東海ブロック組織担当者会議
東海ブロック組織担当者会議
2024年7月15日(月・祝) 場所:愛知県社会福祉協議会・ボランティアセンター
東海ブロック組織担当者会議を集合形式で開催しました。
岐阜2名、静岡3名、愛知3名、三重5名、全通研理事1名の計14名が参加し、会議を進めました。
13:00~ 開会、担当理事自己紹介、出席者自己紹介
司会・ブロック長挨拶 荻島洋子さん
13:10~ 担当理事から「全通研・組織部の活動について」説明
13:40~ 事前アンケートについて説明、全体ワーク
14:20~ 休憩・ストレッチ
14:30~ グループワーク
15:45~ 報告・まとめ
16:00 終了
東海ブロック・ブロック長の荻島洋子さんが司会を兼任し、併せて挨拶をされました。2024年度は集合形式での開催となり、久しぶりに顔を合わせての会議となりました。日頃の支部活動の感謝と、今日の会議は2年ぶりの集合での会議となること。初めて会議に参加する方は他支部の役員との交流も行っていただき、交流を深めてほしいこと。2025年は東京2025デフリンピックが開催され、自転車競技大会が静岡県で行われるため、東海ブロックが一丸となって盛り上げていきたい、と挨拶がありました。
全通研からは他のブロックと同様に2023年度組織活動に関し、会員数の動向、推移、傾向を説明しました。
次にHP紹介、支部お役立ちグッズ、組織活動に関連した事業報告、2024年度事業活動の予定などを一通り説明しました。
2023年度会員数の推移では、全国で160名の増加となりましたが、東海ブロックでは全体の会員数としては1,218名。前年度比8名の増加となりました。(2022年度 1,210名)。三重支部では10名と二桁の増加がありました。
各支部の1年間の取り組みについて、事前アンケートの内容の確認と、それぞれの支部様子から、具体的な活動について確認し、成果としてどんな活動ができたのか全体ワークを通して報告していただきました。
コロナ禍が落ち着いたことで、コロナ禍前に実施していた事業のほかにも新規で事業を行うなど、工夫した活動や魅力や関心が高まる活動を実施したと発表していただきました。
各支部の取り組みとしては、通研カフェの開催、デフリンピック関連の学習や交流事業の実施など新たな取り組みを実施したことや未会員に興味を持ってもらえる活動を行ったと発表がありました。また支部ホームページに問合せフォームを作成したところ、新規入会につながった事例の紹介もありました。
支部の課題では、ここ最近どの支部でも課題になっている郵送費問題も含め、今ではICT活用によるデジタル化への移行など、郵送費圧縮のみならず会員への速やかな情報提供について、技術的問題も含めて支部の課題となっていました。
次世代会員の活動については、東海ブロックの4支部すべての支部にN-Action班(専門班)があります。コロナ禍では活動停止状態が続いていましたが、現在は徐々に活動が再開され、ろうあ協会青年部と一緒に活動計画を立て、少人数でも活動を活発化させようと検討する支部もありました。これからのN-Action活動に期待したいと思います。
お昼を挟み、午後からはグループワークを行いました。ストレッチはブロック長の荻島洋子さんに担っていただき、短い時間ではありましたが心身のリフレッシュを図りました。
後半のグループワークでは、3つのグループに分かれました。2つのテーマに沿ってグループワークを行い、終了後はそれぞれのグループより発表していただきました。
①会員拡大について ②若い世代を増やすための方法
【各グループからの報告】
・会員拡大に向け、各支部の工夫が分かった。
・各支部が抱える課題について共有できた。
・会員拡大、支部運営について支部の考え方が分かり、参考になった。
・コロナ禍後の活動の変化、これから思うこと、考えることについて話し合えた。
・全通研として大切にしたいことの振り返りや、支部活動を再認識できた。
・大学とのパイプが作れた。
・手話サークルから入会への導き方、現会員が退会せず継続できる工夫やニーズの確認の大切さ。
・通研カフェ事業の取り組みが分かった。
・N-Action世代を増やす取り組み、大学との関係づくり、市民活動への参加など、知ってもらうことや、つながりの保ち方を考える。
・会員と未会員との区別化(価格面での)。
・集合形式での開催は顔を合わせた活動や深い話ができることなど、オンラインとの違いについて再認識した。
〇まとめ
東海ブロックは4つの支部の集合体とあって、支部数が少ない分、参加者同士の雰囲気を見ていると、つながりが強いなと感じました。N-Action班はすべての支部で設置されており、細々と活動はしているが少しずつ前進しながら活動を行っていると印象を受けました。
東海ブロックは会員数も多く、大きなブロックの1つです。今後、ちょっとした工夫でも会員が大きく増えることも考えられ、ポテンシャルを秘めた地域だと改めて感じました。
これからの活動に期待したいと思います。
(文・写真/全通研理事 間舩博)
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