サマーフォーラムinきょうと(1日目:8月8日)
第58回全国手話通訳問題研究集会~サマーフォーラムinきょうと~平和と人権はいのち 仲間と共に京都から~
「1,333名が手話の聖地京都に」
8月8日~10日に「第58回全国手話通訳問題研究集会~サマーフォーラムinきょうと~」を京都府京都市の「京都テルサ」にて開催されました。研究・活動推進部長の伊藤より、集会の3日間の様子をお伝えします。今回は、3日間通して会場が京都駅から徒歩圏内の「京都テルサ」で大変便利でした。
例年、台風等で開催が危ぶまれることもありますが、今年は特に混乱もなく無事に開催することができました。ただ、集会閉会後に大雨で新幹線が運休し、九州・四国・中国地方等の参加者の中で、延泊や駅近辺での宿泊を余儀なくされた方もいらっしゃいました。
【オープニング(京都聖母学院中学校・高等学校ダンス部)】
すばらしいダンスで若い皆様の躍動感に圧倒されました。厳しい練習を積まれた成果と感じました。
【開会式】
開会にあたり、「サマーフォーラムinきょうと」の𠮷田航実行委員長から歓迎の挨拶があり、次に主催者より、全日本ろうあ連盟 石橋大吾理事長と、全国手話通訳問題研究会 渡辺正夫会長が挨拶しました。
京都府 西脇隆俊知事(代理:古川博規副知事)、京都市 松井孝治市長(代理:吉田良比呂副市長)をはじめ、来賓の方々から挨拶がありました。
次に、特別報告として、全日本ろうあ連盟の吉野幸代理事から「優生保護法問題の全面解決に向けて」についての説明と、同じく全日本ろうあ連盟の河原雅浩副理事長から「手話施策推進法」について、説明がありました。
最後に、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室 吉元信治室長補佐による特別講演「意思疎通支援事業の現状と最新情報について(若年層の手話通訳者養成事業を含む)」が行われました。
【記念講演】
「マンガと偏見の複雑な関係~本当に「マンガはわかりやすい」のか~」をテーマに、京都精華大学マンガ学部教授 吉村和真氏より、記念講演がありました。
「ステレオタイプ(固定観念)や偏見は感情、差別は行為と、分けると理解しやすい。マンガにはさまざまな文法やルールがあり、簡単に読めてしまう習慣や環境が問題でもあり、知らない間に身についていく」などの話がありました。講演を聞いて、京都国際マンガミュージアムに行こうと思った人はたくさんいるのではと思いました。
聴覚障害とマンガにこれほどの深い関係があるのかと感じました。聴覚障害に対する認識や理解を社会に広めることがマンガでできることが分かったので、今後、マンガを読むときの見方が変わるように思いました。
【交流会】 ホテルグランヴィア京都
その夜、行われた「交流会」です。
243名と多くの参加者があり、クイズなどで大いに盛り上がった交流できました。また、ホテルグランヴィア京都は初めてでしたが、料理がとてもおいしかったです。
渡辺会長からの閉会の挨拶では「ホテルスタッフが手話を使い、コミュニケーションを図ろうとがんばっている様子が伺え、手話施策推進法の影響では」と、法制定によって社会の変化が垣間見えた瞬間だと喜びの言葉がありました。
(写真・文/全通研研究・活動推進部長 伊藤利明)
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吉野幸代理事 



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