

 

司会は理事の角田航也米原市長(滋賀県)が務めました。

 「本日は、120人を超える会員の皆さまに集まっていただきました。平成28年6月280市区長で発足し、現在では全国815市区の81%にあたる661市区長に加入いただき聴覚障害者の自立と社会参加の実現を目指して活動をしています」と紹介がありました。

 

3_20260617131901 司会 角田市長(米原市)(中央)

 

 会長あいさつとして野田義和東大阪市長から、「会長となって2年が経ち任期を終えようとしていることに、月日の流れの早さを感じています。昨年は学習会の開催や手話劇祭などの助成事業を行いました。聴覚障害者の自立と社会参加を促進するための事業を進めてきました。昨年6月25日悲願でありました手話施策推進法が施行されました。この趣旨を具体的に実現する条例の重要性がさらに高まっています。手話が言語であることを多くの皆さまに理解を広めると共に、さらなる聴覚障害者の自立と社会参加を目指していきたい」など、力強い言葉であいさつされました。

4_20260617131901 会長あいさつ 野田市長(東大阪市)

 

 来賓の全日本ろうあ連盟の石橋大吾理事長から、「昨年11月にデフリンピックが開催されました。この大会のレガシーをこれからの未来に繋ぐために2つの柱をお話ししたい。一つ目は手話言語のさらなる普及です。手話施策推進法が一年前に施行されました。手話を言語として研究するという体制や専門の教員養成、いわゆる教員を育てる意味においては法の見直しなど含めて具体的な取り組みをさらに進めていかなければならない。手話言語が言語として当たり前に認められ、手話言語で生きる権利が保障される社会の実現のために皆さま方の強力な後押しをお願いしたい。二つ目はデフスポーツをこれからも推進していくためデフスポーツ推進室を設けました。地域の皆さま方と繋ぐためにデフアスリートを学校に派遣する事業を展開していきたい」とあいさつがありました。

13_20260617131901 石橋理事長(全日本ろうあ連盟)

 

   続いて、日本財団の尾形武寿理事長から、「作った条例をどのように発展させていくかが大きな課題だと考えています。作ることまでは何とかなるが、地域社会の中で市民権を持って活かせるのかが重要です。地域の人たちや行政が支えていかなければならない。手話は言語だとする活動をして20年になります。どうやって一般市民の方々にできるだけ早く手話に慣れ親しんでいただけるか。これについては、今検討していることは一般教育の教育現場において手話を使って教えるクラスを作れないか。手話を使って会話をするような授業を展開してもらえないか。それを実証していきたいと考えています。どこかの学校でやってもらえないか、その経費については日本財団として支援していきます」とあいさつがありました。

 

14_20260617131901 尾形理事長(日本財団)

 

来賓紹介

 全国手話通訳問題研究会 会長 宮澤典子 代理 渡辺正夫参与

 日本手話通訳士協会 会長 鈴木唯美 代理 高井洋副会長

 全国手話研修センター 理事長 石野富志三郎

祝電紹介

 手話を広める知事の会 鳥取県平井伸治知事

 

その後、野田会長を議長に選出して、星野光弘事務局長から以下の説明と採決がありました。

(1)令和6・7年度 役員体制

(2)令和7年度 事業報告

(3)令和7年度 収支決算報告

(4)令和7年度 会計監査報告  会計監査の担当者が欠席のため代理として二宮隆久大洲市長より会計監査報告がありました。

質問はなく、(1)から(4)まで拍手をもって承認されました。

(5)令和8年度 事業計画(案)

手話劇祭1018日(日) 岡山県高梁市の石田芳生市長より、「第9回全国手話劇祭を開催します。昼間は気温が上昇し温かいですが、夜は涼しくなります。葡萄やトマトが大変美味しい街です。雲海が一面に広がる備中松山城があります。来て、見て、食べて城下町である高梁市を楽しんでください。ぜひ1018日(日)に高梁市に来ていただきたい」との呼びかけがありました。

 

15_20260617132101 石田市長(高梁市)

 

 

(6)令和8年度 収支予算(案)

質問はなく、(5)()は拍手をもって承認されました。

(7)会則改正について(案)

手話施策推進法の施行に伴い、会則の第3条「目的」の一部修正案が提案されました。

(8)令和8・9年度 役員体制(案)

質問はなく、(7)(8)は拍手をもって承認されました。

新会長に田中明高山市長(岐阜県)が選ばれました。

 

 新会長の田中市長(高山市)から、「新しく会長に就任しました。高山市は国内外から多くの方が来ていただいています。住んでいる人はもちろんのこと、訪れる人にとってもバリアのない滞在を楽しんでいただくよう務めています。手話言語もその一つとして取り上げてしっかりと聴覚障害の方が楽しんでいただけるようなそんなモデルとなるような市にしたい。それを全国にも広げる役目が会長に科せられていると思っています」とあいさつがありました。

 

16_20260617132101 新会長あいさつ 田中市長(高山市)

 

  最後に枝広直幹福山市長(広島県)から閉会の言葉がありました。

 

  8時30分から始まった総会は、無事に全てを承認して散会しました。このあと行われる全国市長会の総会の会場に皆さん急いで移動しました。

 

  手話言語市区長会の会員は、配布された資料によりますと2026年5月17日現在、661市区長(その他に準会員18町村長)となりました。年々、会員が増えているのは、これまでの活動の積み重ねの結果だと思いました。

また、毎年実施されている「手話関連施策アンケート」ですが、これまで課題であった各自治体の手話通訳者の状況等についての質問項目を整理していただき調査を行っていただきました。事務局の皆さまに対しましてこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 

(文・写真:全通研参与 渡辺正夫)

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2026年6月12日 (金)

◆6月7日 第74回全国ろうあ者大会inとやま(式典)

 64日(木)~67日(日)富山県において第74回全国ろうあ者大会が開催され、67日(日)午前10時から開催された全国ろうあ者大会式典に臨席しました。

 6_20260612101501 全国ろうあ者大会inとやま

7_20260612101501  司会の清水愛香理事

 

 式典は全日本ろうあ連盟の清水愛香理事の司会で進められました。清水理事は、東京2025デフリンピックの開会式・閉会式でも司会を務めていらっしゃいました。

 その後、富山県実行委員会 橘勇一実行委員長の歓迎のあいさつ、全日本ろうあ連盟 石橋大吾理事長の大会会長あいさつ、富山県知事、富山市長、高岡市長の歓迎のことばと続きました。知事や市長のあいさつ、厚生労働大臣・文部科学大臣の祝辞の際、手話で自己紹介されるのはもう定番となりましたね。

8_20260612101501 石橋理事長あいさつ

9_20260612101501 来賓紹介

 

 大会で、表彰状・感謝状の贈呈がありました。厚生文化賞は、長年のろう運動やデフスポーツにおける功績をたたえ、黒崎信幸氏、小中栄一氏、湯上剛輝氏の3人が受賞されました。また、東京都と公益財団法人東京都スポーツ文化事業団に、東京2025デフリンピック運営にかかる功績をたたえ厚生文化感謝状が贈られました。そして、前年度の全国ろうあ者大会、全国ろうあ者体育大会、全国ろうあ者冬季体育大会を開催した各県の聴覚障害者協会に感謝状が、富山県の石倉義則氏、針山和雄氏に主管団体表彰が贈られました。

 

 受賞者を代表して黒崎氏が謝辞を述べられました。22歳でろうあ運動に関わるようになり、全日本ろうあ連盟の理事となり、運転免許取得や民法第11条改正などろう者の社会参加と人権擁護のために活動し続けたことなどを話されました。最後にともに活動してきた仲間たちと活動を支えてこられた奥さまへの感謝のことばがありました。社会や時代を変えるには、長きにわたり活動を続けるご自身の情熱と信念はもとより、周囲の方々の支えがあってのことだと実感しました。手本にすべき素晴らしい方々がたくさんいらっしゃいます。

10_20260612101801 表彰状・感謝状贈呈

 

 式典後半は、会務報告、大会宣言、大会決議と続きます。すべて満場の拍手で承認されました。全日本ろうあ連盟は来年創立80周年を迎えます。組織力を強化し、さまざまなツールを通して手話の魅力や文化を広める取り組みを推進すると決議されました。

11_20260612101801 会務報告

  全日本ろうあ連盟は、今大会で役員の改選がありました。式典終了後、新しい役員(理事・監事・議長)の発表と、退任される役員のあいさつがありました。2年から20年と在任期間はさまざまですが、その時々の課題に向き合い、仲間の意識や社会を変えるために奮闘していらっしゃった自信が皆さんの表情に表れていました。久松氏のお話の中で、石野前理事長とのエピソードが明かされました。ある日、久松さんの勤務先に石野さんが突然訪れ、「お金を出してほしい」と言いました。デフリンピック派遣費の寄付が欲しいということだったそうです。それは、個人ではなく会社のほうに依頼するようにと追い払った後、またまた、石野さんがやってきました。そして今度は「会社を辞めてほしい」と言いました。その言葉から20年にわたる事務局長が始まったとのこと。

人生いつ何が起きるかわからないものです。あなたの周りにも、いろいろな素晴らしいきっかけが、あなたに捕まえてもらいたいと待っているかもしれませんね。

12_20260612101801 新役員紹介

13_20260612101701 退任役員あいさつ

 

 2,700人の参加者を迎えて、成功裡に大会は終了しました。素晴らしい大会を作ってくださった主管団体である富山県聴覚障害者協会、実行委員会の皆さま、本当にお疲れさまでした。

来年は千葉県千葉市で開催されるそうです。また、皆さまの元気なお顔に会えますように。

14_20260612101701 大会誌

 

 (文:全通研会長 宮澤典子/写真:全通研理事 間舩博)

 

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◆6月6日 第74回全国ろうあ者大会inとやま(研究分科会・前夜祭)

 

  66日(土)13:3016:30には4つの研究分科会が開催され、宮澤は研究分科会③「手話言語通訳~手話施策推進法とこれからの情報保障の在り方~」にパネラーとして出席しました。

1_20260612101001 手話言語通訳会場

2_20260612101001 基調報告をする吉野理事

 

 研究分科会③の基調報告「手話施策推進法のポイントについて」では、全日本ろうあ連盟の吉野幸代理事から、手話言語法制定推進運動の歴史と、手話施策推進法の関係、今後の課題について報告がありました。課題として6点挙げられましたが、そのうちの「集団生活が保障された教育環境の整備」は、手話を獲得し継承するために不可欠の環境です。インクルーシブ教育が推進されるなか、一見反対路線とも見えるろう児・ろう者の集団の確保をどのように進めていくのか、教育関係者をはじめとする多くの関係者とともに検討しなければならない事項かと思います。

 続いて、ミニ講演①「ろう者による通訳の今までとこれから」を同じく連盟の中西久美子理事が話されました。ろうの通訳者については、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式のテレビ放映でろう者が通訳を務めたことにより、その存在がクローズアップされました。その後、全日本ろうあ連盟内に検討チームが設置され、全国の実態調査や今後の方針などを話し合ってきたことが報告されました。会場の一角で2025年度に実施された「きこえない人ときこえる人が協働して通訳する手話通訳者養成モデル講座」の受講生8名が実習を行っていました。

 ミニ講演②「東京2025デフリンピックで活躍した国際手話通訳者」については、連盟の嶋本恭規理事が報告しました。初めて日本で開催するデフリンピックでは、日本のろうの通訳者と聞こえる通訳者250人が協働で手話通訳を実施しました。1年前から実施された研修や当日の様子などが話されました。

 

 次に、「情報保障について考える」というテーマでパネルディスカッションが行われました。まず、話題提起として、厚生労働省の小松伸章係長が「手話に関する施策の推進について」話され、次に、「雇用された手話通訳者の実態調査から考えるこれからの情報保障」について、全通研を代表して宮澤が話しました。

 その後、嶋本理事がコーディネーターを務め、小松係長、中西理事、宮澤の3人のパネリストが、情報保障に関する実態と課題、今後の展望について意見を交わしました。手話通訳者養成制度と手話通訳活動の実態がかみ合わない現状があります。ろう者の社会参加が拡大していくにつれ、ますます社会における情報保障ニーズは拡大するでしょう。若年層は手話通訳者としてどのような仕事のしかたを望むのか、手話通訳のしくみのなかにどのようにろうの通訳者を組み込むのか、もっともっと話し合っていかなければならないと再確認しました。

 3_20260612101001 実態調査から考えるこれからの情報保障

 

 手話通訳の未来をじっくり考えたあとは、前夜祭(交歓パーティー)です。「オークスカナルパークホテルとやま」に場所を移して、富山の大会実行委員会の進行のもと和気あいあいと交流が進みました。富山ご当地クイズはそれぞれのテーブル対抗。10問全問正解したチームが8チームもあったそうです。皆さん富山県外から参加しているのに富山博士ですね。そして「ますの寿司 食べ比べクイズ」です。目隠しをした挑戦者が、高級ますの寿司と一般的なますの寿司を食べ比べます。6人中4人が高級ますの寿司を当てました!皆さん舌が肥えてるんですね。

 

4_20260612101001 オークスカナルパークホテルとやま

5_20260612101001 ますの寿司食べ比べクイズの挑戦者たち

 

 会場では、「手話通訳レッスンDVD全部持ってます~」と多くの方に声を掛けていただきました。なかには「シャドーイングしすぎてケイワンになっちゃいました~」という方も…(汗)。全通研の出版活動に貢献していただくのは嬉しいのですが、くれぐれも過度な使用はお控えください。

前夜祭と並行して、別の会場では、第36回全国ろうあ者演劇祭典が開催されました。

 

 (文:全通研会長 宮澤典子/写真:全通研理事 間舩博)

 

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2026年6月10日 (水)

◆2026年度定時代議員会

523()24()の2日間、神戸市のこうべ市民福祉交流センターにて2026年度の代議員会が開催されました。

 

523() お天気:晴れ

13時ごろ、全国から代議員が次々と集まり、再会を喜ぶ声などで会場内が楽しい雰囲気になりました。

 

1_20260610133201 こうべ市民福祉交流センター

 

13時半、いよいよ開会

渡辺正夫会長の挨拶からスタートしました。冒頭では6年ぶりに会員が1万人を超えたことを参加者全員で喜びました。

2_20260610133201 渡辺会長

 

議長は8月のサマーフォーラム開催地である静岡支部代議員の青木寿代さんと来年の開催地である青森支部代議員の高橋裕美子さんでした。131人の代議員を前に、2人の緊張はMaxだったと思います。

 

3_20260610133201 青木さん(左)と高橋さん(右)

 

まず、宥免千英子事務局次長より4月に開催された代議員会ブロック別会議の報告と第1号議案、第3号議案の説明がありました。続いて、荻島洋子財務管理部長から2025年度決算報告()、伊藤利明研究・活動推進部長から「雇用された手話通訳者の労働と健康についての実態調査」の報告、近藤幸一副会長からは3月に開催された「手話通訳制度調査研究委員会第1回会議」の報告がされました。開会と同時に楽しい雰囲気はガラっと変わり、熱心にメモを取っている様子を見て、代議員の皆さんが支部代表として責任をもって出席していることを感じました。

 

4_20260610133201 宥免さん

 

5_20260610133201 実態調査の報告

 

1日目の後半は課題別討議でした。1グループ8~9人で理事、監事、部員などが各グループに加わり、司会や記録を担当しました。討議のテーマは「全通研活動と手話施策推進法 ~何から始める?~」です。まず間舩博理事のミニ基調講演と岡山支部と鹿児島支部からの実践報告を聞き、グループで意見交換を行い、大いに盛り上がりました。時間に制限があるため、もっと話したいと思った方も多くいたかもしれません。

 

6_20260610133301 間舩さん

 

7_20260610133301 盛り上がったグループ討議

 

524() お天気:晴れ

昨夜は神戸市内の各所で楽しい交流会が開かれていたようで、疲れというより交流会の楽しい余韻が残っている雰囲気が、皆さんの表情から感じ取ることができました。

 

2日目は議案書の討議です。あらかじめ各支部から出されていた発言について担当理事から説明があり、代議員の皆さんはその回答に対して質問や意見を発言しました。質疑だけでなく、意見交換を長く取りたいということで、事前に出された発言のいくつかは理事が説明する前に他の支部からの意見が求められました。どの支部も状況や環境がそれぞれ違う中でさまざまな工夫をした取り組みの様子を聞くことができました。抱えている課題の報告もあり、代議員の皆さんの思いを感じとることができました。

 

全ての討議が終り、宮澤典子副会長が2日間のまとめとして、良い関係づくりの必要性や次世代会員の育成、活動の重要性について話ができたこと、「ことば」に込められた思いをつかめるコミュニケーションが大切だということを確認されました。

8_20260610133301 宮澤副会長のまとめ

 

その後、採決を行い、全ての議案が承認され、大きな混乱もなく終了しました。

代議員会で新たに選任された理事23人と監事2人から新三役(会長、副会長、事務局長)の発表があり、新体制となって2026年度がスタートしました。

 

今回の代議員会をもって、渡辺会長をはじめ理事7人と監事1人が退任することになりました。特に渡辺会長の長年の活動の歩みや活動の中で感じた思いを伺い、大きな役割を果たされてきたことに、あらためて偉大さを感じました。渡辺会長の挨拶の後は会場からのお礼の拍手がしばらく止まりませんでした。

9_20260610133401 退任された理事の皆さん

 

そして新任理事として7人が挨拶をしました。若い方々の立派な挨拶に圧倒されながら、私もドキドキしながらなんとか代議員の皆さんの前で自己紹介ができました。

10_20260610133401 新任理事の皆さん

 

今年のサマーフォーラムは静岡で開催されます。荻島理事と静岡支部から、集会準備の様子の動画上映と参加の呼びかけがありました。集会に向けたシールも完売していました。多くの皆さんの参加をお願いします。

11_20260610133401 12_20260610133401

静岡支部からの呼びかけ

 

昨年までは代議員席から理事の様子を見ている側でしたので、私が理事になって本当に大丈夫だろうかと、今はまだまだ不安ばかりです。応援していただける声を糧に、いただいた信用を裏切らないように、やるべきことを一つ一つ務めていこうと思います。

 

(文:全通研理事 牛山真由美)(写真:全通研理事 佐藤俊通)

 

 

 

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2026年6月 3日 (水)

◆5月29日 JD第16回総会

◆5月29日 JD16回総会

 

 5月29日(金)10:0012:00、東京都新宿区の戸山サンライズで、特定非営利活動法人日本障害者協議会(JD)第16回総会が開催され、全通研から宮澤、牛山理事、佐々木前理事が参加しました。

2_20260603131401 戸山サンライズ玄関

 

 59正会員団体のうち当日出席が23団体、議案表欠票・委任状含め51団体となり、総会が始まりました。総会では、2025年度事業報告や2026年度事業計画などが審議され、すべての議案が承認されました。報告の中では、戦後80年を迎える中での平和や人権の課題、障害者権利条約の推進、旧優生保護法被害者への補償、選挙における投票バリアフリーの取り組み、能登半島地震被災地支援など、多岐にわたる活動が紹介されました。

 冒頭の藤井克徳代表のあいさつでは、平和についてお話がありました。第二次世界大戦後、戦争をしていない国はわずか8か国、日本がそのうちの1か国です。戦後80年が「新たな戦前」とならないよう、社会の変化の兆しに気づき、声を挙げ続けることが大切です。「人は小さな変化に慣れてしまう」という言葉が強く印象に残りました。

 全通研は、手話通訳者の社会的地位の向上、聴覚障害者福祉の向上に取り組んでいます。しかし、その根底にあるのは、障害のある人もない人も安心して暮らし、社会参加できる権利を保障することです。その意味で、JDが進める権利擁護や政策提言の活動は、全通研の運動とも深く結びついています。国連やILOと連携した国際的な取り組みや、障害者の就労・災害支援に関する報告もあり、障害者運動の広がりと奥深さを改めて学ぶ機会となりました。

 このような素晴らしい活動を継続するためには活動資金が必要です。JDでは賛助会員を募集しています。全通研としても、JDの協議員として平和な社会と、障害者をはじめすべての人々の権利向上に取り組んでいきたいと思います。

3_20260603131401 来所者を癒してくれるサンゴジュ

 

                       (文・写真:全通研会長 宮澤典子)

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