四国ブロック組織担当者会議
2024年7月7日(日) 四国ブロック組織担当者会議
場所 オンライン(ハイブリット)
四国ブロック組織担当者会議をオンラインで開催しました。
四国ブロックは香川、愛媛、徳島、高知の4支部です。オンライン形式で開催を依頼しましたので、ブロックの皆さんは集合の形で集い、計15名参加(香川3 愛媛3 徳島6 高知3)。全通研からは2名(担当理事1名、部局付部員1名)がオンラインで参加し、計17名で会議を進めました。
10:00~開会、担当理事自己紹介、出席者自己紹介
司会 福田さん
ブロック長 前田真紀さん挨拶
10:05~担当理事から「全通研・組織部の活動について」説明
10:30~事前アンケートについて説明
11:30~全体ワーク
12:00~休憩
13:00~ストレッチ・グループ分け
13:10~グループワーク
14:30~報告・まとめ
15:00 終了
愛媛支部の福田八重子さんの司会で開会、前田真紀ブロック長から挨拶いただきました。「ハイブリッド形式での開催ではありますが、四国ブロックは顔を合わせて会議が行えることで話し合いを深めて交流が図れるので、支部活動へ活かしていただきたい」と挨拶されました。
今回、説明を間舩が担当し、部員のN-Actionの小野尾副委員長はZoom機器操作だけではなく、グループワークにも参加しました。
「全通研・組織部の活動について」は、会員数の動向、推移、傾向を説明しました。次にHP紹介、支部お役立ちグッズ、組織活動に関連した事業報告、2024年度事業活動の予定などを一通り説明しました。また会員拡大の取り組み説明の時間を活用し、各支部で実際に使用しているお誘いのためのグッズ紹介などをしました。
2023年度会員数の推移では、全国で160名の増加となりましたが、四国ブロックでは全体の会員数としては404名。前年度比9名の増加となりました。(2022年度 395名)
事前アンケートから会員拡大に向けた取り組みや効果については、コロナ禍の制限がなくなったことでコロナ禍前に行っていた活動に戻りつつも、会員や未会員との区別化を図るための取り組みを行ったり、お試し入会として1年間様子を見てもらう活動をしたり、展開されていました。また、養成講座受講者へ向けた案内を行い効果が得られたことや、先に述べた区別化でも会員価格による「お得感」を感じてもらうため、参加費等の価格設定を工夫して会員になるメリットを地道に呼びかけて取り組みを行ったと報告がありました。
支部の課題で、役員など成り手が少ないといった意見もありましたが、次の役員へ引き継げる育成にも注力したいと発言もあり、次世代の担い手育成にも力を注いでいる様子が伺えました。
次世代会員の活動については、四国ブロックは全体的に会員が少ないブロックでなかなか活動ができていない課題があげられました。積極的に支部活動に関わることができる人が少ないといった現状もあり、次世代活動への課題もありました。午前に少し時間もあったことから全体ワークと称し、皆さんで役員の成り手やN-Action活動についも活発に意見交換を行いました。
お昼を挟み午後からはグループワークを行いました。ストレッチは愛媛支部長の森川恵美子さんに協力いただきストレッチを行いました。
午後のグループワークでは、3つのグループに分けました。前半の全通研組織活動の説明を受け、参加者同士で自由に話し合い、それぞれの支部が情報共有できることを目的に行いました。各グループの主体性を尊重し、司会と報告者を最初に選出していただきました。またテーマとしては①会員拡大について ②若い世代を増やすための方法の2点を中心に話し合っていただきました。
第2グループ報告者 谷智恵理さん(高知支部)、河﨑好子さん(香川支部)
【各グループからの報告】
・全通研から組織部の名称がなくなることを心配した。
・新規会員が多ければ良いというわけではなく、継続率の向上も課題。退会にならないよう丁寧な働きかけを行っている。新規会員が多く入ってはいるが、退会者を少なくすることで底上げにもつながる。
・ムードメーカーとなる中心的な存在も大事。中心的な人が存在することで回ることもあり、会員増加にもつながる。
・楽しめる支部活動の必要性。
・体験型で学べることの大事さ。手話やろう者について学ぶという視点以外にも、体験型で学習することはどうか。子どもとのやり取りの中で感じたこともある。例えば「無音」という世界を知る、実際のろう者宅で暮しについて見取り図なんかを用いて行う、聞こえない人の暮らしや普段の生活について理解してもらうことも大切と感じる。
・会費が高いと感じることもあるが、それぞれが納得できる活動をすることで高いと感じさせない取り組みも必要であると考える。
・会議の持ち方も経験長い人と短い人、成りたての人などまちまち。組織活動がなぜ必要なのか学ぶ機会があると良いと思う。
・時代に合わせたデジタルツールを活用した活動の必要性
・15,000人という設定もどうなのかという意見。数が多いことは大切だが、数による圧力という考えもある。圧力というイメージにつながらない取り組みも大事である。
〇まとめ
四国ブロックは小さなブロックですが、集合で行いたいとの思いから独自で集合会場を作り開催されました。また、小さいからこそ団結力があって、互いの支部同士のつながりが強いブロックと感じます。2023年度は会員増加となりましたが、この団結力をこれからも維持できれば、若い世代の入会にも結びつき、もっと組織拡大がされていくのではと感じました。四国ブロックのがんばりがとても伝わった組織担当者会議でした。
(文・写真/全通研理事 間舩博)
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