サマーフォーラムinきょうと(2・3日目:8月9-10日)
第58回全国手話通訳問題研究集会~サマーフォーラムinきょうと~平和と人権はいのち 仲間と共に京都から~
【講座・分科会】
2日目(8月9日)と3日目(8月10日)は、「講座」と「分科会」が行われました。
「こども企画」は8月8日~10日の3日間です。
また、2日目の夜は、「実態調査相談会」「労働関係者の集い」「N-Actionのつどい」が行われました。
講座はA~Dの4つに分かれています。A講座は、京都府を北部コースと南部コースに分かれて、手話関連施設をめぐる「体験学習」でした。
B講座は入門で、全日本ろうあ連盟、全国手話通訳問題研究会の歴史や「京都の自治体手話通訳者の仕事から学ぶ」などの内容でした。
C講座は人権・福祉として、「障がい者と女性の2つの差別と闘って」「旧優生保護法の実態」などについて学びました。
D講座は地域づくりで、「地域課題と住民活動」「自然災害から暮らしを守るために」なども学びました。
講座と並行して行われた6つの「分科会」では、今年度は33本のレポートと昨年度の10本に比べ多くのレポートの提出があり、熱い討議が行われました。私(伊藤)が司会をした第3分科会「手話通訳制度・しくみづくり」は、5本のレポートがありました。「地域生活支援事業の改革を国に働きかけるという提言の確認と認識の共有、運動の必要性」「地域間格差解消や資料の行政交渉への活用」「若年層の手話通訳者養成モデル事業が今後は地域生活支援促進事業としての展開の可能性ということだが、実現した場合はどのような影響があるか。また想定される課題など」「地域での相談支援と就労支援の統合に対して何が必要か」「企業が手話通訳を依頼するように働きかけるには何が必要か」「きこえない社員の働きやすさや働きがい」を柱に議論が活発に繰り広げられました。分科会でレポート発表した人は、「地元の実践をレポート発表できた」「来年もレポート発表したい」と語っていました。
また、今集会のテーマに「平和と人権はいのち」を掲げており、集会2日目の8月9日は、長崎原爆祈りの日で11時2分、各会場で黙とうが行われました。
【閉会式】
最終日(8月10日)の「閉会式」で、最初に参加者の注目を集めたのが「こども企画」に参加した可愛いこどもたちからのコメントでした。一人ひとりが、2泊3日の楽しかった体験を手話で発表してくれました。
主催の2団体の全日本ろうあ連盟の河原雅浩副理事長と全国手話通訳問題研究会の渡辺正夫会長から、きょうと集会の総括がありました。「この集合はひとえに京都実行委員会の団結で開催できた。素晴らしい集会になった」と、開催地である京都の頑張りを称える挨拶でした。
全日本ろうあ連盟小林泉理事からデフリンピックのキャラバン活動の進捗状況、全通研横溝和恵理事・岩谷誠司理事から機関誌『全国手話通訳問題研究』のPRがありました。
京都実行委員会の𠮷田実行委員長からは、「2年間いろいろなことがあって大変だったが、無事に集会をやり遂げることができた」と挨拶がありました。
来年度開催の静岡への引継ぎを行いました。皆で、来年は必ず静岡で再会することを誓いました。
なお、聴覚障害者災害救援本部の募金活動が行われ、30万円近くのご厚志が集まったことが報告されました。
今回の「サマーフォーラムinきょうと」は、京都の実行委員会の団結で、成功裏に集会を終えることができました。最後に、集会テーマの「平和と人権はいのち 仲間と共に京都から~」を見事に実現した京都の実行委員会の皆さんと、関係の方々に改めて深く感謝したいと思います。
京都の皆様お疲れ様でした。
静岡の皆様よろしくお願いします。
今年は、地元京都を始め多くのレポートを提出していただき、議論を深めることができました。近年の集会最終日の分科会は、参加者が減ることが多いのですが、今年は、ほぼ全員参加されました。以前の冬の討論集会を思い起こすような議論になりました。是非、来年以降も引き続きレポートを提出し、議論を深めていただければと思います。
ありがとうございました。
<番外編>
京都は、会議などでよく来る場所ですが、今回は会場が京都テルサだったので、ホテルからはほぼ徒歩圏内でした。
大雨の影響で、最終日にはまさかのJRが運休となり、いつ何が起こるか分からない、そんな体験も含め、とても思い出深い夏集会になりました。
翌日が祝日だったので、私は以前から10日の宿を予約しており、難を免れまれました。午後から、雨の中、歩いて伏見稲荷大社に行ってきました。外国人が多いのは聞いてはいましたが、こんなにかとびっくりしました。名物がいなりずしということは知っていましたが、すずめの焼き鳥は知りませんでした。
翌日、山陽新幹線はまだダイヤが乱れていたので、ディズニー新幹線に出会いました。
皆様お世話になりました。
(写真・文/全通研研究・活動推進部長 伊藤利明)
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