岡山県手話通訳問題研究会設立40周年記念大会
2023年1月29日(日)、岡山県手話通訳問題研究会設立40周年記念大会に参加してきました。
日本全体が記録的な寒波に見舞われ、雪の影響で交通機関がどうなるのか心配な中、家を出ました。
新幹線の中から、富士山を見ました。また、関ヶ原付近では雪が積もっていて新幹線も徐行運転をしていました。
雪の影響もなく、無事、JR岡山駅に着きました。
東口に降りると桃太郎の像があり、駅前から路面電車が走っていました。
会場の天神山文化プラザに向かう坂道の途中に「岡山県庁跡 明治12~昭和20年」と刻まれている石を見つけました。会場であるこの場所は、昔、県庁が存在していたことを知ることができました。坂を登り切ると会場にたどり着きました。
会場の前の広場には何か得体の知れないオブジェがありました。よくよく覗いてみると、それは、「天神鯰(なまず)」のオブジェでした。
早速、会場の中を覗いてみますと200人ぐらいが入れるところで、アットホームな雰囲気が感じられました。
控え室に入るとすぐに自分の携帯電話の充電がもう少しで切れてしまうことに気がつきました。そのため、この後の様子を写真で撮ることができませんでした。写真で紹介できないのがとても残念ですが、仕方がありません。
しかし会場の様子は、岡山支部の写真係の人がしっかり撮っておられました。3月を目処に本日の記念大会の様子を含めて大会記念誌として発行すると聞いています。
午後1時から記念式典が始まりました。
当日、配布されたプログラムと記念品です。
記念品は、わくわく祇園‘Sという作業所で作った「マスク用ケース」です。今、一番必要なもので助かりますね。
司会は、岡山支部の会員である岡本寛子さんが務められました。
舞台の下手には、大岡政恵会長と山根淑子副会長が上がり、上手に来賓者が上がりました。
最初に大岡会長から「設立当初は 44人からスタートして、現在236人の会員が活動しています。機関紙『てのひら』を毎月発行し468号となりました。これから50年に向かってみんなで一致団結して頑張っていきましょう」とあいさつがありました。
続いて、来賓あいさつがありました。
伊原木隆太岡山県知事の代理として坂本洋介氏(岡山県保健福祉部障害福祉課課長)
公益社団法人岡山県聴覚障害者福祉協会 中西厚美会長
公益社団法人岡山県聴覚障害者福祉協会顧問 佐古一太岡山県議会議員
そして、来賓紹介がありました。
あいさつされた3人に続き、4人が紹介されました
一般社団法人全国手話通訳問題研究会 渡辺正夫会長
岡山県手話通訳士協会 岡部美津江会長
岡山県盲ろう者友の会 青江英子会長
岡山県聴覚障害者センター 西條保幸所長
祝電としてお名前が読み上げられました。
続いて、感謝状の贈呈が行われました。
金川巌さん、浅野紀美子さんなど私が知っている懐かしい人の名前が読み上げられました。代表として金川さんがあいさつされました。
来賓の記念写真の撮影が舞台上で行われて式典が終了しました。
記念講演になりました。私が40分間ほど、手話のこと、情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法や障害者権利条約、そして、全通研50周年のことについて、お話しをさせていただきました。
最後に会場にいる人たち全員で記念写真を撮りました。
このあと、アトラクションとして「きいろぐみ」の公演がありました。私は帰宅のことを考えて、少し早めに退席させていただきました。
あとで報告があり、参加者は会員、未会員、ろう者を合わせて191人だと聞きました。
1月25日には岡山県の北部にある津山市では、観測史上最大となる46㎝の積雪を記録したと報道されていました。そのため、今回の記念大会に参加できなかった人も多くいたと聞きました。
この設立40周年大会に参加させていただき、多くの学びがありました。
この大会を成功裏に終わらせるため陰になり一生懸命動かれていた多く人たち、そして、感謝状を贈呈された人たちの頑張りがあって、今日の岡山県手話通訳問題研究会があるのだと改めて感じることはできました。
これを機会に益々、活動が充実・発展することを祈念申し上げます。50周年に向かって一緒に進んで行きましょう。
岡山の皆さん、お世話になりました。そして、ありがとうございました。
帰りの新幹線に乗る前に、岡山のお土産を買って東京に向かいました。
早速、食べてみましたが、とても美味しかったです。
(文:全通研会長 渡辺正夫)
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