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2017年8月31日 (木)

電話リレーサービスを制度とするにあたっての勉強会

829日(火)、14時から日本財団で「電話リレーサービスを制度とするにあたっての勉強会」が開催されました。

関東を中心に62人の参加者がありました。

全通研としては私を含めて3人が参加しました。

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司会者(全日本ろうあ連盟 小椋武夫氏)から、全日本ろうあ連盟の電話リレーサービス普及啓発推進事業についての説明がありました。

 

事業の内容としては、

①電話リレーサービス制度化検討委員会の設置

②一般市民への普及啓発のための学習会(全国9か所にて実施予定)

③制度化に向けた企画(関係者の勉強会8/29、国会議員・関係省庁対象の大学習会)

3つがあると説明がありました。

 ※後日、全日本ろうあ連盟のHPに電話リレーサービスの特設ページを立ち上げ予定。

  その特設ページにて随時、学習会の日程やさまざまな情報が掲載されます。

 

その後、日本財団の石井さんから「電話リレーサービスの内容と日本財団としての取り組み」、筑波技術大学の井上准教授から「日本の状況と海外のシステム」、最後に慶應義塾大学の川森教授から「海外の政策と日本の課題」について、それぞれ説明がありました。

日本における電話サービスの内容は、国が「電気通信事業法」で規定しています。

その第6条に「差別的取扱いをしてはならない」と規定しています。

そして、第7条では「あまねく日本全国における提供が確保されるべきもの」を基礎的電気通信役務と定め、その具体的内容は同法施行規則第14条(総務省令)にて定められています。

施行規則第14条に「音声伝送役務」には、音声伝送のみを対象にしていて、映像(手話)や文字(チャット)は対象になっていないことがわかります。

 

また、憲法、障害者権利条約、障害者基本法、障害者総合支援法、障害者差別解消法などでは、社会の差別や偏見をなくし、ただ生きるのではなく、障害がある人もそれぞれの生き方が大切にされ、幸せに生きていく権利があるとしています。

 

今の電話は聞こえる人のみを対象にしていて、聞こえない人や聞こえにくい人及び言語に障害がある人は対象にしていません。

このことを市民に訴え理解を求めると同時に、省令を変える運動が必要となってきます。また、国が責任をもって電話が全ての人に使えるよう財源の確保を含めて、保障していかなければなりません。

 

このことを強く感じた勉強会でした。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

 

 

2017年8月 9日 (水)

第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~<東海会場>

2017年7月29日(土)に みえ市民活動ボランティアセンター アスト津 で

「第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~」<東海会場>が開催されました。

 

9時に集合し、三重支部のみなさんと会場設営です。

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北は北海道、 南は九州から74名の参加でした。

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第1講座担当の石野富志三郎理事長と手話通訳者の打ち合わせです。

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受付と書籍販売を担当してくれた、三重支部のみなさまです。

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第1講座 テーマ:「他団体から見る全通研」

     講 師:石野富志三郎氏((一財)全日本ろうあ連盟 理事長)

 

ご自分の生い立ちから話を進めていただきました。

滋賀県立ろう話学校時代の高等部生徒会長の時に、学校に対して、環境改善の3つの訴えをし、始業式ボイコットをした話や、相談員の時に出会った、ろう夫婦とのことなど、ろう運動に関わるきっかけなどを話していただきました。当時は、手話ではなく、手真似と言われていたことや、先生たちは猿まねと言っていたことなども話していただきました。

手話サークルの基本は、ろうの問題を一緒に学ぶという姿勢で立ち上げ、映画館で手話劇を演じて参加者にみてもらったそうです。なぜ、手話通訳者はケイワンになるのかを考えるようになったこと。労災認定までの経過を記した「手話はいのち」の本の紹介をしながら、一緒に活動していた手話通訳者の話をしていただきました。滋賀医科大学垰田医師の診察の結果「頸肩腕障害」と診断され、一年半かかって労災が認められるまで、全通研も一緒に戦いました。

その後、「よりパン」の作成に取り掛かり、通訳依頼の前に必要なこと、通訳交替の基準、通訳の立ち位置なども考えて作ったので2年かかったと話していただきました。伊東委員長と市川委員長との思い出話もユーモアをまじえながら語っていただきました。本音でぶつかるのは大切だとも話していました。全通研会員の高齢化や将来の手話通訳にも触れ、完璧な手話通訳者はいませんと話されました。

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第2講座 講師大矢暹氏と手話通訳者の打ち合わせ。

 

第2講座 テーマ:「戦後70年と聴覚障害者の暮らし」

   講 師:大矢 暹氏((社福)ひょうご聴覚障害者福祉事業協会 理事長)

 

13:00~午後の講座が始まりました。

まず、参加者に「みなさんも今日は目的があって、集まってきてくれていると思う」と、投げかけがあり、淡路ふくろうの郷に入所されている、長崎の山崎栄子さんの話から始まりました。認知症にはなったけれど、平和活動を続けていくのが彼女の「役割」だと思うと話されました。他の入所者も、ろう者であったがために受けてきた辛い経験を話していただきました。

その後、戦時中のろう者がどう扱われていたのかと、話が進みました。国民優生法が戦時中に制定されたが、いわゆる断種法であったこと。子供を産むことができず、人形が僕の子供ですと話すろう者は、兄に言われて病院に行ったそうです。断種というのは、最初から作れないということです。知識もなく、親族に言われたまま行い、後に知ったと言うろう者もいると話されました。多くのろう者が、いかに理不尽な人生を強いられてきたかを話していただきました。平和でない時代がきたら、手話通訳のみなさんはどうしますか。連盟から言われたら戦争に行きますかと問われました。今、考えなければならない山積する宿題をいただいた気がしました。

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大矢氏の話を是非聞きたいと、東京から参加していただいた前田さん。今は聞こえなくなって、あらためて聞こえない人たちの気持ちが分かるような気がすると発言されていました。

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講演後に、参加者が購入した本にサインをする大矢氏

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司会の岡野理事から、誰でも「役割がある」ことを胸にお帰りくださいとあいさつがあり終了。みんなで会場の片付けです。

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片付けも終わり、岡野理事からみなさまへの感謝のお礼をして、無事に終了となりました。

 

手話通訳のみなさま、地域要員のみなさま、三重支部のみなさま、お世話になりました。

今日、いただいた宿題を胸に刻み、また明日から活動に励みましょう。

 

(文・写真/全通研理事 荻島洋子)

全国障害者問題研究会 第51回全国大会九州・鹿児島2017

8月5日(土)鹿児島市で開催の「全国障害者問題研究会 第51回全国大会九州・鹿児島2017」の全体会に来賓として出席しました。壇上の席が構えられるものではなく、来賓紹介は速報第1号にて紹介されるものだったので、気楽なものでした。

全体会は宝山ホールで行われましたが、台風5号接近のため、その後に開催予定の総会や分科会、学習講座は延期や中止となりました。当初の参加予定者は2,000名だったそうですが、キャンセルもあって1,800名ほどになったそうです。

 

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 それでも、こんな天候にもかかわらずたくさんの方でホールはいっぱいになっていました。中止になってしまった分科会にも154本のレポートの提出があったそうで、その分厚いレポート集に、大会テーマの「ネクスト50ー発達保障のバトンをつないで」の思いが詰まっている気がしました。全障研は、創立して50周年を迎えており、これからの50年を目指しての取り組みをつないでいこうという大会です。

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 全体会は、「親子がつながる遊び歌」で始まり、開会行事、基調報告、重点報告、文化行事、記念講演とプログラムが進められました。来賓は、上手側の前から2列目に席を用意してくださっていましたので、それらのプログラムを十分に受け取ることができました。特に文化行事は、青年たちの夢や未来を拓いていく想いにあふれたステージで、感動しました。コメディアンの松元ヒロさんによるひとり芝居「憲法くん」の、笑いの中にもするどい批判精神に満ちたパフォーマンスにも惹きつけられました。

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来年は、埼玉県川越市で開催されるそうです。今年のレポートが地域で読み込まれて次回につながれることを願いつつ会場を後にしました。

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(文・写真/全通研理事 窪田麗子)

2017年8月 7日 (月)

関東ブロック組織担当者会議

各ブロックの組織担当者会議の様子を報告してきましたが、関東ブロックが今年度最後です。

会場は、文京区区民センターです。スマホで経路を調べて、羽田から京急、都営地下鉄三田線に乗り継いで春日駅へ。ちゃんと行けるかひやひやです。

 

何とか12時前について、区民センター近くの立ち食い蕎麦屋さんで腹ごしらえ。

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ちくわ天そば…430円だったかな

関東のしょうゆ味のお汁です。

 

関東ブロックの皆さんは、午前中からブロック連絡会をされていました。

お疲れ様です m(_ _)m

 

今回は、関東ブロックのN-Action世代にも声をかけて、組織担当者会議の後にディベートを行うことになっています。参加者は総勢26名。

 

組織担当者会議は、組織部で作ったパワーポイントに沿って説明。

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写真のスライドは、北海道ブロックが地域班ごとに会員状況や会員目標数を決めて取り組んでいる様子を紹介しながら、地域班活動・顔の見える活動の大切さなどについて説明しているところです。

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全通研NOW!!用の写真を撮るのを忘れてて、慌ててパチリ。

皆さん休憩に入るところです。

 

15時からディベート

佐々木理事の進行でスタートしました

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パソコン見ながらディベートの説明する佐々木理事

 

参加者を4グループに分けて、賛成、反対、ジャッジ(2グループ)と役割をきめて行いました。個人個人の考えとは別に、機械的にグループ分けをしています。ですから、「自分は反対だけど、賛成の人はこう考えるだろう」と、相手の考えを思いながら主張することが必要になります。ジャッジする人も、自分の気持ちではなく、説明に説得力があったか、論理的であったかで勝敗をつけます。

 

ディベートのテーマは二つ。

一つ目は「全国手話通訳問題研究会の名称変更が必要だ」×「名称変更の必要はない」

・時代に合わせた名称に変えていく必要がある。

・名前をみても何をする団体かわからない

・設立からの歴史を大切にすべきだ。

等の意見が出ていました。

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作戦会議を経て、名称変更を主張する埼玉支部の新井さん

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支部会報に掲載するために写真を撮っている山梨支部の志村さん

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「名称変更すべきではない」と熱弁をふるう山梨支部の望月さん

 

 

N-Action活動への資金援助が必要」×「必要ない」

・活動をしていくには、資金が必要、援助すべき

・なぜN-Actionだけ援助するのか

・それぞれがまず工夫して活動していくべき

・若い世代が少ない。N-Actionの活動が重要だと考えるなら資金援助が必要

等の意見が出ていました。

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N-Action世代への資金援助は必要ないと埼玉支部の早川さん

  

ジャッジ担当の2グループの判定は、どちらのテーマも11で引き分けでした。

心情的には、肯定したいが根拠があいまいとの指摘もありました。自分たちの思いを伝えていくには、熱い心と一緒に論理的な説明も大切なことが学べるディベートとなりました。(佐々木理事、関東ブロックの皆さんお疲れさまでした)

  

終わった後に、N-Actionの人たちも誘って交流会

私も参加させていただきました。

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飲み放題付き2500円!安い。

左手前のアイラブサインは、埼玉支部組織部長の貝野さん。

フラッシュをたいて写真撮ってるのは、埼玉支部の早川さん

私が全通研NOW!!用に写真を撮っている様子を撮ったそうです。

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(文・写真/全通研理事 小山秀樹)

岩通研創立30周年記念講演会

729日(土)盛岡駅に向かいました。東京から新幹線に乗って行きました。

東京を出ると上野、大宮、仙台、盛岡と一番早く着く新幹線でした。

私自身、盛岡は今回で5回目になりました。

 

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曇り空でしたので、お城の跡の公園を少し歩くことにしました。

近くには県庁や市役所もある所でした。

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盛岡さんさ踊りがこの81日から始まるので、その観客席の準備をしているところも見ることが出来ました。

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夕方6時から、岩通研の役員と一緒に総勢10人で前夜祭をしました。

盛り上がったのは、東北の方言でした。

そう言えば今年の5月に行われた代議員会の交流会でも九州の方言のクイズをやったことを思い出しました。

今回も岩通研の役員の方々が言っている言葉を聞いていたのですが、全く分かりませんでした。でも、楽しい一時を過ごすことが出来ました。

 

翌日の730日(日)、ホテル東日本盛岡3階で鳳凰の間で、10時から岩通研創立30周年記念講演会が行われました。

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「ろう運動と全通研の取り組み」というテーマで約2時間お話しをさせて頂きました。聴覚障害者、会員をはじめ、県の社会福祉事業団や視聴覚障がい者情報センターの方々にも聞いて貰いました。

 

機関誌の表紙に登場した岩通研のこれまで3人の方々の紹介をさせて頂きましたが、会場に3人ともいらっしゃったので紹介をさせてもらいました。

その後、同じ会場で午後1時から、岩通研創立30周年記念式典が行われました。

東日本大震災の被災に対して黙祷を捧げることから式が始まりました。

岩通研会長の小田嶋夕美さんから挨拶があり、その後、感謝状の贈呈がありました。これまで岩通研を支えてきた5人の方に感謝状が渡されました。

祝辞として私と岩手県聴覚障害者協会千葉孝会長、岩手県保健福祉部の部長代理として高橋進障がい保健福祉課長より挨拶がありました。

全通研を代表して挨拶をさせて頂きました。「い」「わ」「て」に引っ掛けて、「い」いつも元気で、「わ」笑って仲良く、「て」てきぱき動く岩通研 と話をしました。

 

最後に会場を隣に移して、記念祝賀会が行われました。

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先ほど記念式典で感謝状を頂いた5人の方々それぞれ謝辞がありました。その後、ビデオレターが放映され、楽しい祝賀会が無事終えることが出来ました。

今回、岩通研にお邪魔させて頂き、役員をはじめ沢山の会員がそれこそてきぱきと任務を果たしていました。一人一人が同じ目標に向かって努力している姿を見て、感激した次第です。

お世話になりました。本当にありがとうございました。

広島集会、沖縄集会でまた皆さんと会えることを楽しみにして東京に向かう新幹線に乗りました。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)

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