第73回全国ろうあ者大会inいわて
「第73回全国ろうあ者大会inいわて」に参加しました。
2025年6月14日(土)、第73回全国ろうあ者大会の前夜祭と式典に参加するため、盛岡に行きました。
盛岡駅は大きな滝のモニュメントがある想像より大きな駅でした。
盛岡駅
前夜祭の前に、会場である「いわて県民情報交流センター(アイーナ)」と盛岡市民文化ホール(マリオス)に行きました。
盛岡駅から会場に行く通路の両側には「歓迎 第73回全国ろうあ者大会inいわて」と書かれている看板が下がっていました。
看板
会場前には、立て看板が立てられています。 アイーナ
立て看板
アイーナ4階で「東京2025デフリンピック」の紹介コーナーがあったので、見て回りました。メダルも展示されていました。
デフリンピック紹介会場
メダル展示
前夜祭は18時30分からです。ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング4階のメトロポリタンホールで260人ほどが参加して開催されました。
司会は、青年部の関口秀伸さんと千葉妃菜さんが務めてくれました。昆野海翔(こんのかいと)実行委員の開会の言葉ではじまりました。
歓迎の言葉を千葉孝実行委員長から、そして全日本ろうあ連盟石橋大吾理事長の主催者あいさつ、来賓あいさつでは私(全通研)から「大会開催おめでとうございます。明日、キャラバンカー巡回スタートのセレモニーがあるので期待しています」とあいさつしました。
千葉実行委員長
石橋理事長
国立大学法人筑波技術大学の石原保志学長の発声で乾杯しました。
石原学長
その後、青年部によるテーブル対抗「岩手をもっと知りたい!ご当地クイズ大会」が行われました。10問中9問当てた2つのグループが優勝と準優勝でした。
会場内
また、締めの挨拶で社会福祉法人全国手話研修センターの黒﨑信幸理事長から「多くの仲間と一緒に楽しい時間を過ごせた」と感謝の言葉がありました。
黒﨑理事長
15日(日)の式典は盛岡タカヤアリーナで開催されました。会場の前にはキャラバンカーが展示されていました。
会場
キャラバンカー
いよいよ式典が始まりました。会場内は約2,600人で埋め尽くされていました。
司会は、全日本ろうあ連盟の櫻井貴浩理事が務めました。
開会のことばを深川誠子理事、歓迎のあいさつとして大会実行委員会千葉孝委員長、大会会長のあいさつとして石橋大吾理事長からありました。
そして、歓迎のことばとして達増拓也(たっそ たくや)岩手県知事、盛岡市内舘茂市長代理の小原(おばら)由香副市長から簡単な手話を交えてのあいさつがありました。
続いて表彰状・感謝状贈呈です。まず厚生文化賞の受賞者として高田英一様、安藤豊喜様、松本晶行様の3人の代理者に表彰状などが石橋理事長から手渡されました。厚生文化賞感謝状を齋藤千英様に手渡しされました。
全通研福島支部で活躍されている齋藤さんが表彰されたことを本当に嬉しく思います。
齋藤氏(写真提供 新船理事)
次に前回のろうあ者大会主催主管の一般社団法人和歌山県聴覚障害者協会、ろうあ者体育大会開催主管の一般社団法人群馬県聴覚障害者連盟にそれぞれ感謝状が渡されました。
活動に優れた団体表彰として、渋川市聴覚障害者福祉協会が表彰されました。
また、主管団体表彰として樋下光夫様代理の奥様と髙橋幸子様にそれぞれ渡されました。
被表彰者謝辞を高田英一様の代理として、石野富志三郎前理事長からあいさつがありました。
その次に、謝辞として厚生労働大臣福岡資麿(たかまろ)様の代理として障害保健福祉部企画課 自立支援振興室の前田忠秋室長と、文部科学大臣あべ俊子様の代理として初等中等教育局特別支援教育課の村上学調査官からあいさつがありました。
来賓紹介になり、全通研会長として私が紹介され「おめでとうございます」と手話で祝いました。
来賓紹介(写真提供 新船理事)
祝電披露として、全国手話市区長会の野田義和会長の電報が紹介されました。
これで式典は終了し、来賓が退席しました。
その後、舞台で「わんこそば大会」行われました。サマーフォーラムinきょうと実行委員の3人組が見事優勝しました。8月に行われるサマーフォーラムがより楽しみになりました。
わんこそば大会
デフリンピックキャラバンカー巡回スタートのセレモニーがありました。出発を記念してテープカットが行われました。
テープカット
最後に引継式が行われました。岩手県から富山県に連盟旗が手渡されました。
引継式
2,600人の参加の下、盛岡での第73回全国ろうあ者大会が盛会のうちに終了となりました。来年の富山でまた会いましょう。
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
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