三重支部の総会
2023年4月15日(土)に開催される三重支部の総会の記念講演のため、前日の14日(金)から津市に行きました。
この日は朝から曇り空で、新幹線からの富士山はあまりスッキリ見えませんでした。
出かける前から楽しみにしていたのは、新幹線名古屋駅のホームにある立ち食い蕎麦屋できしめんを食べることでした。何もプラスしないシンプルなきしめんが好きなのです。実際に食べてみると、本当に美味しかったです。
名古屋駅から近鉄の急行電車に乗って津駅に向かいました。津市にはこれまで何回かお邪魔させてもらったことがありますが、名古屋から1時間以上も電車に乗るとは思いませんでした。また、川や田んぼがたくさんあったのには、本当にびっくりさせられました。
14日の午前中、三重県聴覚障害者支援センターを訪問しました。こちらの建物は三重県社会福祉会館の5階にあります。一般社団法人三重県聴覚障害者協会と支援センターの山本善秀(よしひで)事務局長が迎えてくれました。
支援センターには、協会と支援センターの事務室、字幕・手話ビデオ制作室、相談室(貸出機器収納庫)、生活支援用具展示室(ビデオライブラリー)、研修室の6室がありました。特に印象に残ったのは、災害発生時における被災者支援を行う拠点として、非常食や宿泊できる寝具などを用意していることでした。
生活支援用具展示室から研修室を見る 山本喜秀事務局長(右)と私
夕方、三重支部の運営委員9人と私とで情報交換会を行いました。日頃の活動の悩みや全通研に対するご意見などを頂戴して、とても有意義な時間を過ごしました。
話し合いを終え、夕食ではお酒を酌み交わしながら、さらに突っ込みが増した「飲み会」となりました。
少し以前の話になりますが、2018年4月22日(土)に三重で講演をしたことがあります。その際、父親を亡くしたことを話した時、「同感した」と言ってくれた人に会うことができました。また、千葉に実家のある人にも出会いました。皆さんと楽しい時間を過ごしました。
4月15日(土)は生憎、朝から雨が降り、少し肌寒い日になってしまいました。この日の午後に、三重県手話通訳問題研究会の総会の記念講演に招かれて話をします。
講演の前に運営委員会が開かれ、私も同席させてもらいました。運営委員の皆さん一人一人が意見を出し、活発に話し合いが行われていました。
会場は、津駅のすぐ近くのアスト津3階交流スペースでした。
アスト津 みえ県民交流センター
講演会は、会場とオンラインを使ってのハイブリッド形式で行われました。会場に36人(ろう者2人)、オンライン参加21人(ろう者1人)の合計56人が参加してくださいました。
講演のテーマは、「出会い・仲間・つながり ~全通研50周年に向けて~」です。自分の生い立ち、仕事を通じて学んだこと、最後に全通研50周年を迎えるにあたってについて、午後1時から3時までの2時間、話をしました。
帰りの時間のこともあり、楽しかった想いを胸に、講演後は直ぐに退席しました。
三重の皆さん、お世話になりました。そして、ありがとうございました。
おまけ
ホテルは、講演会場になった建物にありました。朝食は、三重県産の食材を使った日替わりご当地メニューがありました。この日は、伊勢志摩産の釜揚げしらすご飯と、柚子とあおさ海苔に三重県産の真鯛の切り身が入ったラーメンでした。お腹がいっぱいになりました。
お昼ご飯は、司会者と手話通訳の打ち合わせを兼ねての食事です。昼食もとても豪勢でした。
また、津には有名な餃子がありました。こぶしくらいの大きな餃子です。買って食べましたが、にんにくの香りたっぷりで、何もつけずにそのままで食べてもおいしい餃子でした。
三重にはおいしい食材がいっぱいあり、心もお腹も大満足の旅でした。
日替わりご当地メニュー 津の餃子
(文:全通研会長 渡辺正夫)
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