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2017年7月11日 (火)

第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~<北海道会場>

6月24日に北海道ブロックで第3回全通研アカデミー~全通研学校Ⅲ~<北海道会場>を行いました。

北海道の会員が道内各地から参加した他、本州からも参加の方もいらっしゃいました。

この日は雨が降ったりやんだりの札幌でした。普段、研修会や会議に参加するのに稚内から南に下る私ですので、稚内より暑いだろうという想定で旅支度をするのですが、今回ばかりは珍しく稚内と同じような肌寒い気温です。雨だと薄暗いような気持になりますが、水分で潤って草花たちは喜んでいるように緑が鮮やかでした。

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北海道ブロック(と言いながらも北海道は1ブロック1支部なので顔ぶれは北海道支部)の役員が中心に内容の企画や準備などを進めてくださり、ブロック理事である私や武田さんは心強く当日を迎えることができました。全通研学校は3年ぶりの北海道で全通研前会長である石川芳郎理事と近藤幸一副会長のお二人のお話を聞けるという本当に贅沢な企画だったこともあり、参加者は92名となりました。

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1講座目の石川理事による「全通研の歴史を学び未来につなげる~全通研活動のこれから」でした。石川理事からは北海道の思い出もお話しくださり、1985年の小樽で開かれた全国集会、2001年の函館で開かれた全国集会の他、20133月に旭川市の登録手話通訳者の研修会でも来道されたとのことで、「生きて帰れるかという不安」と資料に書かれており、どんなことがあったのかとドキドキしながらお話を伺いましたところ、私たち道民にとっては当たり前の雪ですが、なれない石川理事にとっては不安な道中で「生きて帰れるか不安」と感じるほどだったそうです。その話を聞いて会場の参加者から笑い声が出てきました。

というように石川理事がご自身の経験や全通研運動の歴史や取り組みについて、ユーモアを交えながら紹介くださり、あっという間の2時間でした。

石川理事はお話のまとめとして、故市川元会長の「手話を学んで生き方を学んだ。仲間を信じて、自分を信じて!」という言葉や日本障害者協議会の藤井さんの「運動は裏切らない。あきらめない、ぶれない、こびない」の言葉を紹介くださいました。

 

休憩中、石川理事がご紹介くださった全通研40周年記念誌の販売をお手伝いくださる近藤副会長です。

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2講座目は近藤副会長による「ろうあ者の暮らしの変化を見つめて」でした。ろうあ者の暮らしを考える一つの資料として「長崎県高齢聴覚障害者実態調査」の調査結果の紹介がありました。隣近所との付き合いについて「あいさつ程度」が71%とのことで、「あいさつ」は関わりがないに等しいとのことでした。このお話を聞きながら、私が住んでいるアパートで知らない間に隣や斜め上の方が引っ越しており、日常のあいさつはしていた方でしたが知らない間に空き部屋になっていてびっくりしたことを思い出しておりました。

「お年寄りが大きな穴に落ちて困っています。あなたならどうする?」との投げかけがあり、声をかける人、穴から出る手助けをする人、見て見ぬふりをする人など色々いるだろうとの話がありました。穴から助けてあげる時の助け方や、助けた後にお年寄りがまた穴に落ちないように穴を埋めることのも重要だとのこと。

近藤副会長からは『誰もが主役である』という話と、これまで「援助」という言葉が使われていた場面も「支援」という言葉にすり替わっているとの話もありました。皆さんはそれぞれの言葉の意味をご存知でしょうか?私も講義を聞いて改めて言葉の意味を調べてみたのでした。

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 2つの講義を聞いたのち、懇親会も行いました。北海道の海の幸をみんなで味わい、語らいました。近藤さんからは日本酒の差し入れもいただきました。おいしかったです!この写真は武田理事が締めの乾杯を近藤副会長にお願い?すべく、「近藤ー」と呼んで、近藤副会長が笑顔で応じていた場面です。楽しく、おいしい夜でした。

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(文/写真 全通研理事 田中美佐保)

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