全国手話言語市区長会
6月7日(水)、8時半から全国手話言語市区長会の総会が開催されました。
会場は昨年結成総会が行われた都市センターホテルのコスモスホールでした。
市長さんらは77人が集まりました。
内閣府、文科省、厚労省の方々も来賓で参加しておりました。
田岡克介会長の冒頭の挨拶で、現在290の自治体が加盟しているとの報告がありました。
今後も益々増えていくことが予想されます。
来賓紹介ということで、全通研もここで紹介を受けました。
その後、来賓を代表して、全日本ろうあ連盟の石野理事長、日本財団の尾形理事長、全国手話研修センターの黒﨑理事長が挨拶をしました。
その後、総会議事に入り、平成29年度の事業計画、役員体制などが決まりました。
特に手話言語法制定などで関係省庁や各政党への要請活動、自治体職員手話研修会、手話演劇祭を実施することが承認されました。また、手話を広める知事の会と合同でフォーラムを10月に開催されることも決まりました。
役員は、市区長会のブロック制と連動させるため、新たに4人の副会長が選任されました。
最後に「手話をめぐる全国の動き」と題して、久松事務局長からミニ講演があり、そして、厚労省の吉田室長が平成29年度事業の中で遠隔手話サービスと電話リレーサービスの説明が簡単にされました。
無事に総会は終了しました。
終了後、私と久松事務局長の2人で、この総会に出席していました枝廣直幹福山市長に面会し、この夏に行われる全国手話通訳問題研究集会の開催についての協力をお願いしました。枝廣市長から「ぜひ、福山へおいでください。楽しみに待っています」との言葉を頂戴しました。
また、嬉しい報告があります。泉明石市長が全通研の会員になってくれたことと京都府向日市の職員がつい3日前に会員になってくれたという報告がありました。この報告を聞いて本当に嬉しく思いました。一人一人の会員の一声が新しい会員を増やしてくれているのだと実感しました。会員増に向けて頑張ろうという気持ちでいっぱいになりました。
(文・写真/全通研会長 渡辺正夫)
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