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2025年11月27日 (木)

「手話通訳者の労働環境等の実態に関する調査研究」について

「手話通訳者の労働環境等の実態に関する調査研究」について

 

 「手話通訳者の労働環境等の実態に関する調査研究~2025年雇用された手話通訳者の労働と健康についての実態調査~」(令和7年度障害者総合福祉推進事業)にご協力いただき、ありがとうございました。今回の調査は、101日を基準日として行いました。また、郵送での回答に加え、回答フォームに入力する回答方法(インターネットを活用した方法)を導入しました。今回は従来の調査に加え、電話リレーサービスのオペレーターの調査と、企業や団体へのヒアリングを行っています。20263月末頃には、まとめの報告書をホームページに掲載します。

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 調査を開始する前になりますが、2025年8月9日(土)京都テルサで開催されたサマーフォーラム会場で、「雇用された手話通訳者の労働と健康についての実態に関する調査」の概要説明会と、なんでも相談会を開催しました。参加者は19人でした。

 

 なんでも相談会では、実態調査に関する質問、確認などの他に次のような話がありました。手話通訳者はけいわんに悩んでいても「自分はまだ大丈夫」と思ってしまう人が多いので、「健康」をテーマにした学習会を企画したいと思っている。ある手話通訳者が通訳活動の中でショックな出来事があり、とても落ち込んでしまい、仲間としてどうサポートできるかと考えている。などの普段の活動での悩みをお聞きしました。

あらためて手話通訳者が日々悩みながら活動していることが分かり、集団での健康学習や各地域で行われている「手話通訳者のお茶会」のような集まりで気楽に話せる場が必要だと感じました。

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              (文・写真/研究・活動推進部 健康対策担当 桐原サキ)

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2025年11月26日 (水)

◆11月24日「東京2025デフリンピック」陸上

 11月24日(月・休日)、駒沢大学駅から15分ぐらい歩くと駒沢競技場(世田谷区)がありました。

 今日も天気が良く暖かで、外で応援するのに最適です。陸上のリストバンドを着け、スタンドに入りました。思ったよりも競技場が大きく感じました。

1_20251126160901 入口             

21_20251126160901 会場内の情報保障案内

 10時半から最初の円盤投げがスタート。日本は湯上剛輝選手が出場しました。全部で6回投げて一番遠くに飛んだ記録がその選手の成績になります。湯上選手は1回目に5446を記録し、圧倒的な強さを発揮しました。4回目には5893を記録。これはデフリンピック円盤投げの世界最高記録です。見事、優勝です。

 

22_20251126160901 左の赤のジャージ湯上選手         

23_20251126161101 サークルに入るところ

   

24_20251126160901 サインエールを送る            

25_20251126160901 4投目で世界記録

 女子は境橋真優選手が出場しましたが、「記録なし」となりました。さぞかし悔しかったことかと思いました。

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 次に登場したのが女子と男子の走り幅跳びです。女子には日本選手は出場しませんでした。

 男子は須山勇希選手が出場。応援席に向かって拍手を求めるなどして7mを跳び、6位入賞を果たしました。

 

27_20251126160901 須山選手 スタート           

28_20251126160901 ジャンプ!

 

 先程行われた男子円盤投げの表彰式がありました。

 湯上選手が一番高い表彰台に上り、ガッツポーズ。

 日本の国旗と国歌が会場に流れました。

29_20251126161301 金メダル受賞           

30_20251126161401 副賞を受け取る

31_20251126161401 国旗掲揚と国歌演奏

 午後から女子と男子の400m(4人×100m)リレーの決勝が行われました。

 女子は、3レーンでした。サインエールをスタンドから送りました。選手たちは最後まで諦めずに走りきり5位入賞しました。

 今野桃果選手、生井澤彩瑛選手、猿薬彩香選手、門脇翠選手の4人みんな頑張りました。

 選手は、入賞を果たしたものの残念無念という気持ちがこちらまで伝わってきました。応援席では、選手の健闘をたたえ激励していました。

32_20251126161401 3レーンで準備           

33_20251126161801 健闘をたたえあう選手たち

 続いて男子です。4レーンです。スタートダッシュ良く、岡本隼選手、冨永幸佑選手、坂田翔悟選手、アンカーは佐々木琢磨選手の4人でバトンを繋ぎ見事に優勝。会場は総立ちで喜びました。

34_20251126161401 4レーン           

35_20251126161801 声援に応える選手たち

36_20251126161901 大歓声のスタンド

 男女5000mの決勝が行われました。最初は女子でしたが、残念ながら日本の出場選手はいませんでした。

 男子は、佐々木昴選手が5位入賞し、齋藤丞選手は10位でした。1位から3位までケニアの選手で占めました。また、2周遅れでも最後まで走り続けた選手に、観客から大きな拍手が送られていました。

37_20251126161801 (左)齋藤選手 (右)佐々木選手

 いよいよ1,600m(4人×400m)リレーの決勝です。

 女子は、8レーンです。これも頑張りました。6位入賞でした。

 岡田海緒選手、生井澤彩瑛選手、猿楽彩香選手、中村美月選手の4人です。生井澤選出、猿楽選手は400mリレーにも出場した選手です。本当にお疲れ様でした。悔しくて泣いている選手もいました。

 

38_20251126161801 ゴール直後           

39_20251126161801 声援に応える

 男子は、5レーンです。足立祥史選手、村田選手、荒谷太智選手、山田真樹選手の4人が出場しました。

 2周目のバトンタッチまで決められたコースを走り、その後はオープンになり走ります。

 選手はみんな粘り強く走っています。圧巻だったのは、アンカーです。2位でバトンを受けたあと、見ていて“速い”と思いましたが他の選手とスピードが違っていました。見事、1位になりました。それもそのはず、アンカーは400mで金メダルを獲得した山田選手でした。

 このときのスタンドの熱気は最高にヒートアップしていました。

40_20251126162201 一斉にスタート             

41_20251126162301 第2走者へ

42_20251126162201 第3走者へ             

43_20251126162301 アンカーへ

44_20251126162201 ゴール              

45_20251126162201 金メダル獲得 

46_202511261622014人の日本選手

47_202511261622014人の日本選手

感動をいただいた一日でした。ありがとう。

 

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

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◆11月21日「東京2025デフリンピック」水泳

 テニスを観戦した後、JR新木場駅まで行きました。駅から歩いて20分ほどに水泳会場である東京アクアティックスセンターがあります。

 私は道を間違えてしまい、夢の島公園の方に歩いてしまいました。しばらく歩くと都立第五福竜丸展示館に着きました。こちらは無料で展示を見ることができます。内心とても惹かれましたが、水泳会場に急がなければと思い、今回は諦めました。展示場で、会場に行く方向が違っていたことを教わり、新木場駅に戻りました。

1_20251126155101 都立第五福竜丸展示館(次の機会に)

 歩いていくと、大きな建物が見えてきました。東京辰巳アイスアリーナでした。その奥に東京アクアティックスセンターが見えました。

2_20251126155101 東京辰巳アイスアリーナ

 辰巳の森海浜公園を通り過ぎて会場に到着しました。しかし、人が見当たりません。係員に聞くと「ただ今試合は行っていません。午後4時から入場し、5時から決勝が行われます」と言われ、人が少ないことに納得しました。

3_20251126155101 辰巳の森海浜公園        

4_20251126155101 東京アクアティックスセンター

 ロビー内は見られると言われ、せっかく会場に来たので中に入りました。

 水泳競技の可愛らしい看板が目に入りました。その側のテレビ台の下に「場内アナウンスをテキストで表示しています」との情報保障の紹介がありました。

5_20251126155101 看板              

6_20251126155101 情報保障の案内

 ここは東京オリンピック、パラリンピック2020の水泳会場として使用された場所です。そのためなのかどうかわかりませんが、東京2020のユニフォーム、リレートーチ、水着などが展示されている「東京2020大会 メモリアルギャラリー」がありました。

 

7_20251126155301 東京2020思い出の展示          

8_20251126155101 聖火リレートーチ

 東京2020の水泳競技で実際に使われた表彰台が展示されていました。

 

9_20251126155101 実際に使われた表彰台

 また、「金メダリスト大橋悠依選手にチャレンジ」というコーナーがありました。画面で大橋選手がクロールの泳ぎの動作をアドバイスしてくれます。早速、立ち位置にスタンバイしました。

10_20251126155601 大橋選手が画面に登場       

11_20251126155701 スタートラインに立ちます

 

 「こんにちは!東京2020個人メドレー金メダリストの大橋悠依です」と画面に現れました。クロールの泳ぎ方をアドバイスしてくれます。画面に従って練習した後、いよいよ大橋選手とクロールの勝負です。私も画面に従い練習をしてから大橋選手にクロールの勝負をしました。

さすが金メダリストです。見事に負けてしまいました。

画面の大橋選手から「お疲れ様でした。私が勝ちましたが、いい勝負でしたね」と慰めことばがかけられました。

12_20251126155601 練習の場面            

13_20251126155801  慰めの一言です

 最後にスタンプを押しました。スタンプを真ん中に押すのは大変でした。

 

14_20251126155601 スタンプ押印

 「東京2020大会 メモリアルギャラリー」のすぐ側に、東京2020マスコットキャラクターのミライトワとソメイティが飾られていました。

 また、5時の決勝に備えて会場内で説明を受けているスタッフやボランティアの皆さんと出会いました。この人たちの協力があって大会が成り立っているのだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

15_20251126155901 東京2020マスコットキャラクター    

16_20251126155901 スタッフとボランティア

 何とか会場内を見ることができないかと思っていたところ、トイレに行きたくなりました。その途中で偶然にも会場内が見えたので、思い切ってスマホで撮影しました。

 

17_20251126155901 メインプール              

18_20251126155601 応援席

 今は2時30分なのでとても午後4時まで待てないと思い、今回は水泳競技を見ることを諦め帰宅することにしました。

 残念でしたが観戦できなかったので水泳会場のリストバンドはもらえませんでした。

 

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

 

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2025年11月25日 (火)

◆11月21日「東京2025デフリンピック」テニス

 11月21日(金)、テニス会場のある有明テニスの森(江東区)に人生で初めて行きました。空は晴れ渡り陽に当たると暖かい日でしたので、野外で応援するのには絶好でした。

 有明コロシアム、ショートコート、野外コートなど試合会場は分かれていました。受付に聞いたところ、有明コロシアムでのテニスの試合に日本選手が出場すると聞いたので、行ってみました。

1_20251125171701有明コロシアム          

2_20251125171701ショートコート

3_20251125171701 有明コロシアム正面入口

 有明コロシアムは初めてでしたので、ワクワクしました。試合中はスタンドには入れないので、しばらく待ってスタンドに入りました。

 試合は、韓国とNDA(中立ろう者選手)の男子シングルでした。男子の力強いサーブを目の前で見て、もの凄いスピードだと実感しました。テレビでは感じられない臨場感を味わいました。結果はNDAの人が勝利しました。

 この試合で機敏に動くスタッフが目につきました。ネットに引っかかったボールを走って取る、サーブをする選手にボールを渡すなど細やかに動き回っていました。このスタッフがいなければスムーズに試合が運ばないのだと思いました。これもテレビでも映りますが現場を見ることでスタッフの大変さを実感できました。

 

4_20251125171701 ボールを選手に渡す         

5_20251125171701  男子シングルの結果

 この試合が終わって直ぐ、12時から女子シングルの試合でした。日本の菰方里菜(こもかたりな)選手と台湾のLIN選手の準々決勝が行われました。

ウオーミングアップを行い、試合本番です。

6_20251125171701 試合前              

7_20251125171701 菰方選手

 菰方選手は、非常に粘り強く試合に臨み、見事6-1、6-2で勝利し次に駒を進めました。

 凄いなあと感じたのはデュースが4~5回あったのですが、全て菰方選手がものにしセットカウントを奪ったことでした。それが勝利に結びついたのだと思いました。

 

8_20251125171701 試合後、互いの健闘をたたえ合う      

9_20251125171701 女子シングルの結果

 

 この会場にも2校の小学生が観戦に来ていました。いろいろな人がデフリンピックを観戦してくれることで少しでもきこえない・きこえにくい人のことに触れてもらえればと思いました。

 

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

 

 

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2025年11月21日 (金)

◆11月19日「東京2025デフリンピック」卓球

1119日「東京2025デフリンピック」卓球

 11月19日(水)、スクエアの国立オリンピック記念青少年総合センターから歩いて卓球会場である東京体育館に行きました。小田急線参宮橋駅に近い入口の門を入り、境内にある至誠館と宝物殿を抜けていきました。境内はとても広く気持ちが良く散歩やお弁当を食べている人たちで賑わっていました。途中、国立能楽堂を通り30分ばかり歩き東京体育館に到着しました。

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    参宮橋口の門             至誠館

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   代々木口の銀杏並木           国立能楽堂

 

 この東京体育館はデフリンピック開会式が行われた場所です。

 今回、ボディーチェックがなく、卓球会場のリストバンドをもらって中に入りました。受付の側には、開会式の炬火リレーのトーチ(光の球体)が飾られていました。

 また、渋谷区やろう重複者支援施設たましろの郷などの出展がありました。

5_20251121185201 光のトーチ

 

 女子ダブルス2回戦を応援しました。

 1番コートは、亀澤理穂選手・木村亜美選手のペア対コロンビアの試合で、4-0で勝利して準々決勝進出。

 8番コートは、山田瑞恵選手・山田萌心選手のペア対インドとの試合でした。こちらも4-0で勝利して準々決勝進出。

 どちらのペアもこの日の初戦でした。

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 1番コート ウォーミングアップ      8番コート 試合中

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     試合結果              しっかり応援

 

 13時過ぎから準々決勝が始まりました。

 7番コートは、亀澤理穂選手・木村亜美選手のペア対中国の試合でした。かなり追い込んだセットもありましたが12-14、8-11、8-11、6-11と0-4で敗戦。

10_20251121185201 亀澤選手と木村選手

 

 8番コートは、山田瑞恵選手・山田萌心選手のペア対韓国の試合でした。

11_20251121185201 瑞恵選手と萌心選手

 

 手に汗握る好ゲームとなり、応援も熱が入りました。私も日本に点が入ると思わず「よし!」と声を出して応援していました。

 2人は本当に頑張って、特に5ゲームはかなりの点が開いていたのにもかかわらず、徐々に自分たちのペースに持ち込んで10-10のジュースになり、ゲームポイントを勝ち取りました。それが勝敗の分かれ目になったと思いました。 この5セット目を韓国に取られるとゲームカウントが2-3となりかなり不利になる状況でした。ゲームカウント4-2の接戦を勝利して準決勝にコマを進めました。

 8-1111-4、8-1111-9、151311-6の4-2で勝利。

12_20251121185101 準々決勝結果

 

 準決勝の相手は、亀澤選手と木村選手のペアを破った中国チームです。本日の女子のダブルスの試合は終了し、メダルの獲得は持ち越されました。

 

 渋谷区オリジナル応援グッズを持って応援したり、手拍子を打ったりして日本選手を精一杯応援しました。

13_20251121185101 会場で手に入れたもの

 

 スポーツは自分が参加できなくても応援しているだけで感動するものだと改めて感じました。

 男子のダブルスは準々決勝に日本選手は残念ながら出場できませんでしたが、他の国の選手にもたくさんの応援が送られていました。

 

                   (文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

 

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◆11月19日「東京2025デフリンピック」デフリンピックスクエア

1119日 「東京2025デフリンピック」デフリンピックスクエア

 11月19日(水)、デフリンピックスクエアが開催されている国立オリンピック記念青少年総合センターに来ました。

 朝9時からのスタートに間に合うように電車を乗り継いで到着しました。ここは、14日(金)にPRカーの到着セレモニーを行った会場でもあります。

 早速、大会のエンブレム、PRカーと写真を撮りました。

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   大会エンブレム            PRカー

 

 スタンプラリーのカードを受付でもらいました。スタンプを5つ押し完成させると、ノベルティ(デフリンピックの認知度向上を目的に無料で配布する記念品の総称)のバッジがもらえることになっています。

3_20251121183601 受付(左)、バッジ配布(右)

 

 スタンプラリーは、①国際手話・日本手話言語で「伝えよう」、②デフスポーツに「挑戦」しよう、③デフリンピックについて「学」ぼう、④UC技術を「体験」しよう、⑤アスリートを「応援」しようの5か所でスタンプが押印でします。

 

 ③のデフリンピックについて「学」ぼうに行きました。会場は、大会運営エリアのセンター棟の3階でした。

 ユニホーム、マスコットと開会式に出場した白い妖精の服、応援漫画パネル、日本代表選手団紹介、メダル、日本代表選手応援メッセージボード、書道「飛翔」、竿灯、1965年の日聴紙とブラジル大会の紹介、全国キャラバン活動の記録が展示されていました。説明などは全通研東京支部や手話サークルの方々がしてくださいました。

ここで1個目のスタンプをゲットしました。

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    ユニホーム           マスコットと衣装

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    応援漫画パネル         日本代表選手団紹介

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     メダル            応援メッセージボード

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    書家 金澤翔子氏          竿灯

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    1965年 日聴紙       キャラバン活動の記録

 

 次に向かったのは②のデフスポーツに「挑戦」しようです。会場はセンター棟の中央広場東側です。陸上のリレーのバトンパスを体験しました。

 スタートの合図についてはスタートランプを使用することは知られるようになりましたが、バトンパスについてはまだまだ知られていないのが現状でしょうか。実は私もその一人。実際に説明を受けてバトンパスの体験をしました。パスの仕方は、バトンで次走者の肩を叩いて渡す、あるいはしっかり走者を見てタイミング良く走り出して受けとるそうです。これは、かなりの練習が必要だと思いました。

 2個目のスタンプをゲット。

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 ①国際手話・日本手話言語で「伝えよう」は、東京都聴覚障害者連盟が担当でした。会場はセンター棟中央広場南側でした。椅子に座って前のモニターに映し出される簡単な単語を日本手話で表します。その後、その単語の国際手話の手本を見ながら手を動かしました。

 東京都が作成した「はなそう!手のことば おもてなしの手話BOOK」に掲載されている単語、「わたし」、「あなた」、「寒い」、「暑い」、「食べる」などの国際手話を教えてもらいました。

 帰りにうちわとその冊子をもらいました。

 3個目のスタンプをゲット。

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   「伝えよう」コーナー         国際手話を学ぶ

 

 ④UC技術を「体験」しようは、さまざまな企業が出展していました。会場はカルチャー棟1階から2階でした。

 1階ではエキマトペをはじめ先端技術が紹介されていました。また、トヨタ・モビリティ基金「手話実況で届ける!スポーツのワクワク」で、ばったり会ったのが岡山放送のアナウンサーでした。スポーツの臨場感を手話でどう伝えるかをろう者といっしょに取り組んでいる方です。また、災害時のきこえない人に対する情報保障のことを一生懸命考えてくれる方でもあります。

 2階のカルチャーホールでは小学生が「デフリンピック 子供レポーター 大出動!(体験活動)」のスタートランプの体験をしていました。

 また、その奥のコーナーは、東京観光情報センターのだるまの折り紙やガイドブックの配布,AR撮影ゾーン、東京消防庁バーチャルの消火器体験がありました。

 この1階と2階では、4つの場所に置かれている缶バッジの部品を集めると自分の好きな競技種目のイラストを選んで創ることができます。私も参加して、「みる Miru Tech」の絵柄の缶バッジを創りました。

 4個目のスタンプをゲット。

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    入口               手話実況

 

19_20251121183601 20_20251121183501

   スタートランプ体験     左・観光 右・撮影 手前・消防庁

 

21_20251121183501 折り紙とオリジナル缶バッジ

 

 ⑤アスリートを「応援」しようの会場は同じ1階でしたが外に出てテントの前でした。

 みんなでろう者の指導の下、3つのサインエールを覚え、いっしょに手を動かしました。

 5個目のスタンプをゲット。

22_20251121183501 サインエール

 

 スタンプラリーのカードを持ってオリジナルバッジ配布窓口のテントに行きました。係の人から「ありがとう」の国際手話は?と言われ教えられたサンキューを表したところ、箱の中から1つだけ取るように指示がありました。「挑戦」と書かれた缶バッジをもらいました。

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 2時間半ほど、「見る」、「学ぶ」、「体験する」を通して楽しい時間を過ごしました。

 

               (文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

 

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2025年11月19日 (水)

◆11月16日「東京2025デフリンピック」 柔道

1116日「東京2025デフリンピック」 柔道

 11月16日(日)の午後、柔道会場である東京武道館に行きました。この日も天候に恵まれて長袖1枚でも過ごせる暖かさでした。

 綾瀬駅を降りて、デフリンピック関係のブースが立ち並ぶ広場を通りました。足立区ろう者協会のブースでは簡単な手話を教えていました。

 そこを通り過ぎ、東京武道館を目指しました。

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 会場に1230分に到着すると目の前は長蛇の列です。会場入口に向かう階段までびっしりと詰まっていました。

5_20251119173301 東京武道館

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      長蛇の列          会場前の壁に掲示

 

 なぜなのかと聞いたところ、「会場内が満員のため、席が空いた数だけ入場できるので、待ってもらっている」と説明を受けました。どれくらい待つのか分からないのですが折角、千葉県の柔道選手である吉良暁生さんを応援したいので待ちました。しかし、途中で「吉良選手は2回戦で敗退した」と全日本ろうあ連盟の小林理事から聞いて、あんなに頑張っていたのに、本人が一番残念だろうと思いました。

 デフリンピックの開催状況を見たいことと、また、日本選手を応援したいので、そのまま待つことにしました。そんな中、「ただ今会場内が満員の為、入場をお断りさせて頂く場合がございます」とのお知らせがありました。中に入れるかどうか分からないですが、とにかく待ちました。

 階段にもデフリンピックのラッピングがされていました。

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    お断りの案内              ラッピング

 

 荷物検査とボディーチェックを受け、リストバンドを着けて中に入りました。

 会場は休憩時間で、プロの太鼓集団である「和太鼓彩」が演奏していました。大きな太鼓などを使ってダイナミックな演奏を見せてくれました。

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     和太鼓彩の演奏         私の席から見た会場内

 

 そして、いよいよ3位決定戦・決勝戦が始まりました。

12_20251119173201 左奥の紺色は岸野選手

 

 最初は、女子の52㎏の3位決定戦。2つの畳の会場で試合が開始。私の席は畳1の目の前でしたが、畳2では岸野文音選手が登場しました。岸野選手は序盤に技ありを奪い、その直後に背負い投げで技ありを取り合わせて一本勝ちでした。僅か40秒の時間で取った3位の銅メダルです。私の席の近くには岸野選手の応援の人たちが大勢いて、大きなジャスチャーで応援をしていました。勝ったときは大はしゃぎでした。

 後で、岸野選手の銅メダルは、日本勢の中で初めてのメダル獲得だと知りました。

 また、男子73㎏の蒲生和麻選手も畳2での試合でした。日本勢の2つ目のメダル獲得になりました。

 

 私が応援したかった吉良選手の応援団である千葉県の館山や鴨川のろう者や手話サークルの人が私の席の直ぐ上に陣取っていました。

13_20251119173201 吉良選手の横断幕

 

 表彰式を見てから帰ろうと思っていましたので、式が始まるのを待っていました。待つこと50分、やっと式の準備ができて表彰式が始まりました。途中、観客席から「遅い。選手が待っているぞ」と声がかかりました。

 

 メダルを渡すのは国際ろう者スポーツ委員会の大杉豊副会長、副賞を渡すのは足立区の近藤弥生区長でした。メダルや副賞を準備したのはボランティアの2人でした。

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    会場での準備作業中      副賞とメダル(右から金・銀・銅)

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              メダル受賞(岸野選手)

 

 会場内の情報保障は、画面に映し出されます。左が国際手話、右が日本手話でした。

 会場に入る時に渡された入場証(リストバンド)は紙製でした。また、ユニバーサルコミュニケーション技術のチラシも手に入れました。

 この入場証(リストバンド)を10色(会場ごとに色が違う)集めると先着100名様に記念グッズがプレゼントされます。

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    大画面で情報保障           手に入れたチラシと入場証

 

 今日、デフリンピックの柔道を応援することができ、日本のデフリンピックでメダル獲得第1号と第2号を目の前で見ることができました。感無量です。

                      (文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

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◆11月15日「東京2025デフリンピック開会式」

◆11月15日「東京2025デフリンピック開会式」

 11月15日(土)、1630分から19時まで東京体育館で、東京2025デフリンピックの開会式に参加してきました。

 JR千駄ヶ谷駅を降りると目の前に東京体育館があり、駅前で朝日新聞の記念号外が配られていたのでもらいました。

 招待客と一般客の受付が分かれていて、入場する際には危険物などを調べるボディーチェックを受けました。

1_20251119170001 東京体育館

 受付を済まし、大会身分証の名札(アクレディテイション・カード:通称アクレ)を受け取ると、2階席に案内されました。私の席はEブロックで、すでに都道府県の聴覚障害者団体の代表者が座っていました。

 1階は選手団、2階は招待客、3階は抽選で選ばれた一般客と各報道機関となっていて、会場は満員でした。

 

 会場では、電光掲示板に英語と日本語が表示され、手話通訳は国際手話と日本手話の2人が大画面に映し出されていました。

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     満員の会場         国際手話(左)と日本手話(右)

 

 16時30分の開会時間の1分前からカウントダウンが画面に表示され、会場の雰囲気も一気に盛り上がりました。

4_20251119170001 カウントダウン

 司会は、川俣郁美さん(東京2025デフリンピック応援アンバサダー)と清水愛香さん(全日本ろうあ連盟理事)が務めました。川俣さんは国際手話、清水さんは日本手話で表現しました。

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オープニング

 白い衣装の一人が舞台中央に登場。光の花びらが舞い落ちてきました。

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2 選手団入場

 阿波踊りのだいこん連が先頭を切って入場。だいこん連は、東京都練馬区を拠点に聞こえない人と聞こえる人と一緒になって活動しています。

 各国選手団が両サイドで踊る阿波踊りの間を通り入場してきました。プラカーダーは、渋谷区立原宿外苑中学校と東京都立中央ろう学校生徒たちです。

 最初は第1回開催国のフランスです。その後はアルファベット順に81か国の選手が入場しました。最後の日本選手団は旗手を務める空手の小倉涼選手、太田陽介選手団長を先頭に入場しました。今回、日本は21競技全てに選手が参加し、総勢268人になります。

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      だいこん連           日本選手団

 

3 挨拶、開会宣言

 挨拶 1 全日本ろうあ連盟理事長 石橋大吾氏

    2 東京都知事 小池百合子氏

    3 内閣総理大臣 高市早苗氏

    4 秋篠宮皇嗣殿下

 開会宣言

    国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)会長 アダム・コーサ氏

 

※挨拶と開会宣言はブログの最後に掲載しました。

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              石橋大吾理事長

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            小池百合子東京都知事

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            高市早苗内閣総理大臣

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             秋篠宮皇嗣殿下

 

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     アダム・コーサ国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)会長

 

4 デフリンピック旗掲揚

 国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)の旗を持つのは、渋谷消防少年団、ろう者、難聴者、聴者の子どもたちです。

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       旗の入場          旗の引き継ぎ

 

5 光のリレー ~想いを光に託して~

 オリンピック、パラリンピックの聖火リレーにあたる炬火(きょか)リレーを行いました。9人の人が持つ球体が光ります。その中に鈴木リヲ子さんが参加していました。鈴木さんは日本が初めて参加した1965年のワシントン大会で日本初のメダルを獲得したレジェンドです。

 最終走者は卓球の亀澤理穂選手と競泳の茨隆太郎選手でした。光が一つになり日本で初めてのデフリンピックの光がともりました。

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      9人の光           一つの光になって

 

6 選手・競技役員宣誓

 選手宣誓は陸上の山田真樹選手とテコンドーの越野萌選手です。

 同時に競技役員の宣誓もありました。

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       選手宣誓             役員宣誓

 

7 国旗掲揚、国歌斉唱

 一青窈さんが国歌を歌い、日本ろう者劇団代表の江副悟史さんが手話で表現しました。

 ※この場面は、写真撮影禁止でした。

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      国旗入場           デフリンピックの旗と国旗

 

8 アーティスティックプログラム

 「100年の1日」をテーマにしたきこえない人、きこえにくい人、障害のある人たち130人のパフォーマーによるプログラムでした。

 演出は、きこえない大橋弘枝さんときこえる近藤良平さんの2人のプロデュースによるパフォーマンスが披露されました。2人もパフォーマーとして参加していました。

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19時に、全てのプログラムが終了しました。

33_20251119165901 会場で配布されたもの

 

 日本で初めてのデフリンピックの開会式に参加して、会場の熱気を肌で感じることができました。この機会を得られたことをとても嬉しく思いました。

 この会場の雰囲気をぜひ皆さんにお伝えしたいと思いました。

 

 余談ですが、帰りのJR線で鈴木リヲ子さんと偶然同じ電車に乗り合わせました。そのときはデフリンピックの袋を持っていたので、関係者なのだろうくらいにしか思っておらず、鈴木さんと気がつきませんでした。

 家に戻りNHKのEテレで生放送を見ていると、鈴木リヲ子さんが紹介されていました。そこで、やっと電車でいっしょだった人が鈴木さんだと分かったのです。レジェンドの鈴木さんに話しかけておけば良かったと残念に思いました。

 

                     (文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

 

挨拶と開会宣言

 

【石橋大吾理事長】

 最初に登壇した石橋理事長は国際手話で挨拶をしました。

 この大会は、日本で初めて開催される夏季デフリンピックです。1924年にパリで開催されてから100周年となる記念すべき大会をここ東京で開催することができた喜びを皆さまと分かち合いたいと思います。この開催に向けてICSD、日本政府、東京都、関係者の皆さま、誠にありがとうございます。デフリンピックは社会にきこえないことや手話言語の理解を広め、きこえない人の社会的地位の向上のため始まりました。私たちはデフリンピックの理念、スポーツを通した平等を引き継ぎ、東京2025デフリンピックを機に社会を変えたいと思います。日本の各地できこえないことや手話言語、デフスポーツ、コミュニケーションのバリアフリーについて取り組みました。国内では、障害者差別解消法、障害者情報アクセシビリティコミュニケーション施策推進法、手話施策推進法ができました。今、私たちを取り巻く社会は、大きく変わりつつあります。デフアスリートの皆さん、この大舞台にようこそ、心から歓迎します。世界の皆さま、日本の皆さま、今、世界中からデフアスリートがここ日本に集いました。デフアスリートたちが国際手話や身体・表情その全てで心を通わせ互いを認め、尊重し合いプレーするこの景色は共生社会の姿そのものです。これこそがデフスポーツの力であり、デフリンピックの意義が大きな光をはなっているのです。私たちは日本で初めとなるこのデフリンピックがデフアスリートの皆さま、そして応援する皆さまにとって心に深く刻まれ、後世に誇れる大会になるよう最後までこの舞台を全力で支えて参ります。

 

【小池百合子東京都知事】

 皆さま、ようこそ東京へいらっしゃいました。心から歓迎を申し上げます。デフリンピック100周年の歴史の残る大会を開催できますことを心から光栄に思います。4年前世界で初めての2度目のパラリンピックを開催し、共生社会の実現に向けて大きな一歩を歩み出しました。そして今回のデフリンピックを契機にいたしまして、東京は更に前に向かって参ります。コミュニケーションの壁を打ち破り、手話言語やデジタル技術を活用して誰とでもスムーズにコミュニケーションができる社会を実現して参ります。この大会の開催に向けまして、多くの関係者の皆さまと力を合わせて準備を進めて参りました。コーサ会長をはじめ国際ろう者スポーツ委員会、スポンサー、競技委員、スタッフ、ボランティア、すべての皆さまに感謝致します。ボランティアとしてきこえない人、きこえる人が手を取り合い大会運営を支えてくれています。次の時代を担う子どもたちといっしょに創って参りました。さまざまな違いを超える多様性が大会の原動力となっています。すべての人の想い、観客の皆さまの心からの応援を受けまして、アスリートの皆さまが躍動されることを心から期待しています。誰もが暮らしやすい真の共生社会に向けまして、そのムーブメントを東京から世界へ、この大会が世界をよりよい方向へと導く力になることを確信しています。これからの100年へと繋がる素晴らしい大会となるよう関係者の皆さまとともに最後まで関係者の皆さまと全力で支えて参ります。

 

【高市早苗内閣総理大臣】

 本日、開会式を迎えられましたこと、政府を代表しまして心よりお喜びを申し上げます。そしてここに世界各国から集まられた皆さまを日本国民と共に心から歓迎いたします。選手の皆さまは厳しい練習を重ねさまざまな困難を乗り越えてこの舞台に立たれました。お一人お一人のご努力と情熱、そして、不屈の精神に深い敬意を表します。この大会で存分に力を発揮し、日頃の成果を世界にお示しください。4年前に東京で開催されましたオリンピック、パラリンピックは感染症の影響のため多くの方々に会場で直接観覧いただくことができませんでした。しかし、私たちが目差した共生社会の理念は決して失われることはなく引き継がれております。本年10月にはパラリンピック競泳の金メダリストであり、全盲のアスリートである河合純一氏が政府のスポーツ庁長官に就任しました。障害を持つ全ての方々がスポーツに触れ親しめる環境整備を強力に進めて参ります。本年6月に手話に関する施策の推進に関する法律が成立・施行されました。国民の間に広く手話に関する理解と関心を深めるため、国連総会で決議され手話言語の国際デイと同じ9月23日を手話の日と定めました。また、手話の習得支援や学校、職場、地域において手話を円滑に使用することができる環境整備に取り組むこととしています。デフリンピックを契機として日本全国においてより多くの人が手話やさまざまなコミュニケーションの形に触れる機会になると信じております。障害の有無に関わらずお一人お一人が持てる力を存分に発揮し、自ら選んだ道で夢を叶えるそのような社会の実現に向けて日本はこれからも着実にその歩みを進めて参ります。政府としても誰もが活躍でき、その喜びを共に分かち合う、そうした共生社会の実現に向けて誠心誠意取り組んで参ります。大会の開催に当たりご尽力いただきました国際ろう者スポーツ委員会、全日本ろうあ連盟、開催都市である東京都を初めとして準備段階から献身的に努力を重ねてこられた全ての関係者の皆さまに深く感謝を申し上げます。選手の皆さまのご健闘を心から祈念いたすとともに、この大会が全て参加者にとって、そして世界中の人々にとって記憶に残る素晴らしいものとなることを願っております。

 

【秋篠宮皇嗣殿下】

 第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025が日本において初めてここ東京で開催され、国内外から参加された多くの選手やスタッフ、ボランティアなどの支え手、そして今日ここに集っておられる皆さまとともに出席できましたことを大変嬉しく思います。デフリンピックはデフアスリートの世界最高峰の大会であり、1924年に第1回がフランスのパリで開催されて以来、4年ごとに開催されています。そして、100年を超える歴史ある大会です。この度のデフリンピックの開催に向け、力を尽くしてこられた方々や長期間にわたる練習を積み重ねて出場を果たされた選手、そしてさまざまな形で選手を支えてこられた関係者に深く敬意を表します。本大会に参加される皆さまには日頃の練習の成果を存分に発揮され、素晴らしいパフォーマンスを披露してくださることを期待しております。それとともに世界の約80の国と地域から集われた方々と多くのボランティアや地元の方々がお互いに交流することによって、世界の人々との友情と親交が更に深まることを期待します。そして、この度のデフリンピックが多くの人々の心に残る大会になると共に、これを契機としてデフスポーツへの関心が今以上に高まることを願っております。本大会がきこえない、きこえにくい人ときこえる人が互いの違いを認め尊重し合い、そして誰もが個性を活かし、力を発揮できるインクルーシブ社会の実現に寄与することを祈念し、開会式に寄せる言葉といたします。

 

開会宣言

【アダム・コーサ国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)会長】

 スポーツは聴覚の有無に関わらずお互いを認め理解させ、すべての人々の平等を促すことができる分野です。デフリンピックはオリンピックについで世界で二番目に古いスポーツ大会です。1924年以来デフスポーツ界の最高峰の選手たちが24回も夏季デフスポーツに参加できたことを誇りに思います。スポーツは人々を繋ぎ、高めます。スポーツはアスリート間に差がないことを証明します。なぜならスポーツにおいて知識と結果、そして意志の力が重要だからです。2025年は、私たちにとってさまざまな意味で特別な年です。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)にとって記念すべき年です。ICSDは昨年、設立100周年を迎えました。当時CISSと知られていたICSDは1924年にウジェーヌ・ルーベンスーアルケー氏によってパリで設立されました。2024年にはトルコのエルズルムで冬季デフリンピックを開催し、過去最高の参加者数を記録しました。デフスポーツ界における最も重要な夏季スポーツイベントにおいて私たちは間違いなく記録を更新しています。夏季デフリンピックの登録選手数は、これまでにないほど多く、合計3,070名に達しました。そして日本の皆さま、東京の皆さま、限りないおもてなしに感謝いたします。皆さまのご信頼に感謝いたします。温かいおもてなしに感謝いたします。日本の皆さま、ありがとう。アスリートの皆さん、世界が皆さんに注目しています。私たちは聴覚に障害があり、さまざまな困難に直面していますが、同時に社会の一員でもあります。スポーツはそのことを示す最良な手段の一つです。純粋なスポーツ精神とフェアプレーの精神の下、私たちはそれを証明することができます。皆さんを信頼しています。皆さんの力を発揮してください。あとは、第25回夏季デフリンピックの開会を宣言するだけです。ここに第25回夏季デフリンピックを開会します。デフスポーツ、万歳。

 

プログラム

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2025年11月18日 (火)

◆11月14日「東京2025大会PRカー到着セレモニー!」

《東京2025デフリンピック全国キャラバン活動》

 

 11月14日(金)、16時から17時まで国立オリンピック記念青少年総合センターのセンター棟前の広場で「東京2025大会PRカー到着セレモニー」が開催されました。

 広場に続く階段にはのぼりが並び、来場者を特設会場へ誘導します。

 秋晴れで寒くなく、とても気持ちの良い中で、大勢の人に囲まれて行われました。

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 全日本ろうあ連盟の小林泉理事が司会を務め、嶋本恭規理事が国際手話で通訳されました。

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左)小林理事    右)嶋本理事

 

 今年の6月に岩手県盛岡市で開催した全国ろうあ者大会を皮切りに、北は岩手から、南は大分から出発した2台のPRカーが全国47都道府県を巡って「東京2025デフリンピック」の気運醸成を図ってきました。

 明日の開幕に合わせ東京に到着したPRカーを祝うセレモニーでした。

 セレモニーの最初は秋田竿灯まつりです。毎年8月に行われる大きなイベントです。

 3基の竿灯が中央に運ばれ5つの技(流し、平手、額、肩、腰)の披露がありました。提灯には「デフリンピック」と書かれていました。

 ビックリしたのが竿を5本追加していく継竹(竿燈を高くしていくもの)でした。高くなった竿や大きく湾曲した竿燈をバランスを保ちながら操っているのは見事でした。

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いよいよPRカーが東京都聴覚障害者連盟の皆さんを先頭にして入場しました。

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東京都聴覚障害者連盟の粟野達人会長から「全国キャラバンの最後のアンカーを務めました。6月から出発し全国を巡回し、風にも負けず、雨にも負けず、夏の暑さにも負けず、全国を巡ってきました。お陰様で今日、無事にゴールを迎えられました。

 東京の府中市で2台のPRカーがランデブーをしました。この2台が全国で「東京2025デフリンピック」をPRし、皆さんに知っていただくことができました。

 これも全国の仲間があってこそだと思います。これからも共に力を合わせて頑張りましょう」とあいさつがありました。

 

7_20251118101401 粟野会長

 石橋大吾理事長から「今年の6月に全国ろうあ者大会が開催されたのは岩手県です。岩手県を出発しA車が6月14日に北を巡り、B車が6月19日に南を巡りました。粟野会長と同じく風にも負けず、雨にも負けず、夏の暑さにも負けず、バトンを引き継いでくれて東京に到着できたこと、本当に嬉しく思っています。全国の仲間の皆さんに改めて感謝申し上げます。PRカーの目的はデフスポーツまた、デフリンピックに対する認知度を高めることです。明日から開催されます東京2025デフリンピックを皆さんに注目していただくこと、きこえないということはどういくことか、そして手話言語を知っていただくいいチャンスと思います」とあいさつがありました。

8_20251118101301 石橋理事長

 次に、たつのおとしご連の阿波踊りです。

 たつのおとしご連は国際障害者年の1981年に杉並区聴覚障害者協会が中心となり手話サークル「杉の会」の協力を得て結成された団体です。今年で42年目を迎えます。高円寺阿波踊り大会には毎回参加しています。東京都知事賞、杉並区長賞など数々の賞を受賞されています。

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 登場した4人の子どもは「どんぐりころころ」を手話付きで紹介してくれました。踊りの最後には会場にいた参加者といっしょに阿波踊りを踊りました。

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 東京2025デフリンピック公式マスコットの「ゆりーと」がお祝いに駆けつけてくれました。

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 記念撮影でセレモニーが無事終了しました。

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 いよいよ明日、東京体育館で東京2025デフリンピックの開会式が開催されます。これまで各地でさまざまな取り組みをして気運醸成を図ってきました。大会は12日間です。この期間を通じて少しでもきこえない人たちの問題が理解され、解決に向かうことを切に願って止みません。

 一人でも多くの人が観戦くださって大会を盛り上げてほしいと思います。

 

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

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2025年11月12日 (水)

◆第2部 「東京2025デフリンピック日本選手団」壮行会

 11月7日「手話を広める知事の会総会」閉会後、1430分から1615分まで同じ会場で東京2025デフリンピック日本選手団壮行会が開催されました。

 

 司会は、日本選手団総務の豊島晴美さんが務めました。

1_20251112132801 司会の豊島さん

 

1 主催者あいさつ

  一般財団法人全日本ろうあ連盟 理事長 石橋大吾氏

17_20251112132801石橋理事長

 石橋理事長から、「選手286人、役員127人、合わせて過去最大規模の395人が参加します。キャラバンカーが47都道府県全て回り、各地でイベントを開催したり、学校に出向いたりしました。キャラバンカーが広報活動を行い気運醸成ができました。メダルを取って終わりではなく、真の共生社会の実現とは何か、レガシーとして何を残せるのかが重要です」とあいさつがありました。

 

2 来賓あいさつ

 (1)スポーツ庁長官 河合純一氏

 (2)2025デフリンピック東京大会推進議員連盟 会長 遠藤利明氏

 (3)東京都スポーツ推進本部長 渡邉知秀氏

 (4)手話を広める知事の会 副会長 黒岩祐治氏(神奈川県知事)

    代理 首藤健治氏(神奈川県副知事)

 (5)全国手話言語市区長会 副会長 高野律雄氏(府中市長)

 

 河合長官からは、

 「知事の会がこの大会の招致活動からこれまで、全国的な広がりに努めて頂いたことに感謝申し上げます。スポーツ庁としては、デフアスリートの競技力向上強化はもちろんのこと、認知度向上や気運醸成に力を注いできました。開催まで一週間に迫ってきましたが全力でこの支援を継続していきます。選手団の皆さんには日々の練習の成果を存分に発揮して、多くの国民の皆さんに勇気と希望を届けていただきたい。

 6月に手話施策推進法が施行されました。聴覚に障害のある人が暮らしやすい状況を作り出していくためにも、この大会が大きなきっかけになります。誰もが自分らしく生きられる共生社会の実現のために皆さんと共に力を注いでいきたいと考えています」とあいさつがありました。

 

18_20251112132801河合長官

 

 遠藤会長からは、

 「4年前に東京でデフリンピックを開催したいと聞きました。こんな短期間に開催できるのか心配していました。しかしながら東京都の努力はもちろんのこと、手話を広める知事の会、全国手話言語市区長会、議員の皆さんの支えがあって今日に至ったのかと思います。デフリンピックは単なるスポーツの祭典ではありません。個性を持ちながらも互いに理解し合い共に競い合う共生社会の象徴の大会だと思っています。

 昨日、議員連盟の総会を開いてこの大会を全力で支えようと決意を示させていただきました。選手の皆さんのひたむきな姿、仲間を信じる姿、最後まで諦めない心、その全てを示して多くの国民に勇気と感動を与えてくれるものと信じています。素晴らしい大会になるように期待しています」とあいさつがありました。

 

19_20251112132801遠藤会長

20_20251112132801渡邉本部長     

21_20251112132801首藤副知事

22_20251112132801高野府中市長

3 議員あいさつ

 (1)参議院議員 立憲民主党 横沢高徳氏

 (2)参議院議員 自由民主党 滝波宏文氏

 (3)衆議院議員 立憲民主党 早稲田ゆき氏

 (4)参議院議員 自由民主党 今井絵理子氏

 (5)参議院議員 日本維新の会 青島健太氏

 (6)衆議院議員 立憲民主党 泉健太氏

 (7)衆議院議員 立憲民主党 小宮山泰子氏

 (8)衆議院議員 自由民主党 牧島かれん氏

 (9)参議院議員 日本共産党 吉良よし子氏

 (10)衆議院議員 立憲民主党 伊藤俊輔氏

 

 時間短縮に議員の皆さんが協力してくださり、それぞれが一生懸命覚えたサインエールであいさつを締めてくれました。

 

 

4 報告 東京2025デフリンピック進捗状況報告

     全国キャラバン活動の説明

       全日本ろうあ連盟 副理事長 河原雅浩氏

 

23_20251112133101河原副理事長

 「キャラバンカーは2つのルートを回っていよいよ東京に入ります。14日には最終目的地に到着する予定です。その後は、国立オリンピック記念青少年総合センターと福島県にて展示されることになっています」と紹介がありました。

 

5 紙芝居 渋谷画劇団

 

 お二人が元気いっぱいの声で紙芝居を演じてくれました。最後には、「エイエイオー!」と元気よく皆さんといっしょにエールを送りました。

 

24_20251112133201渋谷画劇団 

 

25_20251112133101「エイエイオー!」

 

6 東京2025デフリンピック日本選手団 団長あいさつ 太田陽介氏

 パリのオリンピック・パラリンピックと同じ公式ウエアの紹介がありました。

32_20251112133501 太田団長

 

7 団旗授与式

 石橋理事長から選手代表のお二人に団旗が手渡されました。

26_20251112133101(しっかりと受け取られました)

 

8 日本選手団 選手代表 決意表明

 (1)柔道男子 蒲生和麻選手

 (2)空手女子 小倉涼選手

27_20251112133101 蒲生選手

 蒲生選手より、

 「勝利だけでなく見ている人の心に届く試合をします。そして、日本代表として誇りを持って闘います。応援してくださる皆さまの声援を力に変えて挑戦していきます。私たちの闘いを見守ってください」と決意表明がありました。

 

28_20251112133101小倉選手

 小倉選手より、

 「これまで支えてくださった周りの方々へ、結果でお返しできるよう尽くしていきます。また、私たちの挑戦が障害の有無に関わらず誰もが生きやすい共生社会の実現に繋がることを願っています。さまざまな思いを胸に堂々と自分たちらしい闘いをしてきます」と決意表明がありました。

 

 

9 記念撮影

29_20251112133101「デフリンピック」

 

30_20251112134301「オールジャパン」

 横断幕を持っているのは、左側は全通研の間舩理事、右側は士協会の渡部事務局長です。

 

10 サインエール 日本選手団 副団長 粟野達人氏

 3つのサインエールを会場の皆さんといっしょにやりました。

31_20251112134401 粟野副団長

11 閉会

 司会者からあいさつがあり無事に終了しました。

 いよいよ1115日から東京2025デフリンピックが開催されます。デフリンピック開始から100年目に当たる年に東京で初めて開催されます。

 12日間の期間中、どこの会場もたくさんの人で埋め尽くされることが望まれます。日本選手をはじめ多くの世界の選手にサインエールを送ることは大事だと感じました。

 

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

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◆第1部 令和7年度「手話を広める知事の会」総会

◆11月7日「手話を広める知事の会」総会

 秋晴れの202511月7日(金)の13時から、憲政会館代替施設会議室にて「手話を広める知事の会」総会が約100人の参加の下に開催されました。

 会場は国会議事堂のすぐ側です。現在、憲政会館は建て替え中なので、代替施設にて行われました。

 全通研から、私と手話言語法制定運動本部委員の宮澤副会長と間舩理事の3人が参加しました。

1_20251112131001国会議事堂

2_20251112131101 憲政会館(代替施設)

 開会の前に、恒例の記念撮影をしました。

3_20251112131001記念撮影   

4_20251112131001会場内の様子

 

◆第1部 令和7年度「手話を広める知事の会」総会

 13時から総会が始まりました。

 司会は、鳥取県の遠藤さんが担当しました。

 

1 会長あいさつ 平井伸治 氏(鳥取県知事)

2 副会長あいさつ 首藤健治 氏(神奈川県副知事)

 

5_20251112131001平井会長 

6_20251112131101首藤副会長

 

3 来賓あいさつ

 (1)障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟 幹事長補佐 参議院議員 滝波宏文氏

 (2)参議院副議長 福山哲郎氏

 (3)一般財団法人全日本ろうあ連盟 理事長 石橋大吾氏

 (4)全国手話言語市区長会副会長(府中市長) 高野律雄氏

 (5)神奈川県議会手話言語普及推進議員連盟 幹事長 敷田博昭氏

 

8_20251112131601滝波議員

9_20251112131601 福山参議院副議長

 

10_20251112131601 石橋理事長 

11_20251112131601 高野副会長

 

12_20251112131601 敷田幹事長

 

4 総会議事

 (1)令和6年度事業報告

 (2)令和7年度事業計画(案)

 (3)役員体制(案)

 (4)手話を広める知事の会会則 改正(案)

 

 議長は平井会長が務めました。

 議事について、鳥取県の事務局の前田さんが一括で説明しました。

 質問はなく、すべての議事が採択されました。

 

13_20251112131601 議長 平井伸治会長

 

(3)の役員体制は会長の平井知事はじめ昨年度とほぼ同じ方が継続されました。副会長の近畿ブロックだけが交代をしました。

(4)の手話を広める知事の会会則の改正案は、手話に関する施策の推進に関する法律が制定されたことに伴う文言修正でした。

 

5 講義

 演題 「手話に関する施策の推進に関する法律について」

 講師 障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟

    事務局長 参議院議員 今井絵理子氏

14_20251112131901 今井事務局長

 

 この法律が成立するまでの流れについての説明がありました。

 先天性難聴の子どもをもつ今井議員ご自身の子育てをしている中で感じた「共通の課題の解決につながる法律にしたい」というエピソードがとても心に残りました。

 

6 報告

 内 容 「手話リンクについて」

 報告者 一般財団法人日本財団電話リレーサービス

     専務理事 石井靖乃氏

 

15_20251112131601 石井専務理事    

 電話リレーサービスをより進化させた「手話リンク」についての説明でした。

 手話リンクは、法人の電話対応業務における聴覚障害者からの問合せ等で利用される手話通訳による電話リレーサービスで、神奈川県では駐在所に警官が不在の時にこの手話リンクを使うことで不便さが解消されるとの事例も紹介されました。

 

7 閉会

 1415分に、全ての内容が終わりました。

 

(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

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