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2023年9月27日 (水)

第1回全通研Webアカデミー

 9月23日(土)に第1回全通研Webアカデミーがオンラインで開催されました。講師は全通研手話通訳活動あり方検討委員会(あり検)のメンバーにお願いして、「あり検マンガを10倍楽しめる方法」というテーマの対談形式でお話していただきました。チームアカデミーメンバーでもあり、あり検メンバーの佐々木良子理事が司会を担い、ファシリテーターの原田洋行さんに進行をお願いしました。『マンガで読む手話通訳事例集』ができるまでの裏話や、岡野美也子さん、本岡千都さんに印象に残った事例などをオンライン対談でいろいろとお話していただきました。

 研究誌に掲載されている「あり検事例検討マンガ」ですが、原稿提出の締切をなかなか守れないというご苦労や、事例が時代によって変わるというようなお話が印象に残っています。

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    司会:佐々木良子理事     左から、本岡千都さん、岡野美也子さん、原田洋行さん

 

 森川美惠子さんはビデオ出演という形でしたが、お話が上手くてリアルタイムでお話しているような雰囲気で、事例集の活用方法や、集団で学ぶ意義などを分かりやすくお話されました。

 

 休憩時間には全通研の書籍紹介と健康対策部の中島純子理事によるストレッチを行いました。

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    森川美惠子さん           ストレッチ:中島純子理事

 

 そして、923日は『手話言語の国際デー』ということで、今回の第1回Webアカデミーの参加者に写真撮影にご協力をいただきました。

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 手話通訳の事例を集団で学び、検討するという全通研の真骨頂ともいえる活動の中で、「事例を出せる安心感」や「悩むことを楽しむ」といった活動を続けるためのヒントをもらった気がします。ご協力いただいた「あり検」の皆さま、ありがとうございました。

 次回は、1125()に第2Webオープンスクールを開催する予定です。

      

                         全通研理事 新船洋平

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2023年9月14日 (木)

北信越ブロック組織担当者会議

2023年716日(日)  北信越ブロック組織担当者会議

場所 オンライン(ハイブリット)

 

 今回、北信越ブロックでの組織担当者会議では、ハイブリット形式での実施でした。なお、例年、北信越ブロックでは、組織担当者会議の時期に合わせ、北信越ブロック公開講座を実施しているそうで、当日、ブロック役員の方々は富山県の会場に集合し、そのまま組織担当者会議へ出席していただいた形で実施しました。

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       オンライン画面の様子                 集合会場の様子

 

10:30~開会、担当理事自己紹介、出席者から自己紹介

      北信越ブロック長 西ブロック長より開会あいさつ

10:50~組織部から「全通研・組織部の活動について」説明

120~事前アンケートについて説明

140~休憩・ストレッチ、グループ分け

150~グループワーク

220~報告・まとめ

230  終了

 

 参加者は北信越ブロックから18名、組織部2名の計20名で会議を行いました。

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 今回、組織部担当理事として間舩が参加しました。オンライン形式でもあったので、N-Action委員の吉室さんに機械操作の協力をいただき進めました。

 北信越ブロック事務局長 野村裕美子氏の司会で開会され、続いて、ブロック長(石川支部) 西暢三氏よりご挨拶いただきました。オンライン上の会議になってしまいますが、各自が何かを得られる会議になるよう深めていただきたいと挨拶されました。

 全通研組織部から2022年度会員数推移や傾向、全通研の取り組みの紹介。組織部主催の事業説明(組織担当者交流会、ホームページ紹介、全通研リーフレット、リーダー養成講座)、2023年度事業予定など説明をしました。また説明の時間を利用し、工夫した取り組みについて各支部から、いろいろな意見を述べていただき、実態や課題などの情報提供と共有を図りました。

 事前アンケートから会員拡大に向けた取り組みや効果について、特に石川支部では、過去最高の会員数となり、養成講座受講生を中心に会員を獲得したこと、その取り組みについてお話をいただきました。また各支部の課題としては、学習会のあり方、デジタル化が進むことに対応する方法、若い人の会員の入会への働きかけの難しさなど、各支部が抱える課題について共有することができました。

 また、N-Action班がある地域では、大学や若い世代とつながるための企画を検討してたり、LINEを活用し大学にその情報を流し、N-Action、ろう協青年部と合同企画をするなど若い世代に向けた取り組みを行っている報告もありました。

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 前半の部終了時に、長野支部 中島純子さん(健康対策部理事)に協力をいただきストレッチを行いました。

 

グループワークでは、3つのグループに分けました。2つの現地グループ、1つのオンライングループを作り、自由に話し合っていただきました。最初は自己紹介から始まり、現在の課題やこれから取り組みたいことについて話し合ってもらいました。その後、各グループより発表してもらいました。

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 発表の中から、課題と感じる点について、若い人が活躍できる企画や環境を整えることの大切さ、学習会において「ろうあ運動」よりも手話技術の学習会は参加者が集まる、全通研へのハードルの高さを感じさせてしまっている、運動の中に「楽しさ」を求めていきたい、といった意見がありました。

 

 これから取り組みたいこと(頑張りたいこと)としては大学との関わりを持ち若い世代との交流をもっと図りたい、全通研会員になったメリットを感じてもらえる取り組みをより発展させたい、といった意見がありました。

 

〇まとめ

 どのブロックにおいても、抱える課題やこれからの取り組みについて、共通するものが多いと感じました。特に大学や若い世代との連携をどうするのか? または、こうしていきたいとは思うものの具体的な動きができないなど、模索している様子が伺えました。

 今回はオンライン会議でしたが、次回は顔を合わせて、雰囲気を掴みつつ会議が行えればと思いました。

 

                            (文・写真/全通研組織部 間舩博)

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中国ブロック組織担当者会議

中国ブロック組織担当者会議

 

 6月4日(日)中国ブロック組織担当者会議担当のため広島に向かいました。

朝、7時に家を出て広島駅に着くと辺りは「赤」、「赤」、「赤」でした。広島カープの試合がある日だったのです。駅から会場に向かう道々ですれ違う親子さんやカップルは、見事なほどの「赤」「赤」、それと笑顔でした。サポーターでなくても「勝つといいね」と思ってしまいます。

 会場の二葉公民館は二度目ですが、念のため道案内はスマホのナビに委ねることにしました。予定より早めに無事到着です。

 

13:15~自己紹介

13:20~全通研・組織部の活動について

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 2022年度の会員数を基本に、前年度比や会員属性の話を進めました。

その後、組織拡大の取り組みの実績を反省も含めて話しました。報告などはホームページに載せているので是非、活用してほしいとお願いしました。人材育成は、2023年度の開催予定のお知らせをしました。

 

14:00~事前アンケートの回答結果から

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 今年度の事前アンケートは、回答しやすかったと好評を得ることができました。支部活動の振り返りから、今後の活動に向けて協議していくことが大切です。中国ブロックのみではなく、全国各支部の回答も参考にしながら意見交換できる時間は貴重なものだと思っています。

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 次世代活動についての回答です。

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 N-Action活動は、課題も多いですが未来を見据え全通研全体で取り組んでいきましょう。

他支部との情報交換の話を終えて休憩しました。

 

5_20230914153801 休憩中、皆さんの団欒の様子です。

15:20~グループワーク

 今年度は、グループワークを取り入れました。

各支部、複数参加でしたので2グループで学習会のあり方について(現状や課題など)話し合いました。

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自己紹介からスタートです。

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 こちらのグループは他者紹介。お隣の方の良いところを紹介し合いました。

「褒められるのは恥ずかしいけれど嬉しいものですね」との声。

 

 和やかな雰囲気の中、各支部の「学習」について話が進んでいきました。

各グループから報告を聞き終えると終了時間が迫ってきました。報告の中にあった広島支部作成の学習動画を全員で見て感動し、今回の担当者会議は終了となりました。

 中国ブロックの皆さま、お世話になりました。

                        (文・写真/全通研組織部長 荻島洋子)

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2023年9月11日 (月)

N-Actionのつどい

「N-Actionのつどい」

                                              2023年819日(土)17:0019:00

                                              アスティとくしま 第4会議室

 「全通研サマーフォーラムinとくしま」は、久しぶりの集合形式で開催しました。そこで我が全通研次世代活動委員会(以下、N-action)でも「N-Actionのつどい」を4年ぶりに集合形式で開催することができ、久しぶりに対面での活動を行うことができましたので紹介します。

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                   4年ぶりの集合写真を撮りました(これで北海道の更新ができます(笑))

 

開会式

 N-Actionの吉室文太委員による司会進行で始まりました。

3_20230911142201 司会:吉室さん/手話通訳:丸山さん

 

主催者挨拶

 全通研組織部 荻島洋子部長、全日本ろうあ連盟青年部 中央委員会 清水愛香委員長のお二人から挨拶をいただきました。「4年ぶりの集合開催であり有意義な意見交換を行い、次につなげ連帯して運動を進めていきたい」との挨拶がありました。

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    組織部 荻島部長       全日本ろうあ連盟 青年部中央委員会 清水委員長

 

N-Action活動報告

 N-Actionの小野尾一秀委員長から、活動報告がありました。また「委員長に就任してから初めて集合開催の場へ参加できたことに感激しています」とのことでした。

6_20230911142201 N-Action小野尾委員長

 

全日本ろうあ連盟 青年部中央委員会活動報告

 全日本ろうあ連盟青年部中央委員会の忍浩知事務局員から、活動報告がありました。青年部組織体制と活動の3本柱を説明し、顔を合わせた活動が再開できたことを喜び合いました。

7_20230911142201 青年部中央委員会 忍事務局員

 

グループ討議

 6つのグループに分かれ討議を行いました。テーマは「今後、青年部とN-Actionで一緒にどのような活動をしていきたいか」と設定し40分間と短い時間でしたが、話を交え活発な意見交換を行いました。それぞれのグループの集合写真を紹介します。(表情明るく、笑顔が眩しいです!)

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            グループ討議中の各メンバーです

 

グループ発表

 それぞれのグループから討議の内容を発表しました。時間の関係で1グループ3分程度でしたが、将来の姿、理想的な活動など、積極的な姿勢が伺えました。また発表時の情報保障をグループごとで担い、互いが協力し合いました。

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20_20230911142101 グループ発表のみなさんです。互いで助け合いながら報告しました。

 

閉会式

 閉会式では、全日本ろうあ連盟 青年部 中央委員会の中村事務局長より感想をいただいた後、N-Action小野尾委員長より、まとめの報告を行いました。

 久しぶりの顔を合わせた討議で、時間が足りず、もっと話がしたかったこと、この連帯感を今後も継続し互いが成長できる場として、続けていきたいと感想を述べました。

21_20230911142101 閉会時の感想を述べる 中村事務局長

22_20230911142101 閉会時のまとめを述べる 小野尾委員長

 

最後に!

 私は、初めてN-Actionのつどいへ参加しました。若い世代の皆さんが熱く語る姿や報告を聞いて、N-Actionと、全日本ろうあ連盟青年部が共に活動する姿に感銘を受けました。なにより、これからの未来を担うであろう参加者全員の想いを知ることができたことが、とても感動しました。

「一念天に通ず」、小さな積み重ねですが強い意思を持つことが大切という、その意味をこの場の皆さんの姿を見てとても感じた1日でした。

                        (文/写真:組織部 間舩博)

 

                                            

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