2025年度代議員会
2025年度代議員会
5月23、24日に、こうべ市民福祉交流センターにおいて、代議員会が行われました。
雨の中全国から会場に119名が集まりました。
肌寒い外とは対照的に熱い議論が交わされた2日間でした。
13時30分、代議員会は渡辺会長の挨拶から始まりました。
次に、昨年行われた全通研50周年記念事業について、記念グッズや式典等の映像と共に報告がありました。
続いて第2号議案(2024年度会計決算)の報告とブロック別会議討議の報告がありました。
後半は、課題別グループ討議が行われました。10人程度のグループに分かれ、「全通研ビジョンについて2030(案)」をテーマに話し合いました。聴覚障害者の暮らしや手話に関わる私たちが感じている疑問や課題を出し合い、他地域で参考になる取り組みが紹介されるなど、話し合うことで課題や好事例も見つかり、よい機会になりました。
次に議案書討議について、総論の説明が近藤副会長からありました。
今年度は、発言用紙に対する一問一答方式での回答は行わず、理事から要点をまとめて説明したうえで質問に答えていく方法で行うと説明がありました。
一日目の討議終了後、橋本副会長の追悼セレモニーを行いました。
全通研に多大なるご尽力をされた橋本博行氏(副会長兼財務管理部長)の写真を前に渡辺会長がメッセージを読み上げ、伊藤副会長が感謝状を送りました。在りし日のお姿(写真)を見ながら、みんなで偲びました。お花や感謝状は、渡辺会長が代議員会終了後にご自宅へ届けられました。
2日目は朝9時から会場に集まり、代議員の意気込みが伝わってきました。伊藤副会長から定款改正の説明があり、それに対しての意見や質問がありました。また、代議員から理事に対しての温かい言葉もあり、励まされました。
2025年度会計予算(案)については、「雇用された手話通訳者の労働と健康に関する実態調査」を国からの委託事業で実施する予定で、障害者総合福祉推進事業(厚生労働省)を申請していましたが、不採択になったとの報告があり、2次募集への応募を検討しているということでした。
それぞれの部局から説明があり、代議員は、質問や意見を出し合い、みんなで全通研を考える代議員会になったことが一番の成果だと思います。
討議終了後に宮澤副会長が2日間のまとめを行いました。
議案の採決では、すべての議案が承認されました。第7号議案では、鹿児島集会担当理事の中村英昭さんが退任、後任として静岡集会担当理事の佐々木貴子さんが承認されました。
特別決議として、「全ての戦争の即時停戦を求めます」が提案され、賛成多数で承認されました。
今回、代議員の方々にたくさんの励まし、応援メッセージをいただきました。同じ、全通研の会員として、手を取り合って高め合える全通研にしたいと思いました。
文: 小黒千秋理事/写真:佐藤俊通理事
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