第7弾WEB学習会
第7弾のWEB学習会が2月26日(土)10時~12時に開催されました。
「語ろう!~手話言語条例事情、制定とその後~」をテーマに自治体業務・政策研究委員会が担当しました。参加者は北海道から沖縄まで28名。これを読んでいる方は、オンラインにしては参加者が少ないという印象を持たれるかもしれませんが、「語ろう!・・・」というテーマを考えれば、改めて他地域の情報を得て、地元を振り返るにはむしろ適当な人数だったかと、主催側としては思いました。一人一人のお顔を見て丁寧に受け答えしていく積みかさねは、オンラインでも十分にできるような可能性を得たことが収穫だったと思います。
参加者のみなさんはどうだったでしょうか。集合して対面でのリアルもいずれできればいいのですが、オンラインの方が話しやすいという方もいらっしゃると思います。
最初に、「手話通訳問題研究」158号のp41に「手話言語条例の理念をまちづくりに」を執筆した岩谷委員が、その内容を具体的な施策事例も交えながら30分の基調講演を行いました。「地域の課題は何か」、「ろうあ協会、手話サークル、全通研地域班などが具体的に意見交換すること」、「条例とは何かについての学習」、「条例検討委員会の大切さ」、「パブコメで多くの意見を出す」等、手話言語条例が制定されても絵にかいた餅にしないよう、制定前、制定作業中、制定後と大切なポイントを示していただき、研究誌の内容がより深められたのではないかと思います。
手話言語条例に関する各地の悩みは、「条例が制定されたのに何も進まない」、「何をしたらよいのか分からない」、「もっと他の地域の取り組み状況を知りたい」、「地域の団体同士での温度差」等、それぞれだと思います。
さぁ話し合いましょうとの呼びかけでグループワークが始まりました。5人~6人でのグループワークにて、地域の状況や課題、取り組みたいこと等を話し合いました。地域の独自のネットワークや、地域の行事等にろう者と参加する=手話通訳の現場を作る、市要望だけでなく議会へ要望、ゼロ予算での企画提案など、さまざまな意見がありました。行政との連携だけでなく、地域の中のさまざまな人や団体等とのつながりで進めていくと、どんどん広がります。一方、地域の実情というのはさまざまで、その悩みの解決はすぐにできるわけではありません。今、抱えているジレンマ、問題意識が次の一歩になるのは間違いありません。
条例はなくても活動は同じ、考えていた条例ではなかった・・・という意見もあるかもしれませんが、手話関係者だけの一部の活動から、条例の内容は住民全体の共通言語となります。何か迷ったり、壁にぶつかったりした時は、条例の内容を再確認するという作業に戻る、その繰り返しそのものが大切ではないかと、改めて考えたセミナーでした。
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