2024年度代議員会
2024年度代議員会
5月25日(土)、26日(日)に、神戸市三ノ宮にある、こうべ市民福祉交流センターにて、2024年度代議員会が開催されました。
25日は13時頃から快晴の中、ぞくぞくと全国から代議員が集まり、会場はあっという間ににぎやかになりました。代議員会は13時30に開会し、渡辺会長のあいさつからスタートしました。
第1号、第2号議案の説明に続き、ブロック別会議の報告が伊藤事務局長からありました。今年は、特別報告として、能登半島地震における情勢を石川支部の西代議員が報告されました。また、聴覚障害者災害救援中央本部からの報告を桐原理事が行い、改めて、今なお苦労されている仲間の状況を共有することができました。
後半は、課題別討議として、10人程度のグループに分かれて討議を行いました。テーマは「全通研組織見直しについて」です。理事、監事、新理事と代議員が各々のグループに参加し、一緒になってたくさんの意見を出し合いました。
2日目も快晴で、朝9時前から皆さん会場に集まりました。昨夜は、参加者同士での楽しい交流が神戸の各地で開かれていたようです。
9時15分から2日目はスタート。議案書討議が始まりました。議案書に沿った内容について発言用紙が事前に出ており、テーマ順に発言する代議員が議長から指名され、発言します。それに対して理事・監事が回答していきます。回答に対して、改めて聞き直す、確認する、要望するなど、代議員の思いが伝わってきました。若い世代の発言も多く、積極的な討議がされました。
全ての討議が終わった後、近藤副会長が、2日間のまとめを行いました。本日の代議員の出席者は127名中114名で、発言者が延べ人数で54名とのこと。まさに出席者の半分の方が発言したことになり、活発な議論がなされた。今年は創立50周年という全通研の維持、発展を図るための節目の年です。これからの節目をどう作っていくのか、さまざまな意見がある中で、例えば、サマーフォーラムはオンラインの利便性、必要性も分かった上で、情報レベルで合意するのではなく、お互いに通じ合うことに本質があるなど、今後の行事の進め方についても議論は続きそうです。
最後に議案の採決を行い、全ての議案は承認されました。その後、特別決議として『再び、ウクライナへのロシアの軍事侵攻の即時停止を求めます』と新たに、『優生保護法訴訟の原告の勝訴と優生思想のない社会を求める』の2つを審議し、いずれも出席者の賛同を得て承認されました。詳細につきましては、ホームページ及び後日発行の会報をご覧ください。
また、今回の代議員会をもって、4人の理事が退任し、新しい理事が4人就任しました。退任理事たちの思いを聞き、本当に大変だったと思いますが、全通研の理事として活動されてきたことに感謝されていました。改めて理事として役割を果たしたいと思いました。新任理事あいさつでは、堂々と挨拶する新任理事の中で、私は、心臓のドキドキが止まらず、手は冷たく震え始め、全身で緊張を表現してしまいました。私のもう一つの目標は、人前で堂々と話ができるようになることです。
今年のサマーフォーラムについて、集会担当理事の中村理事と鹿児島支部から呼びかけがありました。鹿児島にぜひ多くの皆さまのご参加をお願いします。
また、10月5日(土)は、全通研創立50周年記念式典が神戸で行われます。50周年記念誌も作成中です。全国の会員の皆と一緒にお祝いができることを楽しみにしています。
この度、はじめて代議員会に参加しました。議案書討議のテーマも幅広く、発言する代議員のそれぞれの考えや要望、提案など、時間があっという間に過ぎていきました。これからしっかりと全通研の活動を理解し、1万人の会員とともに学び高め合う理事になれるように頑張っていきたいです。
(文:全通研理事 福田八重子)
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