高知支部定例学習会
高知支部定例学習会(6月19日、高知市障害者福祉センター)に行ってきました。
前日に高知入りすると、駅に大山さん、上元さんが迎えに来てくださいました。
ありがとうございます。
車の助手席に載せて貰ったのですが、大山さんが「小山さんの方」「次は上元さんの方」と説明をしていました。
高知では、「左に曲がって」「そこを右に曲がって」とは言わないのですかと聞くと、聞き手(運転手さん)が
理解しやすい方法で説明するとのこと。
なるほどさすがベテラン通訳者。伝わらなければ意味がありませんからね。
夜は、前田支部長行きつけのお店でお食事。
NGS高知の三谷さんも参加をしてくださり、N-Actionのこと、支部活動のこと等々、
いろんな話ができました。
どこに観光に行くわけでもないので、NOWに載せるのは食べ物が多くなってしまいます。m(_ _)m
写真のお刺身の魚は「カツオ」と「ネイリ」です。
高知では、カンパチの若魚をネイリと言うそうです。
ハマチに似て(もともとハマチの仲間の魚ですが)脂がのっておいしかったです。
高知の人はこれが好きと教えていただいたのが「イタドリ」(写真右の平べったいもの)
こりこりしておいしかったです。私の田舎では「たじっぽ」と言います。
子供の頃、山に入って皮を剥いて生でボリボリ食べていました。(なつかしい~)
イタドリ(タジッポ)
毎月このお店で「中村会」と称して飲み会をしているそうです。
「中村」さんは、左から4番目のメガネの男性です。
高知支部の広報部長をされていて、あと2年で90才になるとのこと。
69才からパソコンを始めて、今では支部の役員さんにパソコン指導をしているそうです。(すごい)
研修会の会場は、高知市障害者福祉センターです。
ちょっとびっくりしたのが音声案内。
今日、どの部屋で何の会議があるのかを音声で繰り返し流していました。
目の見えない、見えにくい人が来てもどの部屋かわかりますね。
差別解消法がスタートしても、多くの自治体の広報紙には電話番号しか載っていません。
そんな広報紙でもコンクールで表彰されたと聞きました。点字版もない、FAX番号もない広報。
表彰の基準は何なのでしょう。広報紙の役割は何なのでしょう。
自治体の情報を伝える対象に、障害のある人は含まれていないのでしょうか。
支部の役員さんは、早くからきて書籍販売や受付の準備です。いつもながら頭が下がります。
今日の学習会で、少しは本やDVDが売れると良いのだけど。
前田支部長の挨拶で研修会が始まりました。
司会は井上さんです。
午前中の「仲間づくり(全通研の魅力)」は、全通研の魅力を一緒に考えながら進めました。
手話通訳者の全国調査など全通研の手話通訳者の健康を守る取り組みを研究誌39号(1990年発行)や
先日発行されたDVD「全国に衝撃をあたえた手話通訳者の頸肩腕障害―テレビ報道のすべてを収録―」
など使って学習しました。
午後からは、DVD魅力ある言葉をつかって読み取りの学習会
藤本さんと一緒に、お話し(手話)を確認。
最後に、手話の読み取り学習で聞こえない人の手話を見るときは、「手話」学習に終わらず、
その方の思いも一緒に受けとめて欲しいとお願いして学習会を終わりました。
高知支部のみなさんと、駅で「ほっと」珈琲をして帰広。
みなさんありがとうございました。
(文・写真/全通研理事 小山秀樹)
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