全国手話言語市区長会・総会
6月1日(水)、午前8時30分より9時30分まで、東京都千代田区の都市センターホテル3階コスモスホールにて、全国手話言語市区長会の総会が3年ぶりに対面にて開催されました。
司会は、高野律雄府中市長が務めました。参加者は、90人となりました。
はじめに、会長の星野光弘富士見市長より手話での挨拶がありました。
市区長会は現在、604の市区長と12の町村長の会員登録があり、会員が増加しているとの報告がありました。また、5月には障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が可決成立したこと、早く手話言語法の制定をお願いしたいとの力強い挨拶がありました。
続いて、来賓の挨拶では、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長と日本財団の尾形武寿理事長のお二人が登壇されました。
来賓の紹介で、全通研として私、士協会として渡部理事、全国手話研修センターとして黒﨑理事長が紹介されました。
議事に入りました。議長は星野会長が務めました。詳細については、加藤龍幸石狩市長から説明がありました。
時間の関係もあり、事業報告、事業計画(案)、収支予算(案)、運営体制、会則改正を一括しての説明がありました。続いて、役員体制が発表されました。
特に今回の改正では、役員は持ち回り制、会費制を導入するなど新しい運営にしていくことが提案されました。
提案に質問もなく、参加している会員多数の賛成で議事はすべて承認されました。
総会後、情報提供として、「電話リレーサービスの法人登録について」と題して、日本財団電話リレーサービスの大沼直紀理事長から説明がありました。きこえない人、きこえる人相互が電話を使える時代になったこと、24時間で緊急通報にも対応できる体制で取り組んでいることが話されました。また、現在、登録者は1万人に近づいているそうです。そして、法人登録を自治体として進めてほしいとの訴えがありました。
新旧役員あいさつでは、出席している桂川孝裕亀岡市長が、3人の手話通訳者を設置していることなどを話され、退任の挨拶をしました。
最後に、閉会のことばがあり、無事に総会は終了しました。
私は、家を6時に出ました。というのも満員電車に乗りたくなかったからです。新型コロナウイルスの感染者の数はずいぶん減ったものの、まだ、心配がありましたので。
早めに出ましたので、会場の近くを散歩して会場に行きました。一つは、赤坂門跡の石垣が残っているところを見ました。もう一つは、旧北白川宮邸洋館がありました。バラが咲いていたのと鹿(?)のモニュメントがありました。
総会終了後、また、四ツ谷駅方面に歩いて行きました。駅近くには、上智大学キャンパス、そして、その近くにある聖イグナチオ教会、少し駅から離れていますが学習院初等科や迎賓館を見ました。迎賓館の回りは工事中でした。それに、とても残念でしたが、迎賓館は水曜日が定休日で中を見ることができませんでした。
久しぶりに外に出て、良い空気を吸って家に帰りました。
2022年6月1日
全通研 会長 渡辺正夫
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