全国障害者問題研究会 第51回全国大会九州・鹿児島2017
8月5日(土)鹿児島市で開催の「全国障害者問題研究会 第51回全国大会九州・鹿児島2017」の全体会に来賓として出席しました。壇上の席が構えられるものではなく、来賓紹介は速報第1号にて紹介されるものだったので、気楽なものでした。
全体会は宝山ホールで行われましたが、台風5号接近のため、その後に開催予定の総会や分科会、学習講座は延期や中止となりました。当初の参加予定者は2,000名だったそうですが、キャンセルもあって1,800名ほどになったそうです。
それでも、こんな天候にもかかわらずたくさんの方でホールはいっぱいになっていました。中止になってしまった分科会にも154本のレポートの提出があったそうで、その分厚いレポート集に、大会テーマの「ネクスト50ー発達保障のバトンをつないで」の思いが詰まっている気がしました。全障研は、創立して50周年を迎えており、これからの50年を目指しての取り組みをつないでいこうという大会です。
全体会は、「親子がつながる遊び歌」で始まり、開会行事、基調報告、重点報告、文化行事、記念講演とプログラムが進められました。来賓は、上手側の前から2列目に席を用意してくださっていましたので、それらのプログラムを十分に受け取ることができました。特に文化行事は、青年たちの夢や未来を拓いていく想いにあふれたステージで、感動しました。コメディアンの松元ヒロさんによるひとり芝居「憲法くん」の、笑いの中にもするどい批判精神に満ちたパフォーマンスにも惹きつけられました。
来年は、埼玉県川越市で開催されるそうです。今年のレポートが地域で読み込まれて次回につながれることを願いつつ会場を後にしました。
(文・写真/全通研理事 窪田麗子)
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