群馬支部の定期総会と創立40周年記念パーティが開かれました
昨年、全国ろうあ者大会が開催された群馬で、
4月16日群馬支部定期総会と支部創立40周年記念パーティが開かれました。
私は、萌えるような新緑と常緑樹の濃い緑が織りなす景色を見ながら上州群馬に向かいました。
会場は群馬県聴覚障害者情報提供施設「コミプラ」のある群馬県社会福祉総合センターです。
新前橋駅で降り、昔行った美味しいお蕎麦屋のお店を探しながら行くと、
そこは「ラーメン屋」に替わり、かつ、そのラーメン屋さんにも「閉店挨拶」が
掲げられていました。
仕方なく駅に戻り、食堂に入り、「大根トンカツそば」を注文しました。
頼んだ物が出て来てびっくり、大根そのままと大根おろしがついています。
おろして、トンカツにかけ食べたら、その大根の辛いこと!
群馬の会員さんに聞くと「辛み大根」ではという話です。
他の理事さんのように食べ物を写真に撮る勇気はありませんでした。
(ですから、写真なしです)
会場に着くと、子供達が何人かいます、コーヒーを一生懸命用意していました。
後で話を聞くと「放課後ディサービス」を利用する聴覚障害を持った子供達でした。
全通研事務局員でもある小林さんの司会で「40周年記念講演」が始まりました。
講師の前には、会員さんからのお花を羽鳥前会長が飾ってくれました。
担当は私、石川です、今日のテーマは『一人の存在(ちから)1万人の力』です。
全通研40年の歴史と、県レベルでは全国で三番目に手話言語条例を制定できた群馬の
風土作りに果たした群馬支部の大きな役割について思うことをお話ししました。
また、現在の手話通訳制度の危機的状況についても提起しました。
会場には群馬県健康福祉部障害政策課の課長さんもみえてくれました。
次は会場がホテルに替わり、群馬支部結成40周年記念パーティです。
かつて厚生年金で作られ、赤字のために二束三文で払い下げられ、
現在は民間資本が経営するホテルの様です。
受付には群通研の看板が置かれていました。
昔の支部事務所に掲げられていたお宝です。
現在の看板の処遇を聞くと、「倉庫の端に置いてある」とのことでした。
支部長の関さんのご挨拶のあと、来賓の方々の祝辞と続き、乾杯の音頭は
県障害政策課課長さんがとってくれました。
食事をとりながらの懇談に入りましたが、県立ろう学校校長や県教育委員会特別支援教育課の方々とも
お話しすることが出来ました。これも手話言語条例制定の成果の1つではないかと思いました。
また、県民に向けて「みんなで手話」という冊子が作製され、一冊いただくことが出来ました。
一寸残念だったのは、冊子の中に手話サークルは紹介されていましたが、
「群馬県手話通訳問題研究会」の紹介が無いのです……。
長く活動を続けてこられた板橋さんへの感謝状の贈呈と板橋さんのはにかみ、
歴代支部長の元気な姿を拝見しつつ、コミプラ細淵館長の締めの音頭でパーティは終わりました。
パーティ参加者で写真を撮りました。
私のカメラはホテルの方にお願いしましたが、中央にカメラが鎮座するすばらしい写真になりました。
次の50年、60年に向け、歩み続けようと確認し合いました。
(文/写真 全通研会長 石川芳郎)
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