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2023年12月14日 (木)

関東ブロック組織担当者会議

 2023723() 1300~ 

 文京区民センターで、関東ブロック組織担当者会議を開催しました。

 初めての場所で迷わずに行けるのか心配でしたが、途中で東京支部の方に会い会場の確認ができました。渡辺会長から、WASLI

1、タイムスケジュール

13:00~14:00 組織部から報告

14:00~14:10 休憩

14:10~15:40 グループ討議(2グループ)

15:40~15:50 グループ発表

15:50~16:00 まとめ

 

2、内容

(1)WASLIツアー報告

ツアーの内容を、写真を見ながら参加者の様子を話しました。

1_20231214144501

 

(2)自己紹介

(3)組織部からの報告

①会員目標数の設定の仕方

②会員加入の取り組み

③学習会の開催方法

④取り組みたいこと

⑤支部の課題

⑥N-Action活動

⑦事業活動・収益活動

⑧支部作成グッズ

 

パワーポイント資料の説明をしながら各支部の意見を聞きました。

2_20231214144501会議全体の様子

 

3、グループ討議(今年度は、グループワークを取り入れました)

 2グループに分かれて討議をしました。

3_20231214144501①グループの皆さん

 

①グループは経験豊富な皆さん

②N-Actionメンバーと経験者

 

私は、②グループに参加しました。

自己紹介、支部活動と課題についてなどの意見交換でした。

4_20231214144501②グループの皆さん

5_20231214144501①グループの皆さん

 

4、グループ報告

①市町や県で、手話通訳者協会や士協会、サークルなどいろいろな団体があり、どの団体も通研より会費が安いため通研会員につなげる難しさがある。サークルはサロン的な場所で通研は勉強するというイメージがある。通研は運動する団体というすみ分けが必要。サークルが地域班に替わったという報告があった。

②N-Actionメンバーが主となり、自己紹介後に支部活動と課題について話をした。現在、N-Actionを年齢で区切ってしまうと手話を学び始めた40代、50代の人が入れない。年齢で区切るのではなく、新しい考え方を持った人はN-Actionとして位置付けてもいいのではないかとという話もあった。関東のN-Action世代に埼玉で行われる集会に声掛けし、活動していきたい。

 

 今年度、グループ討議を入れたことで活発な意見交換できる場となったと感じました。

 オンライン、集合型、どちらの良さも考えて来年度につなげていきたいと思います。

 年齢や経験も含め、みんなが一つになって会員1万人を目指した活動をしていきたいとお願いをして終了となりました。関東ブロックのみなさま、お世話になりました。

                      (文・写真/全通研組織部長 荻島洋子)

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2023年12月 4日 (月)

「2025年デフリンピック東京大会推進議連」総会

 2023年1128日(火)、830分から920分まで「2025年デフリンピック東京大会推進議連」総会に出席しました。5月総会に続いて2回目の出席となります。会場は参議院議員会館地下1階、出席者は、関係団体、議員、行政など約50人でした。

1_20231204131801 参議院議員会館  2_20231204131801 士協会の渡部事務局長と

 司会は、議連の滝波宏文事務局長が務め、最初に橋本聖子会長からあいさつがありました。

3_20231204131701 会場内  4_20231204131701 会長などの席

5_20231204131701 滝波事務局長  6_20231204131701 橋本会長

議事は、下記の内容で説明がありました。

 1 全日本ろうあ連盟 「全国の機運醸成に向けた取り組みについて」

 2 東京都 「大会開催基本計画について」

 3 スポーツ庁 「閣議了解について」

の説明がありました。

 はじめに全日本ろうあ連盟、石野富志三郎理事長から「718」の数字を示して出席者に問いかけがありました。この数字は、デフリンピック開催日までの日数です。

 具体的な説明は、久松三二(みつじ)運営委員会長から「デフリンピックの理解を広めていく。機運醸成をしていく。そのため、全国8ブロックでイベントを開催することにしている。すでに北海道、東北、東海、九州が終了した。共生社会実現に向けたメッセージとなるように進めていきます」と力強い言葉がありました。

 そして、全国市区長会の高野律雄(のりお)副会長(府中市長)と、アンバサダーの川俣郁美さんからのあいさつがありました。

7_20231204131701 石野理事長  8_20231204131701 久松運営委員長

9_20231204131701 高野副会長  10_20231204131701 川俣氏

次に東京都とスポーツ庁の職員から説明がありました。

11_20231204131701 東京都職員  12_20231204131701 スポーツ庁職員

 

次に質疑応答ということで、参加していた議員から感想や意見が出されました。

・情報保障をしっかり行い、参加者が楽しめる環境づくりをする。

・多言語での情報保障をしっかり保障できる予算を確保してやってほしい。

・学校の子どもたちとアスリートの交流を推進してほしい。

・健常者と一緒に競技ができるような環境を整えていくことが重要である。

・デフリンピックのバッチができたので、盛り上げていきたい。

・バリアフリーが進んだがまだ不十分である。障害者サービスが進むように意識して運営を進めていってほしい。

・手話通訳が必要な方に対して手話通訳者が適切に配置されるよう充実させてほしい。

・デフリンピックについてまだまだ周知されていないので、NHKなどのテレビがしっかりデフリンピックのことを取り上げて放送していくよう総務省からNHKにしっかり伝えてほしい。

・デフリンピックを広める活動が必要。競技参加者や観覧者に観光でも楽しめる環境づくりが必要。観光庁、国交省などが整備してほしい。

・アスリートの中には、経済的な事情で諦めてしまう人がいる。

・国際手話通訳者を確保するためには課題がある。

・国全体で楽しめる環境づくりが必要。

 

 2023年度中に閣議了解に向けて各省庁が連携を密にとり、進めていくとのことでした。

 

 今回の総会は参議院予算委員会の審議中ということもあり、議員の出席がやや少なかったのかなと思いました。

 これから「718日」までの間に、いろいろな課題を一つ一つ解決しながら20251115日を迎えるのだと気を引き締めたところです。

                          (文:全通研会長 渡辺正夫)

 

【番外編】

 11月28日(火)午後は、聴覚障害者災害救援中央本部から内閣府と気象庁へ要望書を提出する中央交渉に同行しました。

丁度、皇居の一般公開が開催されていましたので空き時間を利用して、日本手話通訳士協会の渡部芳博事務局長と一緒に紅葉を見に行きました。

 東京は晴天でとても暖かく過ごしやすい日でした。参議院議員会館から歩いて桜田門まで行きました。坂下門から中に入るように柵が設けられていました。大勢の人が並び、手荷物検査とボディーチェックを終えて入りました。

18_20231204131701 皇居周辺  14_20231204131701 桜田門

 最初は宮殿が見えました。そして、宮内庁庁舎、蓮池参集所(ボランティアの集合場所)、山下通り、局門、道灌壕、乾濠を通り、乾門にやっと着きました。とても暑かったので汗をかきました。紅葉はとても綺麗でした。

15_20231204131701 宮殿  16_20231204131701 宮内庁庁舎

17_20231204131701 蓮池参集所  18_20231204131701 山下通り

19_20231204131701 局門  20_20231204131701 右:渡部氏

21_20231204131701 道灌壕  22_20231204131701 乾濠

23_20231204131601 色づいたイチョウ  24_20231204131601 乾門

 乾門を出て、北詰橋門を通ると江戸城の天守台にたどり着きました。天守台の頂上に置かれたベンチでひと休みしました。私は毎朝1万歩を目指して歩いているので平気でしたが、渡部さんは、普段は車での移動でめったに歩くことはないようで大変疲れたと言っておられました。(ちなみにこの日の歩数は合計で2万歩以上になりました。)

 すぐ側には江戸城の模型が飾られている建物がありました。

25_20231204131601 天守台の石積み  26_20231204131601 江戸城の模型

 大手門を抜けて東京駅方面に向かいました。折角来たので、読売新聞社本社前まで行きました。

 ここには、お正月に走る箱根駅伝のスタートラインが引かれていました。

27_20231204131601 大手門  28_20231204131601 箱根駅伝のスタートライン

 穏やかな日でのんびりと秋の紅葉を渡部さんと一緒に楽しむことができました。

                  (文・写真 全通研会長 渡辺正夫)

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