2016年度支部長会議
10月9日(日)~10日(月・祝)、京都市の全国手話研修センターで
2016年度支部長会議を開催しました。
この会議は、5月の代議員会で議決された方針の実践と徹底を図り、
必要な方針の具体化を図ることを目的に毎年10月に開いています。
はじめに、渡辺会長から「会員とともに歩む全通研でありたい」
「私たちの活動を多くの人に伝え、広げていこう」とのあいさつがありました。
引き続き、伊藤事務局長から今年度の中間総括と下半期にむけて
全通研の事業をどう進めていくか説明をしました。
今年の支部長会議は、現在の社会情勢を知った上で「地域の制度や取り組み」
「組織拡大と後進人材育成」「手話通訳者の身分保障や働き方」
「学習・事業活動」の4つの運動課題について議論するようにしました。
まず、立命館大学の峰島厚教授に「安倍内閣の社会保障施策の動向と障害福祉の課題」
という演題で現在の社会情勢についての講演をいただきました。
現在の社会保障施策や障害福祉の方向を踏まえながら私たちの運動はどうあるべきか
詳細かつわかりやすく話してくれました。
その後、事前に行った支部アンケートの結果等について近藤副会長から報告がありました。
報告を受け、1日目は全体で、2日目は4つのグループに分かれて運動課題について
討議を行い、活発な議論が展開されました。
グループ討議後、討議内容についての報告と伊藤事務局長からのまとめがありました。
各グループ討議の報告を行う執行理事
その後、昨年度実施した「雇用された手話通訳者の労働と健康についての実態調査」について
伊藤健康対策部長から報告がありました。全国調査の結果とそれから見えた課題、そして調査を
受けた全通研の今後の取り組みについて話しました。
この2日間で話し合われた内容が各地の支部活動につながるとともに、私たちの活動を多くの人に広めていきましょう。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
(文責:全通研理事 髙田浩次)
(写真撮影:全通研事務所)
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