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2022年6月23日 (木)

全国手話研修センター後援会総会

「全国手話研修センター後援会総会」が、618日(土)の午後1時半から全国手話研修センター2階愛宕においてハイブリッド形式で開催されました。

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   私自身、京都に行くのは実に3年ぶりとなりました。見たい、食べたいという気持ちでいっぱいでした。

   総会が始まる前に、三団体トップ交流がヌーベルジャポネーゼ嵐山で会食をしながら、はじめて行われました。

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 全日本ろうあ連盟から石野富志三郎理事長、日本通訳士協会から小椋英子前会長、全国手話通訳問題研究会から私の3人が参加しました。この交流は、後援会総会の時にせっかく会うのであればということで石野理事長より提案があり、実現しました。

  定食が4種類ほど選べる中、それぞれ好きなものを注文して、話しをしました。

  主に、情報コミュニケーション法の学習会のことを話題にして45分間ほど楽しく交流しました。

 

 話しは戻りますが、後援会の総会の司会は、全通研の木下博事務局長が務めました。

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 最初に、清田廣後援会会長から「当面5千人の目標めざして頑張りましょう。」との力強いあいさつがありました。

  続いて、来賓として全国手話研修センターの黒﨑信幸理事長、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長、全国手話通訳問題研究会から私。そして、最後に日本手話通訳士協会の小椋英子前会長から、それぞれあいさつがありました。

  私からは、運営委員の改選の時期だったため、退任される方へお礼のことばを、そして、新委員には1万人の目標達成のため努力してほしい旨を伝えました。

  その後、全国手話研修センターの小出新一常務理事より、全国手話研修センターの運営状況の説明がありました。特に、手話検定試験の受験者がかなり減っているので、今後、運営方法について検討が必要だという話がありました。

  議長には、小椋英子副会長(今回で退任)が務めました。

  議案の提案は、第1号から第7号までの7つの議案が提案されました。第7号議案は会則の改定が提案されました。

  それぞれ報告のあった後、質疑応答がされ、その都度、採決をしました。7つの議案すべてが賛成多数で可決成立しました。

  今回の改選で、清田廣会長、長谷川芳弘副会長、本田栄子副会長、木下博事務局長が決まりました。

  無事に総会を終了することができました。

 

                      2022年6月18日

                      全通研 会長 渡辺正夫

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2022年6月22日 (水)

ブロック別組織担当者会議 近畿ブロック

2022年度ブロック別組織担当者会議  近畿ブロック

 6月12日(日)10:00~13:00 Zoomでの開催

 参加者:19名(組織部理事2名含む)

 

 はじめに、私(曽我部)からの挨拶、次に上田ブロック長の挨拶、そして参加された皆さんの自己紹介の後、組織担当者会議が始まりました。

 最初に、会員状況・組織部の活動などを説明した後、事前アンケートをもとに各支部から活動状況を報告していただき、その後、質疑応答・意見交換を行いました。

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【全通研HPについて説明】

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 全通研HPを十分使いこなしていただくために、簡単にではありますが、一つひとつ説明させていただきました。見たことなかった…知らなかった…というものもあったようです。

 

【近畿ブロックの会員状況について説明】

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 ここ5年の、近畿ブロックの会員数・継続率・新規会員数の推移を見ていただきました。グラフで見ると、一目瞭然、現状が把握できます。意見交換をする前に、自分の支部やブロックの状況を把握しておくことは大切です。

 

【2021年度会員拡大に向けて取り組んだこと・2022年度取り組むこと】

 別紙アンケートの中から、特にこれは頑張った!ぜひ話したい!ことをお話いただきました。近畿ブロック6支部(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)それぞれに、コロナ禍に負けない活動の工夫をされていました。

 

【休憩の後ストレッチ】

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 ストレッチは、大阪支部の鍋島さんが担当してくださいました。スッキリしました。ありがとうございました。

 

【質疑応答・意見交換】

 ここからは、近畿ブロック長の上田さんに司会をバトンタッチ。事前アンケートの結果や各支部の取り組みについての質疑応答や、「目標数設定について」「会員拡大について」「役員のなり手について」を柱に意見交換を行いました。抜粋して記載します。

<ブロック目標数>

 ブロックとしての目標数はあえて考えていないが、ブロック選出理事の数が減らないように、ブロック内の支部の目標数は情報共有する。

<会員拡大について>

京都)「退会します」の連絡がなければ継続とみなし、研究誌は最後まで送る。年度末迫ってから入金になる時もあるので、今年度は早い時期に連絡をしたい。

兵庫)未入金者への継続依頼は、別封筒で兵聴協理事長と支部長の挨拶文を送っている。

和歌山)機関紙は9月まで、研究誌は入金者のみに送る。継続依頼は、可愛く工夫して個別に送っている。

*設置手話通訳者になったら、入会は当たり前のようになっている支部もありました。(和歌山・兵庫)

<役員のなり手について>

奈良)運営委員は21人、多めに設定している。新人は、事務局の手伝いをしながら活動を見てもらい、その後自分の希望の部署に入る。

滋賀・京都)地域班長が運営委員になる。

大阪)運営委員は、地域班の運営委員を1年以上経験している人が、推薦を受けてなる。

和歌山)監査2人には、役員会に参加してもらい、様子を知ってもらう。

*若い人をどう運営委員に入れていくかが課題だという声もありました。

 他にもたくさんの意見や報告が出ましたが、紙面の都合ですべて紹介できず申し訳ありません。

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 近畿ブロックの皆さんです。Zoom3時間は大変でしたが、いろいろな情報交換ができました。ありがとうございました。今日の会議で得たものをもとに、これからも頑張っていきましょう(*^-^*)

*この記事を読んで、興味を持たれた方、この部分を聞きたいと思われた方は支部の組織担当者をとおして、「組織担当者ML」にお声をお寄せください。お待ちしています。

*9月19日(月・祝)には、組織担当者交流会を開催する予定です。皆さま、お楽しみに。

                      (文・写真/全通研組織部 曽我部啓子)

 

 

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2022年6月16日 (木)

「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」成立報告会

 2022年6月14日(火)朝8時から参議院議員会館(B109)にて、障害児者の情報コミュニケ―ション推進に関する議員連盟総会・「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」成立報告会が開催されました。

 この報告会は議員連盟(以下、「議連」)の役員をされている議員の皆さんの発案により開催され、会場には議連の衆参両院議員や省庁関係者、障害者団体等が集まりました。

20220614_080010 報告会会場の様子           

20220614_080040司会:議員連盟事務局長 滝波宏文議員

 司会を担当された議連事務局長の滝波宏文議員【自民・参】から、「皆さんの協力により「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」を国会で成立することができた。成立報告会を開催したい。」との開会のことばがありました。

20220614_080136 議員連盟会長 衛藤晟一氏

 その後、議連会長の衛藤晟一議員【自民・参】から会長挨拶がありました。

 本日はご多忙の中、皆さんに集まっていただきありがとうございます。ご承知のとおり、5月19日に衆議院本会議で全会一致により可決成立した。これまで7回の意見交換等を踏まえて成立した。障害者の情報アクセシビリティ推進のために、議連で意見をまとめて成立した。皆さんの尽力に感謝したい。

20220614_080445 議連幹事長 山本博司氏

 また、議連幹事長の山本博司議員【公明・参】からあいさつがありました。2017年に議連が発足。読書バリアフリー法が2019年に成立。翌年には電話リレーサービスが閣法(内閣提出法律案)として成立。2022年は「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」が成立した。これも皆さんの協力のおかげ。これから具体的な施策の実効性が求められる。一層の協力をお願いしたい。

 その後、2つの議事(①法律審議過程報告、②団体・先生方のご意見)がありました。

①法律審議過程報告

 2022年4月12日に参議院厚生労働委員会にて、委員長提案として法案提出・可決後に参議院本会議可決(4月13日)、衆議院厚生労働委員会可決(5月18日)、衆議院本会議可決・成立(5月19日)、公布の閣議決定(5月20日)、法律の公布・施行と、地方自治体に対し、共管省庁の連名で法律施行の通知を発出(5月25)されるまでの経過報告がありました。

②団体・先生方のご意見

●全日本ろうあ連盟事務局長 久松氏/お呼びいただきお礼を申し上げたい。「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」 の成立にあたり、当連盟や関係団体と共に喜んでいる。一昨日、広島市で第70回の全国ろうあ者大会を開催した。秋篠宮皇嗣殿下・秋篠宮妃殿下(秋篠宮妃紀子様)ご夫婦が参加され、皇嗣殿下のご挨拶の中でも法律の話に触れられていた。議員の皆さんのご協力のおかげであり感無量である。大会参加者の多くが喜んでいた。この10年間、取り組んできたことが形になって嬉しい。今後は、具体的な施策への落とし込みが必要。また地域格差の解消のための施策も大切。厚労省やデジタル庁などのみなさんとも具体的な施策にしていきたい。

●全通研会長 渡辺氏/この度はこの法律が実現したこと嬉しく思う。私たちは全日ろう連と共に活動している。きこえない人・きこえにくい人が同等の情報を得られるように、法の真の実現を求めていきたい。意思疎通支援者の確保・養成・資質の向上が求められる。それらを実現してもらいたいし頑張りたい。今後ともよろしくお願いします。

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 その他、参加をされていた日本視覚障害者団体連合、日本障害者リハビリテーション協会、DPI日本会議、全国盲ろう者協会、全国要約筆記問題研究会、日本障害者協議会の代表者からも一言ずつ発言がありました。

 

 続いて、議連の議員(自民2名、立憲3名、共産2名)から発言がありました。

 

 次に、参加されていた各省庁の担当者から発言がありました。

内閣府、総務省、文科省、厚労省、経産省、国交省、デジタル庁、警察庁

 最後に衛藤議連会長から閉会の挨拶がありました。

 本日はありがとうございました。共産党(宮本議員から)から障害者福祉の予算増額が必要だとの話があったが、以前は4,600億円だったが現在は2兆円を超える額になっている。情報コミュニケーション法の成立についてどうにかしなければと話をしてきたが、視覚障害者団体から具体的な法案が出てきて、これが大きな契機となって、「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」の成立に取り組んだ。この2年間で大きな動きがあった。関係者の力のおかげ。約10年間かけてやらなければならないことを実現できた。感謝したい。

20220614_084702 右から、渡辺会長、滝波議員、江原事務局員

 

             (写真:渡辺正夫会長/文:江原こう平事務局員)

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ブロック別組織担当者会議 北海道ブロック

・ブロック別組織担当者会議(北海道)の開催

・北通研支部長会議

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 6月4日(土)は全道各地にいる支部長が自宅や地域の会館等からZoom参加、札幌近郊の3地域の担当者と運営委員9人が「かでる」の会場に集いました。

 機材の接続やパソコンを自由に使いこなせる担当者がいるからできる方法です。10年ひと昔とは言いますが、私が運営委員になった頃の時代とは比べ物になりません。今回の組織担当者会議は北海道ブロックの吉野理事の担当でした。パワポ画面の操作をしながら上手に進行していました。途中休憩をはさみ後半の前に新人健康対策担当者の七尾さんが目の運動を中心にストレッチを実施しました。後半は北通研支部長会議に移り、全通研の近藤幸一氏の講演「雇用された手話通訳者の労働と健康についての実態調査研究」報告書について~手話通訳者の労働と健康、養成等課題について共に考える~ でした。

支部班からの意見は実態調査(全国)の内容とほぼ一致していました。

・会員が増えない

・役員のなり手がいない

・高齢化  等々です。 

 支部長会議の後半は講師の近藤さんとの質疑応答で、地域の状況についてやり取りしている様子がとても印象的でした。

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            (文・写真/全通研理事 武田美代子)

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第70回全国ろうあ者大会inひろしま

 「第70回全国ろうあ者大会inひろしま」は、67日(木)から12日(日)までの4日間、広島市内で開催されました。

愛知県、栃木県の2年間は中止となり、今回の広島県は3年ぶりに対面での開催ができました。

 私は、大会の前夜祭がある11日(土)から参加しました。新幹線で広島駅に着くと山陽新幹線の公式キャラクター「カンセンジャー」の歓迎を受けました。外は生憎の雨でした。

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 6月11日(土)、午後630分から9時まで、広島市文化交流会館3階の銀河にての前夜祭が開催されました。会場には、1テーブル5人が間隔を取り座るような形で、約150人の参加がありました。

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 開会にあたり、迫田和昭実行委員長よりあいさつがありました。

そして、石野富志三郎理事長と来賓代表として黒﨑信幸理事長のあいさつ、その後、筑波技術大学の石原保志学長の乾杯の音頭がありました。

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 石原学長には、来る8月に開催される「第55回全国手話通訳問題研究集会サマーフォーラムinいばらき」において、福祉と人権の講座で講演をしてもらうことになっています。そのことについて話しをすることができました。

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 この開会のセロモニーの最初に氷の彫刻が始まりました。何ができるのかお楽しみということでした。

テーブルごとのチーム分かれて、ひろしまにちなむクイズ合戦がありました。10問中9問正解したチームは10もありました。迫田実行委員長とジャンケンをして優勝チームが決まりました。

 この前夜祭に実行委員の方々は、お揃いのTシャツを着て頑張ってくれました。本当に頭が下がります。ありがとうございます。

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 宴もたけなわになったときに気になるのが氷の彫刻です。丁度、氷の彫刻ができあがりました。作品は鯉でした。それもよく見ると「アイ・ラブ・ユー」の指文字も彫られ、氷を削る技に本当にビックリさせられました。多くの参加者の拍手喝采を受けていました。

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 前夜祭の帰り、会場近くに原爆ドームがありましたので、そこを通りました。原爆ドームと月が同時に見ることができました。私は、広島で初めてこのようなシーンに出会えたことを嬉しく思いました。

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 6月12日(日)は朝から晴天でした。かなり気温も上がり暑くなりました。午前10時から広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)にて、大会式典がありました。会場はとても広くて圧倒されました。

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 私たちは、壇上下の指定された座席に座りました。式典中の写真撮影は、禁止ということでした。

 秋篠宮ご夫妻のご臨席を賜りオープニングセレモニーが開始されました。オープニングは、難聴者・中途失聴者による天手鼓舞というチームの太鼓の演奏が披露されました。

 太鼓の演奏後に、秋篠宮さまやご来賓の方々が壇上に整列されて式典が始まりました。

 司会は、内川大輔監事が務めました。唯藤節子理事の開会のことばに続いて、迫田実行委員長による歓迎のあいさつ、石野大会会長によるあいさつがありました。

 そして、湯﨑英彦広島県知事、松井一實広島市長のあいさつを頂戴しました。

 次に、秋篠宮さまのあいさつがありました。最後の方では自ら手話を使って「さまざまな障害に対する理解がさらに深まり皆が安心して暮らせる社会が築かれることを祈念します」とあいさつされました。

 また、厚生労働大臣、文部科学大臣の代理の方からあいさつが続いてありました。そして、広島県議会議長、広島市議会議長、手話を広める知事の会会長の平井伸治知事の来賓紹介がありました。その他の来賓は、時間の関係でスクリーンの字幕にての紹介になりました。そのトップに全通研が紹介されました。

 2022年度の厚生文化賞として、5人の方が表彰されました。

 無事に式典は終了しました。

 

 私は、今回の広島では行きたいところを事前に決めていました。それは、宇品港(広島港)です。理由は、「暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ」堀川惠子著 講談社の本を読んでいたからでした。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の3人の司令官の物語です。

 胸を弾ませながら路面電車に乗り広島港(宇品)に向かいました。雨の中でしたが、広島港の宇品旅客ターミナルから宇品デポルトピア、そして、旧陸軍桟橋に行きました。宇品波止場公園では、パラダイスの塔を見ました。道路を渡ってすぐに、宇品中央公園がありました。そこには、旧陸軍の兵隊の食料などを補給する倉庫跡を見ることができました。宇品港から広島駅に最短距離で結ぶ旧国鉄宇品線の廃線の跡地を追いながら歩きました。南警察署交差点の近くに警報器・遮断機・ホームなどのモニュメントがありました。

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 そしてもう一つ行きたい場所がありました、それは、広島平和記念資料館です。ロシアが一方的にウクライナへ侵攻しているこの時に絶対外せない場所でした。

 今回の戦争では、核の脅威が色濃くなってきています。核の恐ろしさを伝えるこの資料館を見学しました。数々の写真や遺品を見ることで、「二度と戦争はしてはならない」ことをしっかり胸に刻み、広島をあとにしました。

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                2022年6月12日 

                全通研 会長 渡辺正夫

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2022年6月 2日 (木)

全国手話言語市区長会・総会

 6月1日(水)、午前830分より930分まで、東京都千代田区の都市センターホテル3階コスモスホールにて、全国手話言語市区長会の総会が3年ぶりに対面にて開催されました。

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 司会は、高野律雄府中市長が務めました。参加者は、90人となりました。

 はじめに、会長の星野光弘富士見市長より手話での挨拶がありました。

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 市区長会は現在、604の市区長と12の町村長の会員登録があり、会員が増加しているとの報告がありました。また、5月には障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が可決成立したこと、早く手話言語法の制定をお願いしたいとの力強い挨拶がありました。

 続いて、来賓の挨拶では、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長と日本財団の尾形武寿理事長のお二人が登壇されました。

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 来賓の紹介で、全通研として私、士協会として渡部理事、全国手話研修センターとして黒﨑理事長が紹介されました。

 議事に入りました。議長は星野会長が務めました。詳細については、加藤龍幸石狩市長から説明がありました。

 時間の関係もあり、事業報告、事業計画(案)、収支予算(案)、運営体制、会則改正を一括しての説明がありました。続いて、役員体制が発表されました。

 特に今回の改正では、役員は持ち回り制、会費制を導入するなど新しい運営にしていくことが提案されました。

 提案に質問もなく、参加している会員多数の賛成で議事はすべて承認されました。

 総会後、情報提供として、「電話リレーサービスの法人登録について」と題して、日本財団電話リレーサービスの大沼直紀理事長から説明がありました。きこえない人、きこえる人相互が電話を使える時代になったこと、24時間で緊急通報にも対応できる体制で取り組んでいることが話されました。また、現在、登録者は1万人に近づいているそうです。そして、法人登録を自治体として進めてほしいとの訴えがありました。

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 新旧役員あいさつでは、出席している桂川孝裕亀岡市長が、3人の手話通訳者を設置していることなどを話され、退任の挨拶をしました。

 最後に、閉会のことばがあり、無事に総会は終了しました。

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 私は、家を6時に出ました。というのも満員電車に乗りたくなかったからです。新型コロナウイルスの感染者の数はずいぶん減ったものの、まだ、心配がありましたので。

 早めに出ましたので、会場の近くを散歩して会場に行きました。一つは、赤坂門跡の石垣が残っているところを見ました。もう一つは、旧北白川宮邸洋館がありました。バラが咲いていたのと鹿(?)のモニュメントがありました。

 

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 総会終了後、また、四ツ谷駅方面に歩いて行きました。駅近くには、上智大学キャンパス、そして、その近くにある聖イグナチオ教会、少し駅から離れていますが学習院初等科や迎賓館を見ました。迎賓館の回りは工事中でした。それに、とても残念でしたが、迎賓館は水曜日が定休日で中を見ることができませんでした。

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 久しぶりに外に出て、良い空気を吸って家に帰りました。

                      2022年6月1日

                      全通研 会長 渡辺正夫

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