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2019年8月 6日 (火)

ろう教育を考える全国協議会定期総会

8月2日(金)、群馬県高崎市で開催された

特定非営利活動法人ろう教育を考える全国協議会の理事会及び定期総会に出席しました。

全通研はこの全国協議会に団体正会員として加盟しており、理事1名を監事として出しています。

 

午前中の理事会に出席するため、前日の午後に徳島を出発しました。

徳島出発時には35度近い猛暑でしたが、夜8時前に高崎駅に到着した時はまだ30度で、

正直なところ徳島よりも暑いと感じました。

その証拠がこの写真です。

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会場は高崎市中央公民館でした。

外から見たらごく普通の建物でしたが、群馬県の実行委員会の方に話を聞くと、

ここはかつて女学校だった場所で、廃校になった学校の校舎を改装してできたそうです。

多くの部屋には黒板があり、懐かしく感じたのは私だけでしょうか。

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定期総会には、全通研を代表して石川芳郎理事が出席しました。

2018年度の事業報告及び会計報告、2019年度の事業計画案及び予算案、

そして定款変更の5つの議案が提案され、すべての議案が出席者の賛成により承認されました。

 

議事終了後およそ1時間を使い、参加者同士で意見交換が交わされました。

ここ最近、ろう教育の世界も大きく変わろうとしています。

この意見交換を通して、ろう・難聴児(者)が一人の人間として育っていくために

ろう学校は非常に重要な意味を持っていることを実感しました。

 

この全国協議会には、全通研をはじめ、手話やろう教育に関わる多くの団体が

団体正会員として加盟しています。聴覚障害者の暮らしを見つめる上で、

教育についてしっかり情報を共有し、運動につなげていくようにしなければと思いました。

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翌日からは全国討論集会がありましたが、別公務のため欠席しました。

聞いたところ、今年は300人を超える参加者があったそうです。

また、地元の行政関係者の深い理解もあり非常によかったという報告がありました。

 

それには群馬県手話言語条例が制定されたことで手話に対する理解が

県民に広まりつつあることの成果だろうと思います。

また、理事会からの3日間、地元のろう協、そして全通研群馬支部が

この集会を成功させるために尽力されたことと思います。

本当にお世話になりました。

 

来年は、オリンピック・パラリンピックのため討論集会は休止となり、

定期総会のみ大阪市で開催される予定です。

また、次回の討論集会は、2年後の2021年に四国の高松市で初めて開催されます。

 

(文・写真/全通研理事 髙田 浩次)

2019年8月 2日 (金)

2019年度自治体フォーラム「地域共生社会と自治体手話通訳者のしごと」

7月26日(金)に全国手話研修センター嵯峨嵐山で

2019年度のフォーラム「地域共生社会と自治体手話通訳者のしごと」が開催されました。

今回で第8回目となります。

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今回は全国各地から80名を超える参加者が集まりました。

 

まずは自治体業務・政策研究委員会 門倉委員長による基調報告です。

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主催となる自治体業務・政策研究委員会は「自治体職員の会員を中心に、

自治体における手話通訳のあり方や政策について検討・研究する」という趣旨のもと、

2007年度に設立し、2012年よりフォーラムを開催してきました。

委員会の活動やフォーラムを開催することによって見えてくる現状や課題を

報告するとともに今後の活動と検証について発表しました。

 

厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室 塩野室長補佐より

地域共生社会と障害者福祉を絡めたお話をしていただきました。

国の施策や動向等貴重なお話を聞くことができました。

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自治体で働く手話通訳者3人を招いてパネルディスカッション形式で発表をしていただきました。

福島県会津若松市の渡部さんについてはケースワーク、

石川県加賀市の佐藤さんについては広域ネットワーク、

京都府向日市の岩谷さんについては職員による手話学習の取り組み

が参加者の方々にとって特に参考になったとご意見をいただきました。

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3人とも同じ「自治体で働く手話通訳者」というテーマでお話していただきましたが、

それぞれ取り組み方が異なり、自分の自治体ではどの方法を参考にすることができるかと

考えるきっかけになったのではないかと思います。

 

情報交換会では1時間弱と短い時間ではありましたが、皆さんが課題と感じていることを話し合ったり、

お互いの自治体の情報を提供するなど、大変有意義な時間となりました。

 

住んでいる場所が違っても全国に一緒に考えてくれる仲間がいると思うと、大変心強いものだと感じました。

 

また来年のフォーラムで皆様とお会いできることを楽しみにしています。

 

(文/全通研事務局付事務局員 満平ほたる)

2019年度ブロック別組織担当者会議  関東ブロック

7月28日(日)13:00~16:00

文京シビックセンター(東京都文京区)区民会議室5F会議室A

 

関東ブロック担当は初めてということで、ワクワクドキドキしながら行ってきました。

組織担当者会議は、文京シビックセンター内の、区民会議室5F 会議室Aで行われました。

東京メトロ丸ノ内線「後楽園」で降り、歩いて数分、通路を通ったので外を歩くことなく、涼しいままで到着しました。

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山梨支部(健康対策部理事)の桐原さんの司会で、関東ブロック長 相川さんの挨拶、私からの挨拶に続き、

参加者の皆さんにも自己紹介をしていただき、組織担当者会議が始まりました。

 

会員数の推移・会員属性・会員の人口比を見ていただいた後、組織部の活動についての説明と、

事前アンケートを元に各支部の取組みの情報交換・意見交換を行いました。

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組織部の活動としては、『会員拡大、支部組織活動支援のための取り組み』『人材育成』について説明しました。

その後、数字から見る関東ブロックということで、2018年度の会員数・継続率・新規入会率を確認しました。

現状を知ることで、今後の課題が見えてきたでしょうか?

 

事前アンケートを基に、情報交換・意見交換を行うところでは、

配布資料の『会員拡大に向けて取り組んだこと・取り組みたいこと』の部分から、確認していきました。

2018年度にどんなことをやって、どんな成果があったか?課題は見つかったか?

それを基に、2019年度は何をどのようにやっていくか?をまとめることにより、活動内容が整理され、

分析しやすくなると思われます。

年度の途中でも、時々振り返っていただきたいです。

 

『地域班の役割・活動』では、地域班が、地域聴協と連携して活動しているという支部(埼玉・栃木)があり、

行政交渉にも一緒に行っている(埼玉)という事でした。

こちらは、サマーフォーラムにレポートとして出してくださるそうです。

『専門班』では、要約筆記者班(埼玉)があり、積極的に取り組んでいるという事でした。

地域班・専門班が、充実した活動をしていると支部全体も元気になります。

これからも、引き続き取り組んでいただきたいです。

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山梨支部:梨通研主催の学習会に、1回無料で参加できる無料券

 

関東ブロックでは、千葉支部が過去最高数、山梨支部が過去最高数4年連続となっています。

その秘訣をお聞きしました。

千葉支部は、地域班で継続の意思確認をきちんと行った事が過去最高数に繋がったとの事でした。

地道な作業が功を奏したと思われます。

山梨支部は、顔の分かる関係作り、「こぴっと手話学習会」に来る人への呼びかけ、

活動に関する報告会など様々な取り組みが、魅力あるものとなっていると感じました。

その後、休憩をはさみ、健康対策部の桐原さんの指導でストレッチを行いました。

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すっきりしたところで、今年度は、最後にワークショップを行いました。

「知ろう・語ろう・全通研」というテーマで、

『研修会に参加した未会員さんが、受付に置いてある全通研(支部)パンフレットを取りました。その時あなたならどうしますか?』を

話し合いました。

短い時間でしたが、全員にやっていただき、声を掛ける時に大切なことを話し合っていただきました。

各グループからの発表は、それぞれとても良い内容でした。

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例えば、

「受付ではしつこくしない。名前を覚えておいて、休憩時間に声をかける。」

「楽しい感じをアピールする。」

「熱心に話をするだけでなく、質問しやすい雰囲気を作る。」

「会費の説明など、Q&Aを考えておく。」

など、とても参考になるものが多く出ました。

そして、その意見をもとに、2組に前に出て実際にやっていただきました。

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声かけ:三枝さん(埼玉)                       声かけ:貝野さん(埼玉)

未会員:高松さん(群馬)                       未会員:桐原さん(山梨)

 

笑いのなかにも、感心する部分があり、意義あるワークショップとなりました。

このやり方を支部に持ち帰り、是非支部でもやっていただけるようにとお願いしました。

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写真は、渡辺会長が担当してくださいました。沢山の写真の中から少ししかご紹介できないのが残念です。

関東ブロックの皆さま、色々お世話になりました。お疲れ様でした。

 

  (文/組織部 曽我部啓子 写真/渡辺正夫会長・曽我部)

東海ブロック組織担当者会議

2019年629日(土)に東海ブロック組織担当者会議へ行ってきました。

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まだ、うっすら寒い北海道から、中部国際空港に到着し名鉄に乗り換える道中や地下鉄から会場へ、

本州はとても暑く汗をかきながらの会場への移動でした。

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建物の写真は撮り忘れましたので看板のみで失礼します。

 

あいち聴覚障害者センターの会議室でエアコンをつけてもらい会場が始まりました。

東海ブロック内の4支部(岐阜、静岡、愛知、三重支部)組織担当者7名が参加しました。

※同じ会議室でブロックの健康対策会議も同時開催。

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会場の様子

 

 内容は下記のとおりで進行していきました。

1.開会のあいさつ(ブロック代表者、全通研理事)

2.自己紹介

3.全通研組織部活動について

   ・2018年活動報告/2019年活動計画

4.組織担当者会議事前アンケートによる情報・意見交換

   ・会員目標達成に向けた今年度の取り組みの確認

5.ワークショップ

   ・知ろう・語ろう・全通研

   (全通研への入会の勧め方について考えます)

 

各支部からの活動状況の報告や、三重支部と静岡支部から支部独自のパンフレットを会場で配布されていました。

見せてもらいましたが、全通研リーフレット以外にも自分の地域に合った資料を作成している活動は素晴しいと思いました。

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静岡支部のパンフレット

 

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三重支部パンフレット

    

「とくとく学習会」

三重支部の会員を1人以上含んだ5名以上で、三重通研の運営委員が講師となり、手話の実技や座学を担当し学習の機会を設ける。

「お誘いチケット」

三重通研の会員でない方を通研主催の学習会にお誘いするときに活用し、一人1回限りですが参加費1500円分のチケットとして使えるものです。

いろいろな取り組みをしている事がわかりました。

全通研の「お役立ちグッズ」コーナーにも貼り付けますのでご覧ください。

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とくとく学習会                お誘いチケット 

 

ワークショップ  知ろう・語ろう・全通研 では5分間のロールプレイを

実践し題目はサークルに入ったばかりの新人さんへ先輩から声をかけるという設定で

やっていただきました。

感想は「自分が通研に入って感動したこと、体験したことを話すのが良いと思う」

など自分の経験したことを振り返る良い機会になりました。

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今回の全通研東海ブロック組織担当者会議に出向かせてもらい、

意見交換やワークショップを通じみなさんが様々な方法で日々の通研活動を一生懸命取り組んでおられること、

最後に出席者に会員拡大の秘訣はと伺いましたら「運営委員が笑顔でいること」との話を聞き、

活動する上で大切なことを把握しておられると実感して終了しました。


(文・写真/全通研理事 吉野州正)

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