第22回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会in奈良
11月27日(日)に、第22回 全国中途失聴者・難聴者福祉大会in奈良(まほろば大会)に行ってきました。
26日は4つの分科会に分かれて討論、夜は懇親会で交流されたようです。
27日は午前に式典とミニシンポジウム、昼食をはさんで漫画家の里中満智子さんの記念講演があり、
28日は奈良観光が予定されています。私は大会式典に出席してきました。
急に寒くなった11月最後の日曜日は、あいにくの雨。
寒さに震えながら近鉄奈良駅に降り立ったのですが、雨の中で要員の方が
プラカードを持って道案内をしてくれました。
でも奈良の駅前は、紅葉を楽しむ大勢の観光客でいっぱいでした。
会場の奈良文化会館周辺も、真っ赤や黄色に色づいた木々の葉で彩られていました。
9時40分、時間ぴったりに式典が始まりました。
来賓祝辞、祝電の披露、来賓紹介、大会表彰と進んでいきましたが、
私たちはいつも手話通訳者と話者が映るスクリーンに慣れていますね。
舞台に手話通訳者はいるのですが、字幕だけのスクリーンがとても新鮮でした。
ミニシンポジウムでは、「中途失聴者・難聴者と聴覚障害者情報提供施設」をテーマに、
小中栄一さん(NPO法人全国聴覚障害者情報提供施設協議会理事長)と新谷友良さん(全難聴理事長)が
佐野昇さん(全難聴事務局長)の司会で意見を述べ合いました。
「情提施設」を柱としたシンポジウムは初めての試みということで、それぞれ現状と課題を出し合い、
これから全難聴と情提施設がもっと連携を密に、共同で要望活動をするなどの取り組みもしていこう
という話がされました。
会場ロビーでは、かわいい聴導犬訓練生(?)が参加者の胸をキュンキュンさせていました。
雨だったので、奈良公園の鹿は見かけませんでしたが、商店街のアーケードにはしっかり鹿がいました。
(文・写真/国際部長 梅本悦子)
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