第72回全国ろうあ者大会in和歌山(3)
第72回全国ろうあ者大会in和歌山のおまけ
私は空いた時間や、朝早くに散歩するのが大好きです。和歌山駅地下1階にある観光案内所で「和歌山市観光案内マップ」をもらい、それを頼りに今回もあちこち見て歩きました。
6月8日(土)、和歌山城ホールを見た後に目の前にある和歌山城に行きました。
410円の入場券を買い、お城の中に入りました。天守閣から見渡す景色はとても気持ちが良かったです。
また、お城を下ったところで全通研創立50周年の記念グッズであるキャンパストートバックを下げた静岡県沼津市から参加した会員の方に会いました。その方に私から「ありがとう」と声をかけました。
「和歌山城撮影ポイント」の看板を見つけ、その場所で記念写真を撮りました。
また、地元実行委員会では「和歌山城・和歌山城公園ガイド」が手話通訳付きで6月8日(土)の午後1時からありました。
天守閣が建つ山は虎が伏せているように見えることから虎伏山(とらふすやま)と呼ばれています。この話にちなんで寝そべっている虎の姿をした伏虎像が置かれています。この像は2代目だそうです。
城主が変わるごとに石材や工法が変遷します。その違いが一度に見られました。また、私は気がつかなかったのですが、桃の瓦がどこかにあったそうです。
6月9日(日)、式典が始まる前に散歩に出かけました。どんよりした曇り空でしたが傘を持たずに出ました。昨日と同じ和歌山城方面に行きました。
和歌山城を後ろにして南海和歌山市駅付近まで歩きました。和歌山出身の有名人はたくさんいます。その中の一人、作家の有吉佐和子記念館に行きました。記念館の前は市民会館なのですが閉鎖されていました。跡地は新たな活用をしようと検討しているようです。
有吉佐和子氏がベストセラーの全てを執筆した東京都杉並区の邸宅をこの紀ノ川のそばに移して復元した施設です。「紀ノ川」も代表作の一つ。
有吉佐和子記念館の近くに「藩校跡」、「南方熊楠生誕地」、「勝海舟寓居地」を見て来ました。帰りは「ぶらくり丁」を歩いて和歌山駅に向かいました。「ぶらくり」のことばの由来は、呉服古着類をつり下げて売っていたことからです。つり下げるを方言でぶらくると言うそうです。これも地元の実行委員会の人から教えてもらいました。
その中に偶然にも全国ろうあ者大会の記念品の小物を作った「地域活動支援センター 紀州の手」(一般社団法人和歌山県聴覚障害者協会)を見つけました。
このときは記念品もまだ見ていませんし、誰からも聞いていなかったのですが偶然見つけられたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
他にも見たいところがありましたが、あまり欲張っても仕方がないので、また、和歌山に来たときの楽しみにとっておくことにしました。
今回もいろいろ発見できた和歌山の旅でした。ありがとうございました。
第72回全国ろうあ者大会in和歌山の記念品(キーホルダーとマグネット)
(文・写真:全通研会長 渡辺正夫)
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