« 東北ブロック組織担当者会議2018 | トップページ | 国際活動の報告 »

2018年9月27日 (木)

9月23日 手話言語の国際デー記念イベントに参加しました

923日 手話言語の国際デー記念イベントが、六本木のYouTubeSpaceTokyo・スタジオで開催されました。六本木ヒルズ森タワー・ホールC29階でした。

私は、初めて六本木に行きました。

大きな蜘蛛のオブジェが森タワーの前に設置されていました。

これには、本当にびっくりさせられました。

20180923_114152_1280x960 20180923_114231_1280x960

 今回のイベントについては、呼びかけ文から紹介します。

 

 20171219日、国連総会において、923日が「手話言語の国際デー(International Day of Sign Languages)」とすることが決議されました。これは、世界ろう連盟が、カリブ海に浮かぶ国家アンティグア・バーブーダをはじめとした国連加盟国に働きかけた結果、半数を超える98カ国が共同提案者となって無投票で承認されたものです。決議文では、「手話言語の国際デー」を通して、手話言語が音声言語と対等であることを認めるとともに、ろう者の人権の十分な保障を目指して、国連の加盟国が社会全体で手話言語についての意識を高めるための手段を講じることを促進することとしています。

 制定後初となる今年の923日、世界ろう連盟アジア地域事務局は、アジア各国のろう者や在日大使館関係者と一緒に「手話言語の国際デー」を記念するイベントを、日本財団との共催により実施します。

 

私は、全通研の代表として、このイベントに参加しました。入場するまでのセキュリティ対策がしっかりしていました。何回もチェックが行われ、会場に着くのがやっとでした。

中に入るとテレビカメラが何台も設置されていました。また、メインの舞台の照明、手話通訳者を映す所など狭い会場でしたが、きめ細かに区分されていました。

20180923_120823_1280x960 20180923_122138_1280x960

このイベントは、全国各地の加盟団体で「視聴する会」を開催することになりました。

開催されたところでは、中継をご覧になった方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

20180923_121818_1280x960

通訳も大変そうでした。日本の聴覚障害者の発言には手話を日本語に変換し、それを同時に英語に訳す通訳がいて、その英語を聞いて今度は国際手話に変換していました。アジアの聴覚障害者は国際手話で表現をするので、それを国際手話が出来る3人の通訳者(健聴者)のひとりが英語で読み取り、日本語に変えます。耳にかけて聞く機器には日本語の1と英語の2のチャンネルがあり、チャンネル1で日本語を聞いている日本の通訳者が手話で表現していました。手話通訳場面は映像で表示され、日本語のパソコン要約筆記も同時に表示されていました。

国際手話通訳者は、今回3人の方が担当していました。当然と言えば当然なのですが、この3人とも英語がとても堪能で国際手話が出来る人でした。日本も早くに英語が堪能で国際手話が出来る手話通訳者を育てていかないと世界に遅れをとってしまうのではないかと感じた次第です。

 

イベントは二部制で行われました。

世界ろう連盟アジア地域事務局が担当して進められました。

司会を担当したのも世界ろう連盟アジア地域事務局副事務局長のU Ka weng,Clarissa(ウ・カ・ウェン・クラリッサ)さんでした。

第一部は、挨拶とアジア各国の駐日大使の紹介が主な内容でした。開会では、嶋本恭規氏が世界ろう連盟アジア地域事務局の事務局長として挨拶を国際手話で行いました。

20180923_132332_1280x960

また、国連ESCAP事務局次長のハム・ホンジュ氏がビデオメッセージで、堀井学外務大臣政務官からそれぞれ挨拶がありました。

20180923_130545_1280x960 20180923_130946_1280x960

続いて駐日大使、在日大使館関係者とろう者の代表者が紹介されました。

面白かったのが、「ありがとう」、「友達」、「手話言語」、「好き」の4つをそれぞれの国の手話表現をその場でしてもらったり、アジア各国とライブ中継で手話表現をしてもらったりしました。

20180923_134631_1280x960

その後、国際基督教大学のマーハ・ジョン教授から「手話言語と社会」と題しての記念講演がありました。

20180923_132838_1280x960

最後に庄崎隆志氏の「手話ポエム」があり、第一部が終了しました。

20180923_135323_1280x960

30分ほどの休憩の間、会場内では、飲み物やクッキー、どら焼きが配られました。

20180924_072210_1280x960

 

第二部は、日本財団の吉倉和宏氏、手話を広める知事の会の平井伸治鳥取県知事、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長から挨拶がありました。このあと来賓紹介で全通研の紹介が字幕にて紹介されました。

その後、パネルディスカッションを1時間ほど行いました。

パネラーは、マーハ・ジョン氏、平井伸治氏、石野富志三郎氏の3人でした。

コーディネーターは石橋大吾氏が担当し話を進めました。

20180923_151713_1280x960

特に印象に残ったのが、「手話言語で地域を変える、人の考えを変えることが出来る」という言葉でした。

私は、この記念すべき国際デーの最初のイベントに参加出来たこと、本当に嬉しく思いました。このチャンスを頂いた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

20180924_072028_1280x960  

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

« 東北ブロック組織担当者会議2018 | トップページ | 国際活動の報告 »