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2024年10月 8日 (火)

障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟総会

 2024年10月2日(水)11時から「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟総会」が、参議院議員会館1階の講堂で開催されました。参加者は、議員連盟、関係団体、政府関係者と、オンラインでの参加を含め、全員で約50人でした。

 全通研として、会長の私が現地、宮澤副会長(手話言語法制定推進運動本部委員)がオンラインで参加しました。

1_20241008174401 【総会の様子】

 司会は議員連盟の今井絵理子事務局長が務めました。

 開会のことばの後、議員連盟の衛藤晟一会長から「各党、関係団体とこれまで議論を積み重ねてきた。中身が相当深まったと思います。皆さんから頂戴した意見を踏まえ、修正案にまとめさせていただいた。この骨子案がまとまれば法案の提出になる。国会提出に向けて実のある議論を頂戴したい」とあいさつがありました。

2_20241008174401 【衛藤会長】

 このあと今井事務局長から手話推進法案(仮称)骨子案の修正点について、第1条から第20条までの説明がありました。これを受けて、金澤貴之教授(群馬大学)、河原雅浩副理事長(全日本ろうあ連盟)、伊藤芳浩理事長(NPO法人インフォーメーションギャップバスター)、渡部芳博事務局長(日本手話通訳士協会)と、滝波宏文議員、吉良佳子議員、川田龍平議員から発言がありました。

 発言を受けて関係省庁から回答がありました。

 特に、議員からの「法案が成立すれば、予算や施策の後押しになると思っているので、役所もそのように受け止めていることを確認したい」との発言に対しては、「法律ができた暁には関連部局で頑張っていきたい」との回答がありました。一番大事な財政的裏付けをしっかり確認できたことは成果であったと思います。

 このあと今井事務局長から「これをもって、骨子案について会長一任としたい。(拍手多数)骨子案を受けて条文化する作業に入りたい。今後については国会スケジュールを見ながら進めたい」と、まとめがありました。

 衆議院選挙が1027日に予定されていることもあり、今後の国会の動きは慌ただしさを増しますが、次の国会で審議され、この法案が可決されることを願うばかりです。

                    (写真と文:全通研会長 渡辺正夫)

 

 

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