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2018年2月21日 (水)

電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会

 216日(金)、全日本ろうあ連盟主催の「電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会」が開催されました。会場は、衆議院第一議員会館1階の多目的ホールでした。約100人の参加がありました。

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 この大学習会は、電話リレーサービス普及啓発推進事業の電話リレーサービス制度化検討委員会が主に担当として開催されました。

 司会は、小椋武夫全日本ろうあ連盟理事が担当しました。

 まず、主催者である全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長の挨拶がありました。

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続いて、日本財団の尾形武寿理事長、野田聖子総務大臣、宮嵜雅則厚生労働省障害保健福祉部長、そして、その都度参加された国会議員の方々から、挨拶を頂きました。

川森雅仁慶應義塾大学特任教授からビデオメッセージが放映されました。

次に第一部として

(1)DVD放映 「電話リレーサービスとは」

(2)「海外・日本の状況」 井上正之筑波技術大学准教授

(3)「日本財団の取り組みについて」 石井靖乃公益事業部部長

(4)「情報提供施設協議会の取り組みと課題」 小竹安治全国聴覚障害者情報提供施設協議会理事

それぞれの立場から、説明がありました。


休憩後に第二部のパネルディスカッション「電話リレーサービスの制度化について」がありました。

 コーディネーターは、小中栄一副理事長でした。

(1)盛山 正仁 衆議院議員(ユニバーサル社会推進議員連盟 事務局長)

(2)尾形 武寿 日本財団理事長

(3)村井 純 政策・メディア研究科委員長 環境情報学部教授

     (IOT新時代の未来ふくり検討委員会 座長)

(4)井上 正之 筑波技術大学准教授

(5)石野 富志三郎 全日本ろうあ連盟理事長

 5人のパネラーからそれぞれ5分程度、課題提供がありました。

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フロアーから千葉の植野さん、共用品推進機構の星川さんからの発言がありました。

また、今回の大学習会の決意表明を小川光彦全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事から読み上げられ、最後にパネラーと共に壇上で頑張ろうと拳を上げました。

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最後に、私たち全通研の立場で、この電話リレーサービス制度化検討委員会に参加している宮澤典子事から、閉会の挨拶がありました。

全ての日程を無事終了して解散しました。

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今後、機器による通信サービスと現在行われている福祉サービスとしての手話通訳をどのように整理していくのかが問われているのだと感じました。

また、2020年に東京で開催される東京オリンピック・パラリンピックまでに、情報アクセシビリティにおける情報保障をどこまで整備していくのかも課題となっています。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

明石市の手話フォン設置式典に行ってきました

201825日(月)12時から、明石市駅前のパピオスあかし2階のあかし市民広場で開かれた「手話フォン設置式典」に全通研として出席してきました。

 あかし市民広場の一角に設置された「手話フォン」です。

ここには写ってはいませんが、左隣に一般の緑の公衆電話が置いていました。

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 式典は、明石市の泉市長のあいさつから始まりました。「障害者が暮らしにくいのは、障害者の責任ではない、行政が責任を果たしていないから。やさしい街をめざす」と手話で話されました。その後、議長や来賓として明石ろうあ協会会長からあいさつがありました。式典には来賓として、全日本ろうあ連盟や近畿ろうあ連盟、兵庫県聴覚障害者協会、全通研、兵通研など出席しており、各団体が紹介されました。

そして、実際に手話フォンを使ってみるというデモンストレーションがありました。地元の聞こえない方が、明石市障害福祉課に電話して、相談に行く時間の約束を取り付ける設定で、オペレーターに手話で話し、明石市の担当者につなぎ回答を手話で返す、ということで約束が直接できました。

 

手話フォン設置の第1号は先に話題になった羽田空港、そして筑波技術大学に続く3カ所目として、自治体では初めてと紹介がありました。日本財団の負担で設置されており、日本財団の方からの「電話リレーサービス」についての説明で、現在7,000人が登録しており、月15,000件の利用があるそうです。

この「手話フォン」は、事前登録は不要で、手話で話す人ならどなたでも利用でき、朝8時から夜の9時まで利用可能ということです。

手話通訳者を多く会員に有する全通研としては、手話で仲介しているオペレーターがどのような体制になっているのか気になるところです。オペレーターは「日本財団電話リレーサービス・モデルプロジェクト事業者」と「情報提供施設(千葉、滋賀、熊本、沖縄)」が担当していると説明がありました。

公衆電話と同等に、誰でもいつでも使えるものとして、手話フォンがあらゆるところに普及すると便利だろうなぁと思いましたが、利用時間など考えると、オペレーターについても、さらに検討・研究が必要かなと思いました。

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この式典には多くのマスコミが駆けつけていました。

 

(文/写真 全通研理事 浅井貞子)

2018年2月20日 (火)

和歌山支部 大学習会「手話 この魅力あることば ~谷口さんのお話から学ぼう~」

210日和歌山支部大学習会で和歌山市に行ってきました。

和歌山支部学習会に行くことになったのは、魅力あることばDVDがきっかけです。

                             

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魅力あることばDVD13、谷口さんの連続写真が載っている研究誌70

 

魅力あることばDVD13に収録されている谷口さん(和歌山県)のお話を研修会に使おうと思って、手話を一つ、和歌山出身会員のNさんに「この手話分かる?」と聞いたのが始まりです。

 

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魅力あることばDVD13(谷口さん)より

 

Nさんが「和歌山の通訳さん知っているから聞いてあげる」というので、「じゃあ聞いてみてよ」と気軽に頼んだら、その知っている通訳さんが和歌山支部運営委員の竹中さんだったのです。

 

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研修会の司会をする竹中さん。

壁を背に立っているのが松岡支部長。

 

竹中さんとNさんは、2009年の神戸集会で出会って同郷であることで盛り上がり、夏集会のたびに会って一緒に飲んでいたようです。

私の「じゃあ聞いてみてよ」は、竹中さんから手話サークルで谷口さんと長年一緒に活動されている松岡支部長につながります。

松岡支部長によると、「困った」「できない」というニュアンスの手話で、手首を縛られたような「できない」の手話が変化したものではないかとのことでした。

 

 そんなやり取りをしている間に、「どんな研修会をやるのか見てみたい」となって今回支部大学習会のお手伝いをすることになりました。

 

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和歌山駅まで迎えに来てくださった丸山さん

 

駐車場では赤田副支部長が待っていてくださいました。

ありがとうございます。m(_ _)m

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DVDに登場する谷口さん(中央)と奥さん(右)。長年地域のサークルで一緒に活動してきた西田さん(左)。

 

今回の研修会の前に昼食を兼ねての打ち合わせには、DVDに登場する谷口さんと奥さんも来てくださり、よくわからなかったところを直接質問できてラッキーでした。

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お茶菓子は…

緑の袋は、花粉症に効果があるという「じゃばら飴」

「たっぷりはちみつ入り梅干」

パンダの形の「しょうゆせんべい」

 

会場は、和歌山県勤労福祉会館。立派な建物です。

 

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受付

 

研修会は1330分からですが、運営委員さんは午前中から会場に集合して受付などの準備をされていました。研修会を開くには、企画、PR、当日の準備そして報告作成といろいろ人の活動があります。

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研修会 グループになって相談

 

研修会では、コミュニケーションすること、相手の気持ちを理解することなどを一緒に考えます。

DVDを見て、自分で考えた後は、グループで相談します。

グループワークでは、運営委員の皆さんがサポートしてくださいました。

 ちょっと予定時間を過ぎましたが、何とか終了。

 

研修会の後は、近くの居酒屋で支部の皆さんと夕食 

 

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太刀魚の姿づくり。

 

なんと、和歌山県有田市(和歌山市の少し南にある市)は太刀魚の漁獲量日本一とのこと。

瀬戸内海でも太刀魚は取れますが、活き作りは食べたことがありませんでした。

コリコリしてさっぱりした味でおいしかったです。

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和歌山支部のみなさんと一緒にパチリ。

顎の下の握りこぶしは、「おいしい」という和歌山の手話です

(あごの下に握りこぶしを置き親指側を2回ほどトントンとあごに当てます)

 

全通研の仲間はユニークです。和歌山にも個性的な方がたくさんいらっしゃいました。

 

どう見ても「大阪人」と思われる方がいらっしゃったので聞いてみると、和歌山生まれ、和歌山育ちとのこと。“そんなはずは“と、突っ込んで聞いてみると、学生時代を大阪で過ごされ、ヒョウ柄の服もひと揃え持っているそうです。(なっとくです)

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紀の川

 

くろしお10号で紀の川を渡って帰広。

和歌山支部の皆さんありがとうございました。

 

(文章/写真 全通研理事 小山秀樹)

2018年2月 7日 (水)

全通研九州ブロック第9回研究集会

1月28日(土)29日(日)の二日間、九州ブロック研究修会に行ってきました。

会場は、福岡県 筑後船小屋駅前にある、芸術文化交流施設 九州芸文館でした。

                             

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朝6時に家を出発したものの、雪の影響を受け新幹線は30分遅れとなり、博多駅でうろうろとしてしまい、会場に着いたときは、渡辺会長の共通講座「全通研って何?」がスタートしていました。笑顔のみなさまに迎えられ、やっと席に着き受講となりました。

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渡辺会長の講演は、全通研の結成、目的、性格、現状と縷々説明があり、ろうあ運動の話へと進みました。

 手話通訳の国家認定制度と公務員採用

 公立の聴覚障害者総合センターの設置

 ろうあ者にも「運転免許取得」を

 民法11条の改正

ろうあ運動の歴史に、参加者は頷きながら聞き入っていました。もちろん、私もですが。

その後、健康問題への取り組みに話は進められました。「手話知らんですんません」「おかあさんは手話通訳者」の書籍を紹介。全通研が取り組んできた健康問題、これからも取り組むべき健康問題を静かながらも熱く語っていただきました。そして、全通研の長期ビジョンです。①きわめる②たかめる③はたらきかける、3つのキーワードにしたことにより、より会員の理解を得やすくする工夫や努力を惜しまずに取り組んでいると。

全通研の課題

・聴覚障害者の社会的自由の確立

・手話通訳者の身分保障(正職員)

・制度の当事者としての政策提起

・組織力量の向上

・東京事務所の開設

最後に理解者を増やす、継続することの大切さを話し講演を閉じました。

 

夜は、交流会が開かれ、渡辺会長、橋本副会長、若杉理事、窪田理事、富永理事、石川理事と共に参加しました。N-Action合宿に参加しますと言ってくれた仲間が近くにいて、合宿で会いましょうと挨拶もできて、感動でした。とにかく、みなさまの明るさと元気をもらえた時間となりました。「九州はひとつ」と渡辺会長の表現で会は閉じられました。

 

 

 

二日目は分科会

1健康(22名)

2防災(31名)

3技術をたかめようⅠ(8名)

4技術をたかめようⅡ(26名)

 

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私は、第2分科会の防災の午前が担当でした。

 

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聴覚障害者救援静岡県本部の取り組みを話しました。

静岡県聴覚障害者防災フォーラムの内容や事前アンケート、アンケート結果から見えてきた課題など県の取り組みを受け、地域ろう協と通研地域班の取り組みなどを話しました。

また、私が住んでいる伊豆の国市ボランティア連絡会のことや、私が受講した女性講座から学んだことなども話しました。静岡県警作成の「防災防犯マニュアル~赤のまもり~青のまもり~」の紹介をしながら、今後の防災を考えるうえで、女性が関わっていくことの重要性についても話しました。その後、熊本支援の報告から浮かび上がった、静岡としての課題は何かを防災フォーラムでの報告をお見せしながら話を続けました。

午後は、各支部の取り組みの発表を受けて意見交換、情報共有となりました。

 

九州豪雨や熊本地震後の取り組み、防災ネットワークづくりなど、他団体との連携の必要性などが整理されました。IT活用の必要性と周知方法の課題なども継続しての取り組みが必要です。分科会の後は全体会があり、健康と防災からの報告が行われました。一日目は50名、二日目は88名(講師含む)の参加がありました。

「サマーフォーラムin沖縄の成功を」と合言葉のように声が上がり、笑顔が一杯の会場でした。6時間以上かかる帰路でしたが、何も苦ではなく、全通研会員だからこそできることがあると再確認できた二日間でした。

九州ブロックのみなさま、お世話になりました。

 

(文/全通研理事 荻島洋子  写真/全通研副会長 橋本博行)

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