◆11月16日「東京2025デフリンピック」 柔道
◆11月16日「東京2025デフリンピック」 柔道
11月16日(日)の午後、柔道会場である東京武道館に行きました。この日も天候に恵まれて長袖1枚でも過ごせる暖かさでした。
綾瀬駅を降りて、デフリンピック関係のブースが立ち並ぶ広場を通りました。足立区ろう者協会のブースでは簡単な手話を教えていました。
そこを通り過ぎ、東京武道館を目指しました。
会場に12時30分に到着すると目の前は長蛇の列です。会場入口に向かう階段までびっしりと詰まっていました。
長蛇の列 会場前の壁に掲示
なぜなのかと聞いたところ、「会場内が満員のため、席が空いた数だけ入場できるので、待ってもらっている」と説明を受けました。どれくらい待つのか分からないのですが折角、千葉県の柔道選手である吉良暁生さんを応援したいので待ちました。しかし、途中で「吉良選手は2回戦で敗退した」と全日本ろうあ連盟の小林理事から聞いて、あんなに頑張っていたのに、本人が一番残念だろうと思いました。
デフリンピックの開催状況を見たいことと、また、日本選手を応援したいので、そのまま待つことにしました。そんな中、「ただ今会場内が満員の為、入場をお断りさせて頂く場合がございます」とのお知らせがありました。中に入れるかどうか分からないですが、とにかく待ちました。
階段にもデフリンピックのラッピングがされていました。
お断りの案内 ラッピング
荷物検査とボディーチェックを受け、リストバンドを着けて中に入りました。
会場は休憩時間で、プロの太鼓集団である「和太鼓彩」が演奏していました。大きな太鼓などを使ってダイナミックな演奏を見せてくれました。
和太鼓彩の演奏 私の席から見た会場内
そして、いよいよ3位決定戦・決勝戦が始まりました。
最初は、女子の52㎏の3位決定戦。2つの畳の会場で試合が開始。私の席は畳1の目の前でしたが、畳2では岸野文音選手が登場しました。岸野選手は序盤に技ありを奪い、その直後に背負い投げで技ありを取り合わせて一本勝ちでした。僅か40秒の時間で取った3位の銅メダルです。私の席の近くには岸野選手の応援の人たちが大勢いて、大きなジャスチャーで応援をしていました。勝ったときは大はしゃぎでした。
後で、岸野選手の銅メダルは、日本勢の中で初めてのメダル獲得だと知りました。
また、男子73㎏の蒲生和麻選手も畳2での試合でした。日本勢の2つ目のメダル獲得になりました。
私が応援したかった吉良選手の応援団である千葉県の館山や鴨川のろう者や手話サークルの人が私の席の直ぐ上に陣取っていました。
表彰式を見てから帰ろうと思っていましたので、式が始まるのを待っていました。待つこと50分、やっと式の準備ができて表彰式が始まりました。途中、観客席から「遅い。選手が待っているぞ」と声がかかりました。
メダルを渡すのは国際ろう者スポーツ委員会の大杉豊副会長、副賞を渡すのは足立区の近藤弥生区長でした。メダルや副賞を準備したのはボランティアの2人でした。
会場での準備作業中 副賞とメダル(右から金・銀・銅)
メダル受賞(岸野選手)
会場内の情報保障は、画面に映し出されます。左が国際手話、右が日本手話でした。
会場に入る時に渡された入場証(リストバンド)は紙製でした。また、ユニバーサルコミュニケーション技術のチラシも手に入れました。
この入場証(リストバンド)を10色(会場ごとに色が違う)集めると先着100名様に記念グッズがプレゼントされます。
大画面で情報保障 手に入れたチラシと入場証
今日、デフリンピックの柔道を応援することができ、日本のデフリンピックでメダル獲得第1号と第2号を目の前で見ることができました。感無量です。
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
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