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2020年1月30日 (木)

2019年度全通研リーダー養成講座

1月25日~26日、大分市聴覚障害者センターで

2019年度全通研リーダー養成講座が開催されました。

 

九州ブロック研究集会が同日、同会場で開催でしたので、

会場手配、準備、交流会の世話など、九州ブロックの皆さん、

特に大分支部の皆さんには、大変お世話になりました。

 

1日目は、浅井所長から「全通研のあゆみ」、横溝理事から「人権について」。

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2日目は、近藤副会長から「運動ということ」というテーマで、お話しいただき、

そのあと「私にとっての全通研」というテーマでグループワークをしました。

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グループワークでは、全通研の魅力、強みなども含めて、

全通研について思うことを出し合い、話し合ってもらいました。

短い時間でしたが、思いを出し合うことは出来たでしょうか?

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最後に近藤副会長からコメントしていただきました。

 

馬を水辺に連れて行くことはできる、しかし水を飲ませることはできない。

全通研の役割は、どうやってその水を飲ませるかです。

 

私たちが美味しそうに水を飲んだらいいという意見が出ました。

腑に落ちたでしょうか?

 

これからもみんなで話し合いながら、楽しく活動することで、

未来につないでいきましょう。

 

(文・写真/全通研理事 窪田麗子) 

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2020年1月24日 (金)

全国手話言語市区長会 意見交換会・役員会

1月22日(水)、午後330分から5時まで、都市センターホテルの6階会議場にて、

全国手話言語市区長会主催の意見交換会・役員会に参加してきました。

 

会場に早く着いてしまったので、いつものご近所散策をしました。

 

今回は、地下鉄永田町駅から赤坂見附駅の方面に歩いて行きました。

最初に目に飛び込んできたのが、江戸城外堀跡赤坂御門の標識でした。

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すぐ側には、赤坂見附跡の城石が見えました。

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弁慶橋を渡ると紀伊和歌山藩徳川屋敷跡の標識が見つかりました。

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しばらく歩くと、参議院清水谷議員宿舎がありました。

ただいま、新築のため工事中でした。

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その宿舎の目の前には、ホテルニューオータニがありました。

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そして、清水谷公園に行きますと大久保公哀悼碑が建っていました。

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その後、本日の会場である都市センターホテルに向かいました。

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意見交換会・役員会の開会前に、国際ろう者スポーツ委員会のカン・チェン会長と

ドミトリー・レブロフ事務総長お二人を囲んで記念撮影がありました。

大変、若いお二人でした。

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参加の役員の方々は、18人参加されていました。

役員以外の市長も参加しており、事務局の職員も大勢動いておりました。

 

進行は、事務局長であります加藤龍幸石狩市長さんが務めました。

590市区長が市区長会に加入されていると発表されました。

 

会長挨拶では星野光弘富士見市長が元気のある声で挨拶されました。

続いて、来賓紹介ということで、全日本ろうあ連盟の石野理事長、日本財団の尾形理事長、

全国手話研修センターの黒﨑理事長、全通研の私、士協会は川根事務所長、

そして久松事務局長と倉野理事が紹介されました。

 

来賓の挨拶として、石野理事長と尾形理事長のお二人からありました。

 

また、本日、参加しています国際ろう者スポーツ委員会のカン・チェン会長から、

デフリンピックに向けて、力強い挨拶がありました。

 

会議の途中に、国会開催中でしたが「障がい者スポーツ・パラリンピック推進議員連盟」

そして「デフリンピック支援ワーキングチーム」の事務局長であります馳浩衆議院議員が

姿を見せてくれました。

 

早速、役員会の議事に入りました。議長は星野市長が務めました。

2020年度の総会、手話演劇祭、意見交換会などの計画案が提案されました。

 

 

そして、意見交換会。

全国手話言語市区長会の運営については、時間を割いて話し合われました。

また、各地の手話言語条例や地域の取り組み状況について5つの市から情報提供がありました。

最後に、黒﨑理事長から全国手話研修センターの取り組みの紹介として、さがの映像祭、

手話研究セミナー、全国手話検定試験、日本手話研究所などについて話がありました。

 

石野理事長からは、手話の広まりやデフリンピックについて話がありました。

1月20日に招集された国会での安倍首相の施政方針演説について紹介がありました。

「耳の聞こえない方に対する、無償で手話通訳を利用できる電話リレーサービスを整備します」

のコメントを発表されました。

 

閉会では、副会長である十屋幸平日向市長の挨拶で、予定どおり午後5時に散会しました。

 

是非とも、意見交換会で全通研のことを知ってもらうこと、

そして、まずは市区長さんに全通研の会員となっていただくよう働きかける必要を強く感じました。

 

(文・写真/全通研 会長 渡辺正夫)

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2020年1月10日 (金)

障害者権利条約・基本合意・骨格提言の実現をめざす 基本合意10年 全国集会

1月7日(火)、参議院議員会館の1階講堂で

「障害者権利条約・基本合意・骨格提言の実現をめざす 基本合意10年 全国集会」が

午後1時から開催されました。

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会場に入りきれないほどの400人以上が全国から集まりました。

その熱気を直に感じて身震いしてしまいました。

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10年前の今日、基本合意の調印が厚生労働省の大講堂でまさに行われたのでした。

たぶん、その場にいた人も今日の集会に大勢参加されていることと思います。

しかしながら、原告者の7人の方がお亡くなりになったとの報告を聞き、本当に残念な気持ちになりました。

 

オープニングとして、「訴訟団の運動を振り返るスライド」が上映されました。

あらためて、基本合意がまさに日本の福祉制度を変えたと思いました。

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「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」の

斎藤なを子さんと白井誠一朗さんのお二人の司会で全国集会が始まりました。

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まず、主催者あいさつとして、竹下義樹弁護団長からありました。

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「当事者の声が弁護団を後押しした。このことが違憲訴訟の始まりだった。

   この訴訟が政権交代の一つの力になったかも知れない。

   これまでの10年の歩みを自信として、これからの10年のエネルギーにしたい。」

と挨拶されました。

 

次に来賓あいさつとして、小椋武夫全日本ろうあ連盟理事から挨拶がありました。

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「参議院では昨年の選挙で障害者が国会議員となられた。

   障害者の声を国政の場に反映できるようになった。

   重度訪問介護の制度見直しも行われるようになった。

   しかし、基本合意・骨格提言は実現されていない。

   また、差別はなくなっていない現実もある。

   障害者団体はそれぞれの団体で運動を展開しているが、

   相互理解をしながら一つになって運動を展開していくことが大事。」

と挨拶されました。

 

続いて連帯あいさつとして、香山リカさん(精神科医/立教大学教授・訴訟支援呼びかけ人)から挨拶がありました。

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「してあげるという意識がまだあるのではないか。上から目線のようなものを感じる。

  生まれたからには、人生を好きに生きる自由、権利がある。自分の人生だから好きに楽しんでいい。

  全ての人がエンジョイできる社会をつくるために頑張っていきましょう。」

と挨拶がありました。

 

 

その後、国会議員あいさつがありました。

続いて、連帯メッセージとして樋口恵子さん(高齢社会をよくする女性の会)と

堤未果さん(国際ジャナリスト)のお二人のメッセージが読み上げられました。

 

いよいよ本番です。基調講演は2つありました。

1つめは、「障害者福祉における基本合意の意義」のテーマで

佐藤久夫氏(日本社会事業大学名誉教授)から話がありました。

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特に、

「介護保険と障害者福祉の現状として、介護保険は制度的に後退しているが、

  障害者福祉は少しずつ改善されてきている。」

と話されました。

 

2つめは、弁護団報告「違憲訴訟・基本合意・定期協議の意義」のテーマで

藤岡毅氏(障害者自立支援法違憲訴訟弁護団)から話がありました。

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特に、

「基本合意・骨格提言・権利条約は、重要な武器であり羅針盤である。

   この3つを揺るぎないものにするために、障害分野の垣根を越えた各地の地道な運動が求められている。」

と話されました。

 

10分間の休憩後に「人権訴訟からみえる障害福祉施策の近未来」と題して

パネルディスカッションがありました。

 

コーディネーターは、藤井克徳氏(基本合意の完全実現をめざす会世話人)と

國府朋江氏(基本合意の完全実現をめざす会弁護士)のお二人です。

 

そしてパネラーの紹介がありました。

原爆症認定集団訴訟弁護団の石口俊一弁護団長、優生保護法被害弁護団の藤木和子弁護士、

浅田訴訟弁護団の呉裕麻弁護団長、障害者自立支援法違憲訴訟原告の車谷美枝子さん(兵庫)、

DPI日本会議の今村登事務局次長、障害者自立支援法違憲訴訟原告の家平悟さん(東京)の6人でした。

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特に、浅田訴訟の呉弁護団長から、

「介護保険優先と言われるが、それはやめるべきだ。

   自立支援法第7条は、介護保険給付と自立支援給付の二重取りはできないだけの規定だからだ。」

という話がとても印象に残りました。

 

また、原告の家平さんから

「権利条約・基本合意・骨格提言は、障害者の基本的人権の保障は国に責任があると明記している。

   しかし、現在の社会保障制度改革は、『自己責任』『家族責任』を強調していて、基本合意とは相容れないものである。」

と言われたことも印象に残りました。

 

3人によるアピール案の読み上げがあり、参加者一同の賛成のもとに採択されました。

最後に閉会のあいさつとして太田修平氏(めざす会事務局長)から、

「これから先も何年後も頑張ってたたかい続けよう。」と力強い言葉で集会が終わりました。

 

10年前の基本合意をはじめ、骨格提言、障害者権利条約を武器にして、

今後の福祉施策に活かしていくことの大事さをあらためて認識した集会でした。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺 正夫)

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