福島支部学習会
1月29日、福島支部主催の「県通研講座」に全通研講師派遣事業で参加させていただきました。
10時開始なので前日に福島入りしました。
夕方に出発したため郡山駅到着は22時前となり、駅周辺も人は少なかったです。
空気はキーンと冷えていましたが、駅前には「welcome to KORIYAMA」のイルミネーションがあり、
ちょっとうれしくなりました。
29日はホテルまで支部役員さんがお迎えに来てくださいました。
車の中で、はじめましてのご挨拶をしていると
「米野さんは、手話奉仕員養成講座の学習教材(DVD)の私たちの家族に出ている方ですか?」
と聞かれました。ひゃー、お恥ずかしい!実は、そうなんです。
でも、あの教材は10年以上前に収録したので私の記憶にはほとんど残ってないのですが、
見てくださっている方にとっては現在のことなんですよね。
ときどき、他の地域の方からも同じ質問をされるのですが、ほんの一瞬しか登場しない私
(たぶん20秒位です)を覚えてくださるなんて、ありがたいのと恥ずかしいのとで不思議な気持ちです。
さて、会場に到着するとたくさんの方が来られていました。
なんと参加者87人!ろう者も10人位参加してくださって、会場はみなさんの熱気で包まれていました。
寒い日曜日の朝なのに、そして福島県はとっても広いのに、いろんな地域から参加してくださって本当にありがたいです。
学習会のテーマは「手話言語条例と手話通訳制度」です。
全通研の理念や現在の手話通訳制度とからめて、手話言語条例はどんなものか、
手話通訳制度を支えている手話通訳者の現状などをお話させていただきました。
手話通訳の現場で働いている立場から制度について質問や、ろう者の方からも
今後の活動をどのように進めていくのが良いかなどの質問もあり、熱心にお話を
聞いて下さって本当にうれしかったです。
講座が終了し、昼食はご用意いただいた美味しいお弁当を支部役員さんと一緒にいただきました。
支部のみなさんは午後からもグループ討議をされるとのことで、準備をしながら
「どんな討議になるかなぁ。これからの活動につなげていきたいねー」
と打ち合わせをされていました。
残念ながら私は時間の関係で午後の部は参加できなかったのですが福島支部のみなさんの
活気と暖かさに、力強いパワーをいただき帰りの新幹線に乗りました。
ありがとうございました!
(文・写真/全通研理事 米野規子)
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