第72回全国ろうあ者大会in和歌山(2)
第72回全国ろうあ者大会in和歌山<2日目>
6月9日(日)、会場であるビックホエールに歩いて向かいました。会場に入る直前に雨が降りだしました。
会場は2,500人の大勢の参加者が集まりました。オープニングセレモニーが9時45分に始まりました。「木の本の獅子舞」が披露されました。私が知っている獅子舞と違い、動きの激しいダイナミックな獅子舞でした。
式典の司会は、深川誠子理事が務めました。
有山一博理事の開会のことばでいよいよ開始です。福田実行委員長から歓迎のあいさつ、石野理事長からあいさつがありました。石野理事長は15年の理事長職を降りるとあいさつされました。
来賓あいさつで、歓迎のことばを岸本周平和歌山県知事、尾花正啓市長(代理佐藤哲也副市長)、から手話を少し入れてあいさつしてくださいました。会場からはたくさんの拍手がおくられました。
続いて、厚生文化賞として曽輪信明氏と全通研の前会長の石川芳郎氏の2人、厚生文化感謝状として大嶋雄三氏、感謝状として大分と福井の2団体、主管団体表彰として数見満氏と小薮恵美子氏の2人が表彰されました。代表として曽輪氏が安藤豊喜前理事長の「継続は力」と書かれた色紙を紹介しながら謝辞を述べました。また、その謝辞で曽輪さんから「現在、手話通訳士は全国で何人いますか?」と石川さんにたずねられ、「手話通訳士は4千人。全通研の会員は9,500人です。この会場にいて全通研に入っていない人がいたら是非入会を!」と呼びかけがありました。
そして、来賓の厚生労働省武見敬三大臣の代理として川部勝一室長と文部科学省盛山正仁大臣の代理として村上学調査官のお二人から、大臣からの祝辞の披露がありました。
その後、来賓紹介がありました。全通研会長として私も紹介され「一緒に頑張りましょう」とエールをおくりました。
多くの来賓のお名前はスクリーンに映されました。祝電披露は、「手話を広げる知事の会」の会長である平井伸治鳥取県知事からのメッセージが読み上げられました。
式典が終了し、連盟としての議事が始まる前に、来賓は退席しました。
実行委員会の皆さんはオレンジ色のTシャツで暖かく迎えてくれたことがとても印象に残りました。
2025年度の全国ろうあ者大会は、岩手県で開催されます。また大勢の仲間と現地で会えることを楽しみにしたいと思います。
(文:全通研会長 渡辺正夫)
(写真:渡辺正夫会長、米野規子理事)
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