渡辺会長~石川県の旅だより~
渡辺会長~石川県の旅だより~
能登半島地震発生後、はじめて能登町に行きました。1月の中旬まで北陸地方に大雪の予報が出ていました。私は千葉っ子で雪の経験はなく、寒さに弱い人間です。そのため、手袋、マフラーを用意し、厚着をして出かけました。
しかし、1月23日からの3日間、手袋やマフラーは要らないくらい良い天気に恵まれました。
23日は七尾市駅近くのビルの3階で、石川県支部の会費免除の会員さんと交流会をしました。会場に入る前に靴がパカパカしはじめました。雪対策としてスノーブーツを履いてきたのですが、しばらくぶりだったので大丈夫かなと心配をしていたところでした。案の定、靴底が半分ほどはがれてしまいました。懇談会の後に1階に量販店があったので応急措置として靴用接着剤を買い求め、すぐに塗りました。何とかくっついてくれて、安心しました。
24日は、やなぎだハウスを訪問したあと、昼食に行きました。ご当地ラーメンで有名な「8番らーめん」のお店に入り、私は中華麺を食べました。有名なだけあってとても美味しかったです。
25日は大好きな散歩に出かけました。
金沢は3回ほど来たことがありますが、久しぶりなこともあり、有名どころを歩きました。
最初は近江市場です。たくさんの観光客がいて新鮮な魚などを買い求めていました。私はただ見て回っただけですが、市場の雰囲気を感じることができました。
その後、金沢城公園の玉泉院丸庭園に行きました。手入れが行き届いていてとても清々しさを感じました。今回は金沢城まではいきませんでした。
次に真弓坂口から兼六園に入りました。65歳以上は入園料が無料でした。最近、歳を取って得することを感じるのはこの入園料が無料となることです。
唐崎松の雪吊り、明治紀念之標、琴柱(ことじ)に似ている灯籠、七福神山などを見て回りました。
【唐崎松】 【明治紀念之標】
【灯籠】 【七福神山】
コロナ禍で2020年夏の石川集会が中止になりましたが、その時だったと思います。門倉さんに「21世紀美術館はぜひ見てほしい」と言われたことを思い出して、美術館に行きました。1階建ての建物でした。特別展として「すべてのものとダンスを踊って 共感のエコロジー」が展示されていました。
私が一番気になったのは、金沢市内の大きなケヤキの木に取り付けたセンサーが生体信号をリアルタイムに感知して光の変化として表現されていたものです。
【21世紀美術館】 【光の変化】
その後、鈴木大拙館(すずきだいせつかん)に行きたかったのですが、時間が無くなってしまい残念でしたが金沢駅に戻ることにしました。次回の楽しみにとっておくことにします。
この鈴木大拙は金沢が生んだ仏教哲学者で、鈴木大拙の考えや足跡を来館者自らが体験できるところだと聞いています。
金沢駅に戻る途中、前田利家公と正室お松の方を祀る尾山神社の神門が見えました。ちょっと変わった洋風の建物でした。
【尾山神社】 【神門】
金沢駅に戻り、石川県を応援するためお土産を買いました。また、お昼のお弁当も買いました。石川県産の松花堂弁当です。石川県オリジナル米品種「ひゃくまん穀」を使用したもので、これもとても美味しかったです。
【金沢駅構内】 【松花堂弁当】
被災された方が一日でも早く、日常生活を取り戻せることを祈るばかりです。
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
| 固定リンク
コメント