北海道ブロック組織担当者会議
2016年6月11日(土)〜12日(日)に北海道ブロック組織担当者会議に行ってきました。
北海道に行くのは、はじめてであり、また南の九州 宮崎から、北の北海道 札幌市へという、
季節感も暮らしぶりも違っているだろう地域への訪問はいささか不安でもありました。
宮崎ブーゲンビリア空港を発って、羽田で乗り換え新千歳空港には11時半ごろ着きました。
北海道の土地は宮崎に比べて、広々としてどこまでも平らで遠くに山並みが見えました。
新千歳空港の気温は17度でした。宮崎を出る時の気温は24度でしたので肌寒いはずでしたが、
湿気が少なく、心地よい涼しさに感じました。
後で聞いたところによると地域によっては、朝方は1度になったり、夜にはマイナスになることもあるとか、
会議で札幌に来ると暑く感じるという人もいました。
会議は札幌視聴覚情報提供センターです。
時間に余裕があったので、駅前のイオンで買い物をして昼食を食べてから、地下鉄東西線宮の沢行きに乗り、
西18丁目で降りて少し早めに会場入りしました。
担当者会議は11日の午後3時半から夕方6時まで行われ、翌12日の北海道支部(ブロックの)支部長会議
が開かれたので、そこにも同席させていただきました。
組織担当者会議ではパワーポイントを使って組織部からのお話をした後、質疑、情報交換をしました。
北海道ブロックは、他のブロックと異なり1支部1ブロックという組織なので、参加している人たちは、
北海道支部(ブロック)の役員(運営委員)と傘下にある各支部からの担当者の出席でした。
各支部は、幾つかの班から構成されており、地域が離れていることから班が主体となって活動しています。
広い北海道で支部・班のそれぞれの活動の横のつながり、北海道支部(ブロック)との縦のつながり
を深めたり、強めたりすることはとても大変だろうと思いました。
現在は、さまざまなツールを使って本部からの情報を流していますが、その膨大な情報を
どう会員につないでいくか、どう発信していくかが課題のようでした。
各支部、各班がつながるためには情報を受け取るだけでなく、全通研として発信していくことが大事です。
本部が発信するためには、支部がブロックを活用して地域の情報を本部に提供をして欲しいと思いました。
手話言語条例についても話が弾み、石狩市の動きが気になる様子でした。
それこそ、行政やろう連からの発信だけでなく、地元の全通研組織からの発信をもっとして欲しいと思いました。
サークルもろう協も会員が減ってきており、全通研も会員増の限界にきているというような話もありました。
しかし、情報提供施設の手話関連の職員以外の福祉分野の事業所で働いている職員の中にも
問題や悩みを抱え、学習が必要と考えている人もいる。
若い人たちがネットワークを作ったりもしている。そうした場面では全通研が求められていると思う。
そこに会員拡大の余地はあるというような話もありました。期待していきたいと思います。
ほんとうに大事なポイントがたくさん詰まった情報交換でした。
北海道ブロックの皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
(文・写真/全通研理事 窪田麗子)
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