第49回全国手話通訳問題研究集会~ サマーフォーラムinかながわ ~
2016年8月19日~21日神奈川県横浜市において
第49回全国手話通訳問題研究集会~ サマーフォーラムinかながわ ~が
開催されました。
夏冬統一の大会になって2回目、そして大都市横浜での開催には、
1,300名を超える方々の参加でした。
開会集会・記念講演は、
数々のコンサートも開かれている目の前が山下公園の県民ホール。
受付のホールでは、横浜市立ろう特別支援学校の生徒15名ほどが、
学校の実習の一環ということで要員のお手伝い(横浜土産のパンフを配布)を
してくれていました。
全国のろう成人、手話関係者と触れ合いどんな感想を持ってくれたでしょうか。
一部の式典の最初に、相模原の事件で亡くなられた方々に黙とうを捧げました。
全通研渡辺会長は、これが、会長就任後初めての皆さんへの挨拶でした。
さすがの会長も緊張で声が震えていると思いました。勘違いだったでしょうか。
記念講演は、はまぎん こども宇宙科学館 館長 的川 泰宣氏
「いのちの絆を宇宙にもとめて」でした。
ご自分の話から、子どもの時に好奇心や冒険心などが育つこと、
宇宙の話もわかりやすく、聞いている人の心に響いてくる話でした。
記念講演の時間は、
いつもなら、旅の疲れと暑さからの解放で寝ている人が見受けられるのですが、
今回は、話に引き込まれ最後まで集中して聞いていた方が多かったようです。
自分が子どもの時に聞いていたら人生変わっていたかもと思われた方も
多かったのではないでしょうか。
2日目は横浜国立大学で、講座と分科会を4つの棟に分散。
猛暑でも、小さな教室では冷房が利きすぎて寒かったり、
突然の雨に他の棟への移動も大変でしたが、それぞれ充実した時間だったと思います。
夏の時期に、研修と交流そして、観光もできる全通研集会。
記念講演、そして、分科会でも講座でもどこに参加しても、
自分に得るものがたくさんあります。
夏集会の時期は、どこかの地域が豪雨に見舞われて、
交通機関の乱れで遅れたり、帰りが心配だったり、参加を断念された方がいるようです。
災害に見舞われた方々には、お見舞い申し上げます。
来年、広島でまた、お会いしましょう。元気で頑張りましょう。
(文:二宮幸子事務局員/写真:全通研研究誌部)
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