2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のコメント

無料ブログはココログ

« 2017年6月 | トップページ

2017年7月21日 (金)

JD障害者のしあわせと平和を考えるシリーズ3

714日(金)、午後1時から「JD障害者のしあわせと平和を考えるシリーズ3」日本国憲法施行70年と障害者 障害者に生きる価値はないのか!-真に共に生きる地域社会の実現をめざして-が開催されました。

JD…特定非営利活動法人 日本障害者協議会の略)

Img_0766_1280x853  

会場は、参議院議員会館の講堂でした。

参加者は約400人が集まりました。

全通研からは、JDのスタッフとして佐々木理事、お手伝いで栃木県から2人、千葉県から1人、そして全通研会員の方々や聴覚障害者が参加していました。

 

まず、福島智氏(東京大学先端科学技術研究センター教授)から、「生存権の豊かな保障が幸福追求を支える-日本国憲法を手がかりに考える障害者の幸福-と題して基調講演が行われました。

特に昨年起こった津久井やまゆり園のことをとおしてお話がありました。

Img_0772  

この話を受けて、尾野剛志氏(津久井やまゆり園家族会 前会長)に藤井克徳氏(JD代表)がインタビューをする形で話がありました。

Img_0775_1280x631

休憩後にパネルディスカッション「障害者に生きる価値はないのか!」と題して、五位渕真由さん(DPI障害者権利擁護センター相談員)、佐藤真智子さん(全国精神障害者団体連合会 事務局担当理事)、足立早苗さん(全国障害児者の暮らしの場を考える会)、大胡田誠さん(弁護士)の4人のパネラーから報告がありました。

Img_0784_1280x853

それぞれ障害のある当事者からの実体験に基づく報告がなされました。

その後、フロアーから意見交換がありました。最後に藤井克徳氏から、「安心を作り出すことが大事である。まだまだ悲惨な事故が起きているが、まさに全て障害のあることに関わっている。個人として尊重される社会を作り出すためには、障害者を取り巻く環境を変えていかなければならない。」とまとめがありました。

 基本的人権を守るためには、憲法のもつ意味がとても大事だと言うことを改めて感じる集会でした。

 

(文・写真/全通研会長 渡辺 正夫)

2017年7月13日 (木)

第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~<中国会場>

全通研アカデミーは、全通研の運動理念や研究誌“手話通訳問題研究”の学びを深めるために、執筆いただいた方や関連した専門家に講師をお願いし、開催しています。

今年の全通研アカデミーは、北海道、東海、中国の3会場で開催されます。

今回は79日に山口県下関市にある海峡メッセ下関で開催された中国会場の報告です。

 

中国ブロックは、「合理的配慮の基礎知識」(研究誌135号)と題して弁護士の池原毅和さん、

「意思疎通支援の課題とこれからの運動」(研究誌130号)と題して全国盲ろう者協会事務局長の山下正知さんから学びます。

 

参加申し込みは59名あったのですが、九州豪雨の影響で参加できない方もありました。

被災地では、サークル、ろう団体、通研が中心になって安否確認などの取り組みを行っているそうですが、まだ雨も続いており心配です。

 

スタッフは、830分集合で準備開始。

今回は、地元山口支部からお二人(新内さん、荒田さん)にスタッフとしてご協力いただきました。

 

9時半受付開始です。

Image1

(右から)山口支部の新内さん、鹿児島支部の井之上さん、広島支部の宥免さん、山口支部の山根さん、荒田さん

 Image2

伊藤理事の司会で始まりました。

 

最初の講義は、池原弁護士による差別解消法の基礎です。とてもわかりやすいと評判です。

池原先生は、法律はそれができた元の考え方やその思想を考えながら読むことが大切で、文章だけ読んでもわからないといわれていました。

医学モデル、社会モデル、相互モデルなどについて受講者とやり取りしながら講演が進みました。

Image3

Image4_3

全通研アカデミー1(1,242円)

池原先生と大矢さんが書かれています。

支部でも全通研HPでも購入できます。

 

池原先生には、研究誌129号障害者権利条約の批准の特集の中で「人権の発展史」の監修もしていただいています。人権についての考え方の変化がわかりやすく図示されています。

Image5 Image6

今回の研修会には、九州、中国の各県から参加がありました。

昼休みには、あちらこちらで話の輪ができていました。

 

午後からは、山下正知さんによる「意思疎通支援の課題とこれからの運動」です。

Image7  

盲ろう者は全国で14,329人と推計されているが、通訳・介助派遣事業所に登録しているのは1,080人で、多くの盲ろう者がつながりを持っていない。“掘り起こし”が必要だと話されていました。

鳥取県では、県として視覚・聴覚両方の障害がある人の家庭訪問をして、派遣事業や盲ろう者協会の紹介をしている。県が盲ろう者支援センターを作り友の会が運営しているとのことでした。このような取り組みが広がっていくことが期待されます。

また、盲ろう者は老人ホームに入っても周りで何がおこなわれているかわからない。周りからなんの情報も入ってこない生活になってしまう。盲ろう者がきちっと生活できるグループホームができてほしいとも話されていました。

 

各講義とも質問も多くでて、皆さんが積極的に学んでいる様子がうかがえました。

 今日の学びを、これからの活動に活かしていきましょう。

Image8

皆さん、お疲れさまでした。

 

(文・写真/全通研理事 小山 秀樹)

2017年7月11日 (火)

「北海道手話通訳問題研究集会」

 7月9日(日)に開催される北海道支部の「北海道手話通訳問題研究集会」(会場:室蘭市)の講師/シンポジストを依頼された。

講師は日曜午前だが集会が始まるのは前日夜からであり前泊して参加することになる。

 昼過ぎの飛行機で神戸空港から出発。機内では音楽聴きながら読書。

14時過ぎに新千歳空港着。せっかくだからラーメンでも、と思ったがターミナルビルの巨大飲食エリアへの行き方がわからずしかたなく到着フロアにあるチェーンの天丼屋(泣)で昼食。

まあうまかったからいいのだが、あとで調べてみたら簡単に飲食エリアに行けることがわかり呆然とする。

 

 電車を乗り継いで16時過ぎに東室蘭着。

Image1_2            

鮮やかな色彩の東室蘭駅

 

学習会は18時半開始。駅前にあるホテルにチェックインして小休憩、と思っていたら、担当者から「打ち合わせがあるから早めに来るように」というメールが入る。やれやれ。

「暑いでしょう」ともあったが気温は26度で神戸よりは涼しい。北海道人には暑いのか。

 

 会場までは歩いて10分位なのでちょっと大回りして社会見学。

見知らぬ土地に行った時にはスーパーマーケットを見るのがいちばんおもしろい。

早速見たことも聞いたこともない魚を見つける。

 

 18時過ぎに会場に到着。

Image2_2

会場の室蘭市障害者福祉総合センター

簡単な打ち合わせ。18時半から集会開始。

今夜は北海道ろうあ連盟副理事長の講演のみ。手話言語条例にかける当事者の熱い思いに心うたれる。

 会場は人が多くむし暑いが廊下に出ると涼しい。「部屋の中は暑いねえ」とつぶやくと「ここはクーラーないんです」と言われる。さすが北海道。

 

Image3_2

会場にあった室蘭市の啓発パンフ

 

 終了後に懇親会。「室蘭名物のやきとりにしました」とのこと。

「やきとりが名物なんですか?」

「室蘭ではやきとりはブタのことです」

「??」

「やきとり屋ではブタの焼いたのが出てきます」

「・・・じゃあ、いわゆる焼き鳥はどこで食べる?」

「やきとり屋です」

「??」

「やきとりを注文すると、ブタですかトリですか?、と聞かれます」

「・・・」。

ちなみに宴会のコースでは、トリとブタと両方の焼き物が出てきた。

 

 終了後は駅前にもかかわらずコンビニがないのでアイスクリームに誘惑されることなくまっすぐホテルに戻る。大浴場でのびのびして眠りにつく。

 翌日は9時半集合。障害者福祉センターには珍しく会議室の使用は10時からとか。

室蘭の人は朝が遅いらしい。

 

 講演開始時刻の10時前になって「プロジェクターの調子が悪くて映らない」と言われる。

私もいろいろ試みるがまるでだめ。「昨夜映っていたのに」「あまりの暑さだからか」。

きっと講師の日頃の行いがよろしくないからかと。

 

 結局10分遅れでろう者には申し訳ないがプロジェクターなしで開始。

手話言語条例の意義と効果について、主に鳥取県と兵庫県内市町の条例を比較しつつ説明する。

まとめとして「条例を効果あるものにするためのポイントは3つ。行政トップの意欲、しくみづくり、役所の職員の理解」と述べて終える。

 

 午後からはシンポジウム。

なんと! プロジェクターが直っていて「講師行い原因説」が真実味を帯びる。

北海道ろうあ連盟副理事長と石狩市職員のS氏と私の3人がそれぞれ短い話をして質疑応答。

80歳を超えたろう者から「条例ができたとしても今後の運動の担い手不足が心配だ」と質問。

「そのとおり。全通研も同じ課題がある。お互いに若手を育てていきましょう」と答える。

 

 15時シンポジウム終了。

駅で切符を購入するといちばん早い電車でも1時間以上待ちということがわかった。

どうしようかな、と思っていると、同じく駅にやってきた石狩市のSさんから声をかけられる。

「喫茶店でも行きましょうか」という話になり駅付近をさまようがコンビニだけではなく喫茶店もない。

待合室で1時間待つのもなあ、と思っていたら、Sさんから「室蘭はカレーラーメンが名物」という発言があり衆議一決。駅前のやはりクーラーのないラーメン屋(チェーン店らしい)で汗まみれになりながらチャレンジ。まあまあ。カレーを舌に残しながら室蘭を後にすることになった。

 

Image4_2

これが室蘭名物のカレーラーメンだ!

 

(文・写真/全通研事務局長 伊藤正)

第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~<北海道会場>

6月24日に北海道ブロックで第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~<北海道会場>を行いました。

北海道の会員が道内各地から参加した他、本州からも参加の方もいらっしゃいました。

この日は雨が降ったりやんだりの札幌でした。普段、研修会や会議に参加するのに稚内から南に下る私ですので、稚内より暑いだろうという想定で旅支度をするのですが、今回ばかりは珍しく稚内と同じような肌寒い気温です。雨だと薄暗いような気持になりますが、水分で潤って草花たちは喜んでいるように緑が鮮やかでした。

Image1

北海道ブロック(と言いながらも北海道は1ブロック1支部なので顔ぶれは北海道支部)の役員が中心に内容の企画や準備などを進めてくださり、ブロック理事である私や武田さんは心強く当日を迎えることができました。全通研学校は3年ぶりの北海道で全通研前会長である石川芳郎理事と近藤幸一副会長のお二人のお話を聞けるという本当に贅沢な企画だったこともあり、参加者は92名となりました。

Image2

Image3  

1講座目の石川理事による「全通研の歴史を学び未来につなげる~全通研活動のこれから」でした。石川理事からは北海道の思い出もお話しくださり、1985年の小樽で開かれた全国集会、2001年の函館で開かれた全国集会の他、20133月に旭川市の登録手話通訳者の研修会でも来道されたとのことで、「生きて帰れるかという不安」と資料に書かれており、どんなことがあったのかとドキドキしながらお話を伺いましたところ、私たち道民にとっては当たり前の雪ですが、なれない石川理事にとっては不安な道中で「生きて帰れるか不安」と感じるほどだったそうです。その話を聞いて会場の参加者から笑い声が出てきました。

というように石川理事がご自身の経験や全通研運動の歴史や取り組みについて、ユーモアを交えながら紹介くださり、あっという間の2時間でした。

石川理事はお話のまとめとして、故市川元会長の「手話を学んで生き方を学んだ。仲間を信じて、自分を信じて!」という言葉や日本障害者協議会の藤井さんの「運動は裏切らない。あきらめない、ぶれない、こびない」の言葉を紹介くださいました。

 

休憩中、石川理事がご紹介くださった全通研40周年記念誌の販売をお手伝いくださる近藤副会長です。

Image4

2講座目は近藤副会長による「ろうあ者の暮らしの変化を見つめて」でした。ろうあ者の暮らしを考える一つの資料として「長崎県高齢聴覚障害者実態調査」の調査結果の紹介がありました。隣近所との付き合いについて「あいさつ程度」が71%とのことで、「あいさつ」は関わりがないに等しいとのことでした。このお話を聞きながら、私が住んでいるアパートで知らない間に隣や斜め上の方が引っ越しており、日常のあいさつはしていた方でしたが知らない間に空き部屋になっていてびっくりしたことを思い出しておりました。

「お年寄りが大きな穴に落ちて困っています。あなたならどうする?」との投げかけがあり、声をかける人、穴から出る手助けをする人、見て見ぬふりをする人など色々いるだろうとの話がありました。穴から助けてあげる時の助け方や、助けた後にお年寄りがまた穴に落ちないように穴を埋めることのも重要だとのこと。

近藤副会長からは『誰もが主役である』という話と、これまで「援助」という言葉が使われていた場面も「支援」という言葉にすり替わっているとの話もありました。皆さんはそれぞれの言葉の意味をご存知でしょうか?私も講義を聞いて改めて言葉の意味を調べてみたのでした。

Image5

 2つの講義を聞いたのち、懇親会も行いました。北海道の海の幸をみんなで味わい、語らいました。近藤さんからは日本酒の差し入れもいただきました。おいしかったです!この写真は武田理事が締めの乾杯を近藤副会長にお願い?すべく、「近藤ー」と呼んで、近藤副会長が笑顔で応じていた場面です。楽しく、おいしい夜でした。

Image6

(文/写真 全通研理事 田中美佐保)

2017年7月 7日 (金)

四国ブロック組織担当者会議

 今回(72日)は、四国ブロックでの組織担当者会議です。近畿ブロックから始まって、東海、九州、4ブロック目の組織担当者会議です。

 四国ブロックには、同じ組織部の曽我部理事、以前組織部理事として活躍された前田さん(現四国ブロック長、高知支部)、そして優しい森川さん(前理事、愛媛支部長)もおられ、足らないところはフォローいただけるので安心です。

                             

Image1

岡山から「しおかぜ」で三島へ

昨日の豪雨が嘘のように、瀬戸の海は穏やかでした。

  さて、今回の会場は、愛媛県四国中央市。最寄り駅がわからなくて調べてみると伊予三島駅。どうも、平成の大合併でできた市で、徳島、香川、高知3県に接し四国の中央に当たることからこの名前が付いたそうです。ティッシュペーパーのエリエールを作っている大王製紙発祥の地で、駅から大きな煙突が見えました。水を多く使う製紙業が、瀬戸内にあるのが不思議な感じがして地元の方に聞いてみると、丸亀や松山は取水制限などおこるが、この三島(四国中央市)は水不足にはならないとのことでした。

 

Image2

四国の中央にありブロックで集まるのに便利だそうです。

 

 四国ブロックの運営委員さんは、71日午後から運営委員会、210時から15時まで組織担当者会議と長丁場です。北海道ブロックも同様でした。少しでも交通費などの経費を節約するために連日の会議予定となっています。(みなさんお疲れ様です m(_ _)m

 私も前日71日の夕方に四国中央市に入り、夜の交流会に参加させていただきました。

 

 ホテルは、スーパーホテル四国中央。入ったらろう者とフロントの男性(石川さん)がフツーになんの違和感もなく手話で受付をしていました。差別解消法の施行や、手話が広まっているとはいえ“びっくり”して、フロントの男性にいろいろと聞いちゃいました。ホテルで働く前から、市の養成講座を受講しているとのことでした。そして、四国中央市でろう者の会議など開かれることが多く、ろう者の利用も多いそうです。私が手話を始めたころとは、隔世の感があります。

 


Image3

スーパーホテルの石川さん

企業イメージアップです。

 

 さて、組織担当者会議は四国中央市福祉会館で10時から始まりました。前田ブロック長の「人と人をつなげる魅力ある元気な人になるために充実した組織担当者会議にしましょう」とのあいさつで始まりました。

 

Image4


司会は曽我部理事

右隣は、四国ブロック事務局長の豊島さん。

会議記録にもご協力いただきました。

ありがとうございます。

Image5

あいさつする前田ブロック長

周りの人は自然に笑顔になります

Image6       

 

会議室の椅子は、ずいぶんと座り心地の良い椅子でした。

 

会議では、会員拡大のために取り組んだことや支部の課題について意見交換しました。代議員会でも話題になった香川支部の「これからも班」「これからの班」の活動紹介もありました。「これからも班」は長年会員として香通研(香川支部)を支えていただいている方から「私にあった学習会もないしそろそろやめようかなぁ」という声があり、これからも一緒に活動してほしいと班を作ったそうです。「これからの班」は、会員歴1-3年の人を対象に活動を行っていくそうです。経験の長い人も対象とした活動は今まであまりなく、ネーミングもユニークです。これからの活動が楽しみです。

 香川支部の皆さん、ぜひ活動の様子を組織部ニュースで紹介してください。

 

最後に、サマーフォーラムinひろしまの紹介をさせていただいて終了。

みなさん、長時間ありがとうございました。

 

Image7

帰りも瀬戸内海は穏やかです。

 

(文・写真/全通研理事 小山秀樹)

 

 

 

 

« 2017年6月 | トップページ