ブロック別組織担当者会議 東北ブロック
2022年度ブロック別組織担当者会議 (東北ブロック)
日時 2022年7月9日(土) 13:00~16:00
場所 ハイブリット形式 (会場:岩手県視聴覚障がい者情報センター アイーナ 研修室)
参加者 13名(支部参加者8名 東北ブロック役員3名 組織部2名)
東北ブロックでは、当初、集合形式での開催を予定してましたが、新型コロナウイルス感染症が全国的に再拡大しつつある時期だったことから、急遽、ハイブリット形式で開催する運びとなりました。参加者内訳は、会場に9名 オンラインに5名でした。
〇2021年度全国では前年度比336名の減となりましたが、そのような状況下においても、東北ブロックの会員状況として下記赤字のところが運動の成果となりました。100%超の支部が2支部、対前年同数1支部、目標達成が2支部という結果になりました。
〇組織部からは2021年度の会員現勢や組織部が担当した事業報告を行いました。他のブロックと同様にグラフや属性等のスライドを示しながら、解説と説明をしていきました。また東北ブロックの場合、組織規模としては中小規模クラスが多いことから、会員一人が入退会することで数字が変動しやすい面も有しています。ですが支部役員の皆さんも日々お忙しい中、またコロナ禍という社会状況下においても奮闘され、会員拡大への取り組みを行っていただいていること感謝いたします。
〇情報交換の時間へ移る前に、初めて組織担当者会議に参加する方がいたことから、まずは東北ブロックと全通研の関り(つながり)が非常に深いことを説明しました。
これは全通研の成り立ちを知り、歴史を知ることで東北ブロックとして、東北の会員として、ぜひ誇りに思ってほしいとの想いから説明しました。
この「全通研NOW!」をご覧の皆さん、記念誌『翔びたて全通研 20年のあゆみ』をご覧ください。16ページは「第1回手話通訳者会議」を福島県で開催したこと。28ページには「第7回手話通訳者会議」を青森県で開催し、この会議を経て全通研が誕生したことが載っています。
東北ブロックと全通研の関わりについて関連する記事が掲載されています。初めて目にする方は、『翔びたて全通研』をお持ちの諸先輩からお借りし、ぜひぜひお読みください。先輩方々、懐かしむ意味合いを込めぜひ、もう1度ご一読いただければ幸いです。
事前アンケートから会員拡大やニーズに応える活動について一部になりますが、以下の点が挙げられました。
青森/地域班長会議を実施し、意見交換による地域での課題や問題点の解決つながっている。新規会員獲の活動では、コロナ禍によって思うような活動ができなかった。
岩手/各地域班活動の充実を図る上で、地域の特色に合わせた活動を行い、少人数で参加しやすくするため地域班活動でつながっている会員もいる。課題としてはオンラインでの参加希望者へのフォローが十分行き届いていなかったこと。ネット環境がない会員に向けた集合会場での開催を模索したが、通信網の関係もあり確保が難しかった。新規会員獲得では手話講習会等での全通研PR活動を行う。
宮城/統一試験フォローアップ講座、ポイントカード制を活用している。合格率アップなど成果もあったがオンライン参加者への対応が課題。新規会員獲得では学習会お試しチケット、会員割引チケットを企画するがオンライン開催や参加者減によって実施できなかった。
秋田/機関紙の定期発行に努めた。課題として紙面の充実。新規会員獲では手話サークル、養成講座で受講生に機関紙の配布活動をした。
山形/地域班活動を充実させ5つの地域班活動を展開、情報交換や学習活動が行えたが、班によって参加者が少なく決まったメンバーになりがちなところが課題。新規会員獲得では、ろう講師を招き未会員も対象とした講座を開設、周知を図る。
福島/コロナ禍においても支部主催事業「県通研講座」をオンラインにて3回開催し、学習機会の確保と個それぞれに応じた参加の仕方ができるように工夫を図り参加者が増えた。課題としてオンライン開催時の方法の検討やもっと参加したいと思える計画を立てること。新規会員獲得では、お誘いパンフの作成・配布、地域班学習会への見学の促進、支部出前講座制度を活用し全通研を知ってもらう活動を実施し、入会につなげた。
情報交換については活発な意見交換ができ以下の点を抜粋しました。
・各支部のさまざまなデータや活動内容についてどれも参考になった。
・他支部の話を聞けたので、取り入れられるものは私の支部でも取り入れていきたい。(ポイント制による割引の特典や会員が恩恵を感じてもらえる企画)
・集合形式だったので、支部作成のグッズに直接確認ができ実物を触れた(メモ用紙)
・退会者へのアプローチがどの支部も意見がなかった。新規会員獲得だけに目が行きがちだが、退会者への合わせてアプローチ方法が課題と感じる。
・移動時間を考えるとオンラインでの参加で良かった。
・集合形式も合わせた開催だったので、集合して参加したが、会議時間外でも疑問に思ったことを直接他の支部へ聞くことができ良かった。
・毎年行っている事前アンケートは参考になるので継続してほしい。
・今までにない新たな取り組みを行っていることから、この取り組みにより新たな成果が得られたという全国の支部情報があれば共有してほしい。
東北ブロックの皆さん。当日は、ハイブリット形式でしたが、集合会場でお会いできた方もおり、久しく会ってなかったことや、会場まで移動する楽しさを感じた1日でした。またオンラインで参加された皆様もお疲れ様でした。私自身、お膝元である東北ブロックを担当させていただきましたが、あまり緊張せず役目を果たせたと実感しております。また休憩時は、健康対策部部局員の江見美子さんの協力によるストレッチも実施し、終始、心身ともリラックスして会議に臨めました。
最後に「組織担当者ML」の存在と活用についてお願いしましたが、時間が足りなかったといった声もあったことから、こちらのMLもぜひ活用し情報交換を行ってほしいと願います。最初の一歩は勇気が要りますが、その踏み出す一歩を応援します。
- 9月19日(月・祝)には、組織担当者交流会を開催する予定です。皆さま、お楽しみに。
(文・写真/全通研組織部 間舩博)
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