「全通研がめざす手話通訳制度学習会」沖縄支部
3月26日・27日、「全通研がめざす手話通訳制度学習会」で沖縄に行ってきました。
沖縄支部は、首里にある総合福祉センター団体連絡室の一角に事務所を置いて活動していました。
新しい建物で、ゆいレールの終点首里駅から歩いて25分ほどのところにあります。
同じ建物の中に、沖縄県聴協の事務所もあります。
現在、ゆいレールの延長工事が行われていて、もう少し近くに駅ができる予定とのこと。
25日夕方沖縄に到着、ホテル近くの居酒屋で沖縄の料理と泡盛を味わいました。
そこで店長に紹介され、島唄を生で聞けるお店に行きました。
この日は30代の歌い手が来ていました。
その店で飛び入りで歌った方が南大東村役場職員で会計管理者の通称「濱ちゃん」で、
プロ以上の歌い手でした。
もっと聞いていたかったのですが、最後までいると朝になるとのこと、一人静かにホテルに帰りました。
26日朝、10時に石川支部長、神田さんと待ち合わせ、対馬丸記念館と瀬長亀治郎記念館
「不屈館」を見学しました。
対馬丸では、当時の軍の強引さと安全対策の不備に怒りを感じ、不屈館では、信念を貫き通し、
非暴力で徹底的に戦うことが大きな前進を生み出すのだと思いました。
改めて、瀬長さんの偉大さと沖縄県民の力を知ることができました。
26日午後、沖縄支部の運営委員と2018年に開催する「全国手話通訳問題研究集会」について、
沖縄開催が九州の3団体会議で確認され、今後どう進めていくかを話し合いました。
開催日の決定、会場の確保などすぐに取りかかってほしいことや、実行委員会で決めていく
記念講演・講座などについて、三重の状況を踏まえて話し合いました。
夜は、石川支部長の同級生がオーナーのお店でおいしい料理を堪能しました。
27日、午前中に、夏の集会について沖縄県聴協と話す約束をしていたのですが、時間を
少し遅らせてほしいとの連絡があり、空いた時間に、石川支部長の案内で世界遺産と
なっている「識名園」を見学しました。
琉球王の別邸で、中国や朝鮮の使節をもてなした場所だったようです。
湧き水を利用した池と昔の姿を残している建物は、気持ちを穏やかにしてくれました。
ここで、運良くこれから結婚式が行われるところで、琉球衣装を身にまとったお二人の出会いました。
残念ながら、時間がなくて、結婚式を見ることはできませんでした。
11時に、沖縄県聴協の会長と事務局長に会い、夏の集会について協力をお願いし、今後の
取り組みについて話し合いました。お互いに力を合わせて準備していくことを確認しました。
夏の集会には、沖縄からの参加者は少なく、特に聴覚障害者の参加はほとんどなかったので、
映像など記録しているものを見せられたなと思いました。
支部の役員は朝から集まり、それぞれにいろんな作業を行っていました。
14時、予定どおり「全通研がめざす手話通訳制度学習会」を始めました。
パワーポイントを使って丁寧に説明していたらあっという間に終了時間が迫り、質問時間などで
30分ほど延長してしまいました。
帰りの便は余裕を持って予約していたつもりでしたが、ゆいレールの那覇空港駅から
空港カウンターまで猛ダッシュ、出発が10分遅れていたのでなんとか乗れました。
沖縄にはそう簡単には行けないので、行った時には沢山の案件を処理しようとしてしまい、
支部には大変ご苦労をかけてしまいました。
石川支部長、支部運営委員の皆さん、本当にありがとうございました。
(文・写真/全通研理事 橋本博行)
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