ストレッチを学びながら健康問題を考える
11月21日(土)午後1時~3時まで、埼玉県障害者交流センター(さいたま市)で
関東ブロックの健康対策担当者と支部会員22名が参加し、
「ストレッチを学びながら健康問題を考える」と題して研修会を実施しました。
手話通訳者の頸肩腕障害の基礎知識や予防対策について、
またストレッチングの方法や効果について、からだを動かしながら学習しました。
JRさいたま新都心駅のバスターミナルから、会場の埼玉県障害者交流センターまでは
無料の送迎バス(リフト付きマイクロバス)が運行しています。
しかも朝8時過ぎから夕方6時過ぎまでは、15分ごとに出ているのです。
私の住む町では、バスは1時間ないし2時間に1本程度しか運行していません。
先日、土日・祝祭日の時刻表を間違えてしまい、バスが来るまで1時間半待ちという「トホホ」な出来事があったので、
「なんと便利な!やっぱり都会やなあ~」思わず感動のつぶやきが…。
研修の前半は、資料に沿って頸肩腕障害とはどんな病気か、その発生要因は、
手話動作にかかる筋肉の働き、予防対策などについて学習しました。
なかでも「みんなでめざそうよりよい手話通訳」(全通研・全日本ろうあ連盟共同出版)は、
手話通訳制度の充実と、手話通訳者の働き方や身分保障などについて、関係者だけでなく
社会全体で考える内容となっています。ブロックや支部で「よりパン」の学習に取り組み、広く普及していきましょう。
後半は、まず腹式呼吸のしかたや、ゆっくりと静かに筋肉や腱を伸ばす『スタティックストレッチング』の方法について、
実際にからだを動かしながら硬くなった筋肉をほぐしていきました。
頸、上肢、腹部、下肢の順にそれぞれの筋肉を意識しながら伸ばすと、からだ全体がポカポカ温かくなります。
また、肩こりや腰痛防止の筋力強化にも効果があります。
始めのうちは「ううっ」「はーっ」「ぐわっ」と、かすかな“うめき声”が漏れていましたが、
次第に呼吸も上手くできるようになり、筋肉がほぐれてくるのを実感できたのではないでしょうか。
ストレッチングは、無理をせず自分のペースで続けることが大切です。
筋肉を伸ばすことで血行が良くなり、疲労回復の促進やこころのリフレッシュにもつながります。
関東ブロックの皆さん、お疲れ様でした。
また、研修の機会を設けていただきありがとうございました。
(文・写真/全通研理事 戎 協子)
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