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2020年11月13日 (金)

リーダー養成講座inZoom 【第1弾】「全通研のあゆみ」

10月25日(日)10時~「リーダー養成講座inZoom」が開催されました。

 リモート講座第1弾は前会長であり、今年度から参与となられた石川芳郎氏による「全通研のあゆみ」でした。最初はビデオオンの状態で画面越しではありましたが参加者のお顔が見えるかたちをとり、その後マイク、ビデオのオン・オフの練習をしました。ビデオオフをお願いし、渡辺会長のあいさつのあと、講座がスタートとなりました。

 1968年福島で開かれた第17回全国ろうあ者大会に併行して、第1回全国手話通訳者会議が開かれました。大会委員長をしたのが福島の板橋さんでした。彼は、ろうあ者に関連するものは京都が多かったので是非東北で手話通訳者会議を開きたいと考えたそうです。このことは、手話通訳問題入門(1)で伊東雋祐全通研代表も語っています。その時の参加者のお一人の方が「一人ぼっちの通訳活動でいいのかな」と話したことが、手話通訳者の集団が必要と考えるきっかけになったそうです。

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 話は全通研が結成される前後の時代背景へと進みました。講師は、岡山開催の第4回全国手話通訳者会議に職場のろうあ者に誘われて参加したそうです。

「ろうあ者の権利を守る通訳活動」、ろうあ問題の認識を深めること、ろうあ運動と連帯をして手話通訳問題を考えるなど、全国組織化の動きが急速に進んでいったとご自分の経験と、その時々の思いも合わせて、本に書かれていることなどを紹介しながら話を進めてくれました。この頃の話は手話通訳問題研究第133号(P58)『全通研の歴史に関わった人々1』で、全通研初代事務局長の谷勇男氏が語っていることも紹介してくれました。

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研究誌第133号(P58)『全通研の歴史に関わった人々1』「全通研の生い立ち」が載っています。

 全国手話通訳問題研究会結16年かかり全都道府県に支部が誕生するという長い歴史が刻まれていることが分かりました。会員1万人達成は会報50号に掲載されていて、当時の組織部長は富山の山崎さんだったそうです。山崎さんは今も地域の活動に邁進されているとか。これこそ全通研のなせる業なのでしょう。その後、法人化という社会的に信頼される団体を目指し、現在の一般社団法人全国手話通訳問題研究会となりました。

202011131123040001この写真は講師の了解を得ています。

 

結成50年を間近に控え、この全通研のあゆみをしっかり学びなおす時間となりました。

 

1968年 全国手話通訳者会議

1974年 全国手話通訳問題研究会結成

1984年 創立10周年

1990年 全都道府県に支部をつくる

1991年 5千人会員

1995年 阪神淡路大震災 手話通訳派遣の実施

2001年 1万人会員

2002年 全国手話研修センター

2005年 WASLI発足 市川会長アジア担当理事となる

2010年 一般社団法人取得

2011年 東日本大震災 被災地への手話通訳派遣

 

 全通研の歴史の流れを分かりやすく話していただきました。そして、全通研のHPに全通研の歴史が載っているのでそこからも学べます。

これからICTの時代になったことで電話リレーサービスとオペレーターの問題について考えていかなければならないと触れられました。

  「手話言語」通訳と規定する動きがあるが、全通研が長年主張してきた支援者としての活動、水野真木子先生(金城学院大学)の言葉を借りれば「コミュニティ手話通訳」の役割をどう生かし、位置づけていくかという議論がもっと必要ではないかと語られました。

 今回の講座を受けて本棚にある古い会報や冊子、全通研学校講義集などを今一度読み直そうと思いました。

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講師のお話に出てきた冊子

・こぶしの叫び

・ともに豊かな暮らしを

・みんなでめざそうよりよい手話通訳

・結成から法人格取得までの歩み

・keep evolving~発展し続ける全通研~

・全通研がめざす手話通訳制度

 

(理事:荻島洋子)

 

 

 

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