◆12月14日 祝賀会までのこと
羽田空港7時30分発、山口宇部空港行きの飛行機に乗り、山口県に向かいました。搭乗機までバスに乗っていきました。すぐ側で飛行機を見るのは初めてだったので、良い経験になりました。
予定時刻の9時25分より10分ほど遅れて到着しました。
待合室に内田八重子さんが待っていてくれました。内田さんは、山口県で開催した第41回の夏集会(2008年8月22日~24日)の担当理事でした。
羽田空港から出発 山口宇部空港
車で会場である山口県聴覚障害者情報センターに向かいました。その途中には亀の形をした「きららドーム」があり、その向かい側に「道の駅 きらら あじす」がありました。そこに立ち寄ってお昼のお弁当を調達しました。
亀の形をしたきららドーム
道の駅 きらら あじす
記念にパチリ
どのお弁当にしようか迷っていると、内田さんから山口の名物が入ったお弁当はどうかとアドバイスがあり、素直に従いそのお弁当を買いました。
山口には読めない漢字がいっぱいです。この道の駅の阿知須(あじす)、バスを発見したら秋穂(あいお)漁港行き、明日の記念講演の会場の鋳銭司(すぜんじ)、そして、今日の会場近くの山が陶ヶ岳(すえがだけ)でした。
この陶ヶ岳は今年9月中旬に山火事になり、情報センター近くまで火の手が回って来たとのことでした。
11時前に会場である聴覚障害者情報センターに着きました。11時から山口支部の運営委員会に同席させていただきました。
会議の前に、皆さん一生懸命に作業をされていました。支部の機関紙、研究誌170号など会員に配布するものを10ぐらいの固まりに分けていました。聞くところによると運営委員が自分の住んでいる地域の会員に配達をしているとのことでした。郵送を希望する人もいますが、郵送料を安くするため、また、会員の様子を知るために手渡しを続けているとの事でした。皆さんで協力し合ってやっているので凄いなと思いました。
情報センター 運営委員会
仕訳作業中 担当者ごとに分ける
「山通研創立50周年きずなプロジェクト」が作成したクリアファイルの袋詰め作業をしていました。2つのファイルがセットで200円でした。この売上は全て能登半島地震の支援金として聴覚障害者災害救援基金に寄付されることになっています。私も協力させていただきました。
午後1時30分から始める宮澤副会長の「全通研Webオープンスクール」の打ち合わせが12時30分から始まりますので、その前にお弁当を食べることにしました。
「ぷち山口っちゃ弁当」です。瓦そば、けんちょう(煮物)、チキンチキンゴボウ(鶏肉の揚げ物)、わかめむすびが入っていました。瓦そばは初めて食べましたがとても美味しかったです。「山口っちゃ」は方言です。内田さんによると「すべてが山口の物だよ」という意味だそうです。
12時30分からWebオープンスクール担当者の打ち合わせをオンラインで行いました。山口の会場からオンラインに入りましたが、通信事情があまり良くなく、途中、音声が止まってしまう場面が何回かありました。そのため、本番がとても心配でした。しかし、何事も起こらず無事、13時30分に山口から全国の参加者にあいさつができました。
16時に、情報センターの赤井所長といっしょに伊藤利明理事の車で湯田温泉にあるセントコア山口ホテルに向かいました。
セントコア山口
ここで18時30分から祝賀会が行われました。
祝賀会が終わって、せっかくの湯田温泉です。ゆっくり露天風呂に浸って、すぐに寝てしまいました。
◆12月15日 朝の散歩
朝6時30分から1階でバイキングを食べました。入口の係の人から、メッセージカードを頂戴しました。メッセージを読ませていただきました。何だか嬉しくなり、いつもより何倍も美味しい朝食になりました。
7時から1時間ほど、私の大好きな散歩に出かけました。7時でも日の出前で辺りは薄暗かったです。そして、空はどんよりした雲に覆われていたのでなおさら暗かったです。
最初に湯の町街道に出て、湯の香通りにある足湯に立ち寄りました。10時から足湯がはじまるとのことで、まだ誰もいませんでした。
「明治維新史跡松田屋」の石碑を通り過ぎ、松田屋の入口だけ見ました。歴史を感じるホテルでした。
石碑 松田屋玄関
道路を渡って中原中也記念館の前を通りました。その向かい側には、狐の足跡という足湯のお店がありました。
中原中也記念館 狐の足跡
その後、井上公園に行きました。ここは井上馨候生誕地であり、銅像が建てられています。その奥に何遠亭(かえんてい)がありました。ここは井上馨の兄である五郎三郎の家で増築して、政変で京都を追われた三条実美らが住んでいたようです。今は休憩所になっています。
井上馨像 何遠亭
そのまま真っ直ぐに歩いて行くとJR山口線の湯田温泉駅にたどり着きます。駅舎の側には白狐の湯がありました。大きな白狐の像があるので目立ちます。今から約800年前に白狐が傷を治すため浸っていた湯が発見されて、それが湯田温泉になったという白狐の伝説があるそうです。あちこちにある足湯の側には必ず小さな狐の像があります。
湯田温泉駅 白狐の湯
井上公園にある足湯 駅前のマンホール
その後、引き返して生目通りにある湯泉舎(ゆのや)に行きました。
そして、ホテルに戻る途中に中原中也詩碑、山頭火句碑がありました。
中原中也詩碑 山頭火句碑美知
道中、温泉の湯煙があちこちで見られ心が癒やされました。
温泉って心も体も温まりますね。
記念講演が終わり、皆さんと昼食を摂り、13時に鋳銭司地域交流センターを出ました。内田さんの車で山口宇部空港まで送ってもらいました。
13時40分から宮城支部の健康普及員の学習会がありました。伊藤理事は鋳銭司地域交流センターからオンラインで講演しました。
この学習会の冒頭に、飛び入り参加で、山口宇部空港の2階の出発ロビーにあるオフィスコーナーに座ってあいさつをさせていただきました。携帯電話からオンラインで何とか宮城県の参加者にあいさつができました。本当に飛び入りしてすみません。
15時発の羽田空港行きの飛行機に乗りました。
私はいつも通路側の席に座るのですが、たまたま今回2席で2列の飛行機だったので、窓側のA席に座ることができました。
山口宇部空港はあいにく雲がたくさん出ていて眼下は雲だらけでした。しかし、東京に近づくと晴れて雲がなく景色を見ることができました。
富士山、大島、東京スカイツリー、国会議事堂、東京タワーなどを見ることができました。ラッキーな飛行機の旅になりました。超うれしい。
国会議事堂 東京タワー
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
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