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2015年10月30日 (金)

25条大集会がありました

1028日に、日比谷野外音楽堂で「10.28生活保護アクションin日比谷 25条大集会」が開かれました。全通研が加盟しているJDの呼びかけもあり、この集会に参加しました。

前々日には朝日訴訟(人間裁判)を承継し、この集会の呼びかけ人の一人でもある朝日健二さんの訃報に接したばかりの私です。

この集会の呼びかけ文には、

「『解釈改憲』は憲法9条だけではありません。実は今、生存権保障をうたう憲法25条も骨抜きにされつつあります。自己責任を強調する社会保障改革推進法が2012年に成立して以来、医療、介護、年金等すべての分野で削減がおし進められているのです。その突破口とされた生活保護制度では、老齢加算の廃止、生活費や住宅費などの引き下げが相次いでいます。くらしの最低ラインである生活保護の引き下げは、すべての人の「健康で文化的な最低限度の生活」レベルの引き下げを意味します。このまま黙っているわけにはいきません。誰もが社会から排除されることなく、人間らしく生きることのできる社会保障制度を求めて、集い、つながり、そして声をあげましょう。」と書かれています。

社会保障の自助・共助の強調、公助の後退に対する怒りの集会です。集会には全国津々浦々から会場いっぱいの4,000名以上の人々が集まりました。日本の社会保障闘争では歴史上最大規模の集会です。

 

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集会はミニコンサートの後、生活保護問題対策全国会議代表幹事である尾藤弁護士の基調報告から始まりました。

 

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今、全国では生活保護の処分に対する不服申し立てが2万件を超え、裁判数も戦後最大、9条、25条を守り、充実させることは平和への願いという趣旨の報告がありました。

また、呼びかけ人の一人である精神科医の和田秀樹さんは、「私は右翼です、この場に合わない者とは思いますが、本当の右翼は国民の暮らしを大切にします。今の政治は許せない、だから私は来ました」と挨拶をされていました。

当事者からの訴えも胸に迫るものがたくさんありました。

暖房費を削られている北海道からの報告、今、「新・人間裁判」として運動を行っています。

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子供が勉強したいと給付型奨学金を受けたところ、それを収入認定されてしまった地域、ブラック企業に闘いを挑む首都圏青年ユニオンの活動など様々な闘いの報告がありました。

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最後に井上英夫生存権裁判を支援する全国連絡会会長からまとめがありました。井上先生は全通研の講座等でも講師を依頼し、お話を聞かせいていただいている先生です。

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 先生は憲法12条・『この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない』、憲法97条・『この憲法が国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在および将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである』を引用し、私たちの運動は権利のための闘いであることを強調されました。

最後に「憲法25条を守れ!」のカードを参加者全員で厚労省に向けて掲げ、集会を終了しました。

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集会に参加した私は、多様な形の、日常化された現代の貧困を学び、同時に全国で展開されている反貧困の運動から大きな勇気をいただきました。

この集会の詳細については、インターネット上でさまざまな団体から報告されていますので「25条大集会」で検索してみて下さい。

 

(文・写真/全通研会長 石川芳郎)

2015年10月28日 (水)

「全通研がめざす手話通訳制度」学習会 青森支部

10月18日、爽やかな秋晴れの日。新青森駅に到着すると、迫力ある「ねぶた」の灯篭が出迎えてくれました。
 
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青森と言えば全通研誕生の地。1974年(昭和49年)、青森で開かれた「第7回全国手話通訳者会議」の際に全通研が誕生したことは皆さんご存じですよね。 
そんな歴史的な背景もあり、青森支部は東北の中でも会員の意識も組織力も高く、先進的な活動を展開している地域です。
 
この日の学習会も、役員を中心に17名が参加、活発な議論と学習が行われました。この日の学習では「手話通訳者が行う生活支援とは、またそれに応えるための通訳者の身分とはどうあるべきか」「専任通訳者と登録通訳者の役割の違い」「手話通訳者の研修はどうあるべきか、またどこが責任を持って行うのか」、そして「手話通訳者の正規雇用を増やすための取り組みはどうあるべきか」などについて意見を出し合い、深めることができました。
 
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青森支部では支部会員への浸透を図り、聴覚障害者との連携を強めるためにさらに学習会を重ねていきたいとのことでした。
すばらしい!
最後に、参加者全員で記念写真。
 
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お土産にもらった青森特産のリンゴは青森支部の目指す将来の姿を暗示するように、とてつもなく大きく、ずっしりとした重みがありました。
ごっつぁんです!  
(文・写真/全通研理事 石川 敬)

2015年10月19日 (月)

「全通研がめざす手話通訳制度」学習会 岐阜支部

「全通研がめざす手話通訳制度」学習会 岐阜支部
10月12日(月)岐阜県美濃加茂市生涯学習センターに行って来ました。
 
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初めて訪れた駅周辺を散策しましたが、とても静かな街並みでした。
 
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会場には書籍販売の準備がされていました。
私も、一冊「えほん 障害者権利条約」を購入しました。
「情勢資料集2」もあり、「売れましたぁ。」の声が明るかったです。
 
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買いたい本は見つかったでしょうか
 
 
 
 
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グループ討議には、私も参加させて頂きました。
下呂市、羽島市、高山市の皆さまとご一緒しました。
地域の現状や課題、日頃の活動から見えるものなどへと話がすすみました。
 
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ストレッチは欠かせません。
体を労わりながら、活動を続けていきたいですね。
 
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山田支部長の熱弁?に、聞き入っているのかな…。
各グループに運営委員さんが入るようにセッティングされています。
岐阜支部は、9月に事前学習会を開き、運営委員さんの出席のもと「全通研がめざす手話通訳制度」の内容について意見交換しました。設置の立場、登録通訳者の立場とそれぞれの活動を振り返りながら、先ずは岐阜目線で制度を見つめることから始めましょうと話しました。
 
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学習会が終わり、渡辺事務局長に美濃太田駅まで送って頂きました。ここからは高山本線で岐阜駅か多治見駅まで行き、名古屋行に乗り換えだと教えてもらったので、各駅停車に乗り岐阜駅をめざしました。岐阜支部のみな様、お世話になりましたm(_ _)m
 
 
(文・写真/全通研理事 荻島洋子)

第38回きょうされん全国大会

第38回きょうされん全国大会が、10月9、10日の2日間にわたって兵庫県の神戸国際展示場・神戸国際会議場・神戸商工会議所の各会場で開かれました。今年は阪神淡路大震災20年と戦後70年という節目の大会で、迎えてくれた実行委員さんたちの黄色いTシャツの胸には、大きなハートと「20」の数字が元気いっぱい描かれていました。
 
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参加者は2,500人で、要員スタッフは700人という規模の大会です。私は初日のオープニングセレモニーとそれに続くステージ企画に参加しました。会場ロビーは共同作業所や関連施設などがずらっとお店を出していて、買い手も売り手もニコニコ!
 
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オープニングは太鼓の演奏です。10台以上の太鼓が舞台に並んでいます。エネルギーいっぱいの演奏を写真に!と思っていたら、「写真撮影はご遠慮ください」のアナウンス。フラッシュがあちこちでたかれるとまぶしいんだろうなぁ。でも、ちょっと残念。障害がある仲間たちの生き生きと、心を一つにした喜びあふれる演奏をイメージしてくださいね。
 
 
あいさつと来賓紹介に続いて、きょうされん専務理事の藤井克徳さんの基調報告です。ご覧になった方も多いと思いますが、9月に3回にわたってハートネットTV「シリーズ戦後70年 障害者と戦争 ナチスから迫害された障害者たち」が放映されました。これは藤井さんがドイツを視察したドキュメンタリーですが、障害者を「価値なき命」と決め抹殺したナチスのT4作戦の話から始まりました。それはナチス本部の建物のすぐそばで行われていた。つまり、ナチスドイツの中心的な戦略として行われたということです。人の命を救う医師が「自発的」に関わっていたことの恐ろしさを感じます。戦争は人を人でなくすのですね。
すべての事柄は始まりがある。そして、その前触れとしての「きざし」の段階で予想して止めること。その「きざし」を一番敏感に感じるのは障害者であるということです。
 
阪神淡路大震災から20年経ちましたが、東日本大震災での障害者の死亡率が健常者の2~2.5倍ということ、そして社会保障の根幹である障害者の生活保護受給率は、障害のない人の6倍以上であること。つまり、災害の時に突然障害者問題が出てきたわけではなく、日常のそこここに課題が潜んでいることがポイントだと話されました。
 
最後に、学ぶことと広げること。主体的な力を私たち自身がつけること。さまざまな問題を自分の言葉で考えること。これまでの運動の実践を確かめること。実践だけが独立してあるのではなく、日常の活動の上に本物の実践があるという話で締めくくられました。
「一人ひとりを大切に」「運動はみんなで」という言葉をしっかり受け止め、「本物って何だろう」と考えなければと思いました。
 
帰りに、きょうされん全国大会協賛グッズの「防災 大判ハンカチ」を買いました。14種類の緊急時の使い方がイラストで描かれています。外出時の友が増えました。
 
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(文・写真/全通研理事 梅本悦子)

2015年10月15日 (木)

2015年度支部長会議

10月3日、4日の二日間、京都の全国手話研修センターにおいて、2015年度支部長会議が開催されました。
全国47支部の代表が一堂に会してのこの会議は、代議員会で決定された今年度の方針の各地域での進捗や課題を確認し、さらなる運動に繋げるものです。
 
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冒頭、石川会長からは、障害者総合支援法の3年見直しや障害者差別解消法の施行を控えた今、「全通研がめざす手話通訳制度」の学習が必要であることや、どんな社会を目指すのかを、暮らしから具体的に考え、要求していくことが必要であること、最近の集団的自衛権をめぐる動きなどにも触れた開会挨拶がありました。
 
 
 支部長会議一日目は「全通研がめざす手話通訳制度」について考えるグループワークです。
まず、米野理事から、この「めざす制度」は手話通訳者の正規雇用を中心とした制度設計が最終目標ではなく、あくまで「聴覚障害者の暮らしが豊かになること」や「誰もが安心して豊かに暮らせる社会を作る」ことが目標であり、今回3つの事例を通して、聞こえない人の暮らしと、その環境について考え、どのような働きかけや社会資源があれば豊かな暮らしにつなげられるかを学習する、というグループワークの趣旨説明がありました。
 
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事務局からの3つの事例説明の後9つのグループに分かれ、それぞれあらかじめ指定された事例について40分間のグループワークに入りました。
 
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各グループからグループワークで話し合ったことを報告した後、「全通研がめざす手話通訳制度」の各地域での学習会について、すでに実施した地域の中で静岡、山口、大分の各支部から学習会の様子の報告がありました。
 
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最後に近藤副会長より、今回のグループワークを通して聴覚障害者の暮らしに適切に介入していくためには継続性や専門性が必要であり、そのためには雇用型の手話通訳が必要であるという共通認識は持てたのではないかとのまとめがあり、一日目は終了しました。
 
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 支部長会議二日目は4つのテーマごとにグループ討議を行う課題別討議です。4つのグループに分かれて3時間の討議ののち、最後に全体で集まって各グループからの報告がありました。
 
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 グループ テーマ:「地域の制度や取り組み」
 専任通訳者の集まりについて、会議が行政主導で召集されると話がしやすいこと、集まりは大切という認識はあるが実際にどうやって集まるかを悩んでいる支部もあること、設置通訳プロジェクトチームを作っている支部があることなどの報告がありました。
 手話言語条例については、理念だけではない実効性が重要との話があり、条例制定の動きのある地域からはそれぞれの取り組みの報告がありました。
 
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 グループ テーマ:「組織拡大と後進人材育成」
専任通訳者の会員化、会員拡大、役員の担い手の育成と定着、会員であることが自覚できる取り組みなどの課題が出されました。
 若い層はラインやブログコメントの活用などコミュニケーションツールが多様化しており、SNS(ソーシャルネットワークサービス)について知っておくことも大切、また、若い人同士で入会呼びかけができるような工夫も必要という話があり、若い人のニーズが変わっていることを頭に入れておくべきとの報告もありました。
 
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 グループ テーマ:「手話通訳者の身分保障や働き方、健康問題」
専任通訳者の集団について、手話通訳者として活動を始めた時期によるジェネレーションギャップのようなものがあるという話や、各支部の専任通訳者の集りの持ち方についての意見がありました。
 健康問題としては、盲ろう通訳などとの多重登録をしている通訳者の問題やメンタル面を診られる健診が少ないという問題が出され、今後の調査課題であるとの報告がありました。
 
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 グループ テーマ:「学習・事業活動」
 各支部の取り組みとして、手話劇で社会情勢を取り入れた劇にしていく取り組みや、様々な学習会の報告がありました。
 資金確保ではグッズ販売や書籍の販売の他、支部で通訳派遣をして資金を得ている支部や助成金の申請をしている支部の報告もありました。
書籍の関係では、書籍の普及のために会員のみではなく他団体との人間関係作りが大切との報告があり、また、出版物の普及は楽しい学習があってこそであり、集団で学習して個人で深めていく使い方も大切との意見がありました。
 
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 各グループからの報告の後、伊藤事務局長からのまとめがありました。現在の日本では、社会福祉の公の後退と言うマイナスの動きがある一方、手話言語条例の制定など手話に対する認知、評価がプラスの評価に動いている。そのような情勢の中、全通研という組織が社会に提起している問題を実現する好機である。それを実現するための学習や研究、組織を強化することの必要性を改めて確認できたと思う、との話でした。
 
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 最後に渡辺副会長より、今様々な国の動きがあるが、私たちの運動の根本にあるのは憲法であること、全通研の長期ビジョン「きわめる、たかめる、はたらきかける」の頭文字「き・た・は(わ)」を合言葉に学習を進め集会レポートの作成にも取り組んでほしいこと、健康を大事にとの3つの話があり、これからの半年も皆さんと一緒に頑張っていきたいとの挨拶で支部長会議は閉会しました。
 
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 盛りだくさんの内容で二日間に渡って行われた支部長会議でしたが、参加された皆さん本当にお疲れ様でした。
 
(文/全通研事務局員 西村穂  写真/全通研事務所)

2015年10月 5日 (月)

滋通研定例学習会

 
9月19日、JRの事故で集合が心配され、事前の準備ではプロジェクターの調子が
良くなくて心配しましたがなんとか、無事開催となりました。
 
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会員の方が「プロジェクターの調子が悪い」と自宅に待機!?している息子さん(息子さんも会員です)
に電話して、わざわざ代替を持ってきてもらう一幕も。感謝。
 
討議資料ですが、昨年の会員さんにくばったので、今年から加入してくださった方には「本物がない」と…。
コピーで代用してもらいました。すみません。
 
講義内容は別として(詰め過ぎ!!の声)討議は湖北・湖東に分かれての白熱した議論。
質問内容も鋭い質問盛りだくさんで、充実した内容だったと思います。
 
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(文 全通研副会長 近藤幸一/写真 全通研滋賀支部)

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