全通研組織担当者交流会
全通研組織担当者交流会
2021 年9月 12 日(日) の10時から第1回目の「全通研組織担当者交流会」を開催しました。
この交流会は、これまでブロックを単位として組織担当者会議を開催し、各支部の組織活動について交流や意見交換をしていましたが、自身のブロック外の支部の状況を知りたいとの声があることからオンライン形式の交流の場を設けました。
交流会が始まる前に司会の曽我部理事から、Zoom画面を支部名と氏名に表示してもらうことと、写真を全通研で使用することがあるかもしれないこと等の説明がありました。
次に小山部長から、普段支部が活動している事を、全国の仲間と意見交換してほしいと挨拶がありました。
Zoomのブレイクアウトルームを使って、事前にグループ分けの連絡をしていたので、各自ら決められたグループに移動してもらいました。まず、各グループで司会と発表者を決めてもらってから、意見交換が始まりました。
交流会申し込み時に意見交換したい事項を出してもらった中から抜粋し、下記の事項を参考に話合いを進めてもらうことになりました。
〇コロナ禍の中での取り組み 〇多様な意見が出しあえる組織づくりについて
・コロナ禍になって工夫して実施していること 〇地域班の活動、役割について
・コロナ禍での新入会員の獲得について 〇会員拡大について
・コロナ禍での会費徴収方法について 〇会費納入方法について
〇支部の財政、収益事業の実施状況について 〇若い人への加入の呼びかけについて
〇全通研入会へのろう者、聴障者協会の協力状況について
各グループでは事前に提示された事項を順番どおり、話し合いました。その中で、Zoomの使い方講座をしている、全通研から支給された10万円で消毒液を購入した、会費の納入方法として郵便振替を利用しているなど、さまざまな意見がありました。
各グループの発表者からは、下記のとおり活動に関する意見が出されました。
〇会員対応
・新会員獲得には地道な声掛け、運営委員や会員との人間関係が大事。
・会員拡大について、養成講座などで講師が入会のお願いやPRをしている。
・会員限定で少人数で行った学習会を開催した結果、会員数が増えた。
・DVD作成にろう者の協力をもらい無料配布した。
・オンラインなどの学習の工夫により参加者が増えた。
〇オンライン対応
・慣れていない人たちへのサポート(Zoomお試し、練習)をした。
・ポケットWi-Fiの貸し出しを支部が行い、オンラインの活動を応援。
・Zoomの使い方学習を実施。
〇活動
・会えないので、会費を振り込みに変更。
・本の購入は、送料を支部が負担。
・全通研の支部支援金を活用している。
・役員のなり手がない、会員の高齢化などの問題がある。
コロナ禍の状態がいつまで続くのかは分からないが、今、できることは何かを考えて、各支部では講座をオンラインで行うよう工夫したり、会員がZoomを使えるように学習したり、また会費の納入の仕方について直接会うことができないので郵便振込にしてもらうなど、さまざまな取り組みをしていました。
今後も組織担当者会議や交流会を通じて、全国の支部の会員や組織担当者と意見交換や交流を続けて、全通研の活動を盛り上げていけるようにしたいと思います。
(全通研組織部 吉野州正)
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