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2024年6月 6日 (木)

2024年度代議員会

2024年度代議員会

 

 5月25日()、26日()に、神戸市三ノ宮にある、こうべ市民福祉交流センターにて、2024年度代議員会が開催されました。  

 25日は13時頃から快晴の中、ぞくぞくと全国から代議員が集まり、会場はあっという間ににぎやかになりました。代議員会は1330に開会し、渡辺会長のあいさつからスタートしました。

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 第1号、第2号議案の説明に続き、ブロック別会議の報告が伊藤事務局長からありました。今年は、特別報告として、能登半島地震における情勢を石川支部の西代議員が報告されました。また、聴覚障害者災害救援中央本部からの報告を桐原理事が行い、改めて、今なお苦労されている仲間の状況を共有することができました。

 後半は、課題別討議として、10人程度のグループに分かれて討議を行いました。テーマは「全通研組織見直しについて」です。理事、監事、新理事と代議員が各々のグループに参加し、一緒になってたくさんの意見を出し合いました。

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 2日目も快晴で、朝9時前から皆さん会場に集まりました。昨夜は、参加者同士での楽しい交流が神戸の各地で開かれていたようです。

 9時15分から2日目はスタート。議案書討議が始まりました。議案書に沿った内容について発言用紙が事前に出ており、テーマ順に発言する代議員が議長から指名され、発言します。それに対して理事・監事が回答していきます。回答に対して、改めて聞き直す、確認する、要望するなど、代議員の思いが伝わってきました。若い世代の発言も多く、積極的な討議がされました。

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 全ての討議が終わった後、近藤副会長が、2日間のまとめを行いました。本日の代議員の出席者は127名中114名で、発言者が延べ人数で54名とのこと。まさに出席者の半分の方が発言したことになり、活発な議論がなされた。今年は創立50周年という全通研の維持、発展を図るための節目の年です。これからの節目をどう作っていくのか、さまざまな意見がある中で、例えば、サマーフォーラムはオンラインの利便性、必要性も分かった上で、情報レベルで合意するのではなく、お互いに通じ合うことに本質があるなど、今後の行事の進め方についても議論は続きそうです。

 最後に議案の採決を行い、全ての議案は承認されました。その後、特別決議として『再び、ウクライナへのロシアの軍事侵攻の即時停止を求めます』と新たに、『優生保護法訴訟の原告の勝訴と優生思想のない社会を求める』の2つを審議し、いずれも出席者の賛同を得て承認されました。詳細につきましては、ホームページ及び後日発行の会報をご覧ください。

 また、今回の代議員会をもって、4人の理事が退任し、新しい理事が4人就任しました。退任理事たちの思いを聞き、本当に大変だったと思いますが、全通研の理事として活動されてきたことに感謝されていました。改めて理事として役割を果たしたいと思いました。新任理事あいさつでは、堂々と挨拶する新任理事の中で、私は、心臓のドキドキが止まらず、手は冷たく震え始め、全身で緊張を表現してしまいました。私のもう一つの目標は、人前で堂々と話ができるようになることです。

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 今年のサマーフォーラムについて、集会担当理事の中村理事と鹿児島支部から呼びかけがありました。鹿児島にぜひ多くの皆さまのご参加をお願いします。

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 また、10月5日()は、全通研創立50周年記念式典が神戸で行われます。50周年記念誌も作成中です。全国の会員の皆と一緒にお祝いができることを楽しみにしています。

 この度、はじめて代議員会に参加しました。議案書討議のテーマも幅広く、発言する代議員のそれぞれの考えや要望、提案など、時間があっという間に過ぎていきました。これからしっかりと全通研の活動を理解し、1万人の会員とともに学び高め合う理事になれるように頑張っていきたいです。

                     (文:全通研理事 福田八重子)

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2024年6月 3日 (月)

最高裁大法廷 口頭弁論

2024年5月29日(水) 最高裁大法廷 口頭弁論  

 

 前日までの強い雨風は落ち着いて、嘘のように穏やかな天気になりました。朝8時過ぎには報道関係者が最高裁判所の正門や西門に集まっていました。そのころから傍聴券を手に入れるため、支援する人たちが集まりはじめました。

 最高裁判所の正面入口前には9時からの入廷行動を行うため支援者たちが列を作り、9時ちょうどに原告及び弁護団を先頭に、国に謝罪と補償を求める横断幕を持って正面入口に向かって歩きました。

1_20240603143601 最高裁判所

2_20240603143601 入廷行動

 入廷行動を終えるとすぐに傍聴の整理券を求めて西門入口に並びました。傍聴には全通研の仲間たちを含め、全国から約250人の支援者が駆けつけました。

 入口を入ると立て看板に傍聴券の説明などが書かれていました。

傍聴は約140席で、整理券は307番までです。抽選は先ず車いすの方を優先的に行い、その後はコンピュータで行われました。9時20分ごろに傍聴できる人の当選番号がボードに書かれ、発表されました。私は、119番でしたが、残念ながら外れてしまいました。

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  傍聴券を手に入れた人は順次、最高裁に入場し、外れた人たちは、最高裁近くの衆議院第一議員会館地下の大会議室に集合しました。100人を超える人たちで報告集会会場が埋まりました。

4_20240603143601 報告集会会場に集まった人たち

 10時30分から裁判に関連した動画を視聴しながら午前の部の記者会見を待ちました。

6_20240603143601 動画を視聴

 午後の傍聴券を手に入れるため早めの昼食をとるなどする人もいましたが、私は記者会見を聞くため会場に残りました。途中で、記者会見の取材のため報道各社が準備を始めました。このような場面に出くわすのは初めてでしたのでびっくりしました。

7_20240603143601 取材の準備中

 当初予定されていた1215分からは始まらず、やっと1230分に東京高裁と大阪高裁の原告と弁護団の報告が始まりました。

 報告者は、東京高裁は原告の北さん、東京弁護団から岡崎弁護士と関哉弁護士で、大阪高裁は原告の野村さん、大阪弁護団から辻川弁護士、河野弁護士、小川弁護士でした。

8_20240603143601 記者会見上の原告及び弁護団

9_20240603143601 野村ご夫妻

 北さんからは、「仲間が亡くなっている。その亡くなった仲間を含めて一日も早く全面解決を望んでいる。そのためにも良い判断をしてほしい。そして、謝罪してほしいと思っている」と訴えました。

 野村夫妻からは、「一人目は生まれて残念なことに亡くなってしまった。その後に手術をされてしまった。子どもを産んで一緒に遊んだり、旅行に行ったりして良い思い出を作りたかった。しかし、優生手術で叶わなかった」と訴えました。

 午後1時に記者会見は終了しました。

 

 私は、東京弁護団の関哉弁護士の発言がとても印象に残りました。

 「今日に向けて最高裁が障害者に対する合理的配慮をできるだけしようといろいろ調整してきた。手話通訳、要約筆記が最高裁としては初めて法廷に配置されたり、法廷までのルートに手話通訳者が付いたりした。また、案内表示も作成して設置した。最高裁がはじめてこのような配慮をしたことは非常に大きな意味がある。法廷の中では手話通訳者が付き、また左右のモニターに文字が映し出された。しかし、法廷内の手話通訳や要約筆記については裁判所による公費の負担ではなく、当事者が負担した。今後は、すべての情報保障について公費配置を求めていきたい」と述べていました。全くそのとおりだと思いました。

 

 また、記者から「最高裁でこの口頭弁論が開かれる意味について」との質問に弁護団を代表して大阪弁護団の辻川弁護士から「除斥期間について統一的な判断がされると思う。北さんも訴えているように全ての被害者が救われる判断をしてほしい。優生保護法が非人道的で差別的な違憲な法律であると他の裁判所が認めているので、最高裁としても優生保護法が違憲な法律であることをきちんと宣言することだと考える」と述べました。

 

 最高裁ではこの夏にも判断が下されるので、今後も注目していくことが重要です。

                    (文・写真:全通研会長 渡辺正夫)

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第1回全通研Webオープンスクール

 2024年518日(土)に第1回全通研Webオープンスクールがオンラインで開催されました。講師は全通研の渡辺正夫会長です。「全通研創立50周年~そのあゆみと運動~」をテーマとした講演です。司会は中島純子理事でした。

 今回は手話通訳を富山県聴覚障害者協会、要約筆記を長野県の塩尻要約筆記グループペンペン草の方々にご協力をいただきました。ありがとうございました。

 今回は初めてZoomの手話通訳ビュー機能を使って手話通訳の配信をしました。

 また、これまで要約筆記はZoom画面で表示していましたが、利用者の利便性を上げるため「WebConnect」を使って表示しました。好みの大きさの文字を見ることができ、端末を好みの場所にセットできるメリットがあります。利用されてみていかがでしたでしょうか。第2回オープンスクールの参考にしたいのでご意見や感想をぜひお願いします。

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 今回はどなたでも参加できる学習会ということで申込数が316名、昨年より100増えました!当日の画面アクセス数は最大 212 でした。

(集団視聴の支部もたくさんありました)

 前半は歴代会長紹介から始まり、手話サークル誕生、全通研発足についてです。私の支部では集団視聴をしましたが会員歴が長い、短い関係なく、とても良い学習機会となりました。「へぇー、おぉー」という声がたくさん聞こえました。歴史を繰り返し学ぶことは大事だと感じました。

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休憩時間は健康対策部の江見部員によるストレッチを行いました。

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 後半は手話通訳制度、健康を守る運動、創立50周年について、サマーフォーラムinかごしまについてでした。

50周年式典の様子をWEB配信する予定で進めていますので、支部の皆さんも一緒に50周年をお祝いしましょう!

また、サマーフォーラム期間中に南九州最大の花火大会が開催されるようです。綺麗な花火を見ながら全国の仲間と交流が楽しめるのではないかと思います。

 

 次の企画は第1回Webアカデミーで9月7日(土)に予定されています。

 会員対象になりますので、今回のWebオープンスクールをきっかけに未会員の方はぜひご入会ください。

 全通研に興味を持っていただいた仲間や、たくさんの会員の皆さんのご参加をお待ちしております!

 

                         (文:全通研理事 髙橋 祐哉)

 

 

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