林智樹氏を偲ぶ会
12月17日(土)、全国手話研修センター3階嵐山にて、林智樹氏を偲ぶ会が行われました。式には、約100人の参列者がありました。
先ず、発起人(主催団体代表)の挨拶として、日本手話通訳士協会会長の小椋英子氏から偲ぶ会開催の趣旨などが話されました。
経歴及び功績紹介を林氏の地元愛知県の本田栄子さんから報告がありました。地元では、懇切丁寧に人と接し、手話通訳者の育成に関わってきたことが紹介されました。
その後、弔辞として、石野富志三郎氏、私、黒﨑信幸氏、高田英一氏、村上栄子氏(特定非営利活動法人つくし)の代理の大脇さんからありました。
私からは、「手話や手話通訳についての研究は、今後も大変重要なものです。林さんのやってきたようにはとてもいかないかも知れませんが、林さんの思いを引き継いでいくことが、せめてもの恩返しだと思っております」とお悔やみのことばを述べさせていただきました。
次に参列者全員で遺影の前の献花台にお一人おひとりから、それぞれの林氏との思いを胸に菊の花を捧げました。
ご遺族挨拶として、奥様の律子氏から、お話がありました。4人のお子さんの内、下の2人の娘さんも同席されていました。
山を散歩して突然の病で亡くなられたこと、その後のお気持ちや大学での後始末などこれまでの事をお話していただきました。
本当に突然のことで、何が何だか分からない状況から今に至っている辛い気持ちがこちらに伝わってきました。
「あの世で一緒になれるんだ、そう思って頑張っている」とのお言葉には胸にしみるものがありました。
閉式のことばとして、倉知延章氏から同じ教員として士協会の研修スタイルを築いてきたことを紹介して閉式しました。
同じ会場で15時30分から食事会が開かれました。約70人の参加がありました。
林氏と縁の深い方々が、林氏との思い出をたくさんお話ししてくださいました。2時間を林氏の遺影とご家族と一緒に過ごしました。
最後に、参加者一堂で記念写真を撮って解散しました。
林さん、本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください。
(文/全通研会長 渡辺正夫)
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