大阪支部講演会
8月30日(日)に、全通研大阪支部で開催された
「全通研がめざす手話通訳制度」学習会の講師を担当しました。
29日の静岡に引き続いての担当です。
小雨の中、13時前におなじみの会場(谷町福祉会館)に到着すると支部役員がばたばたと準備中です。
13時半開会。参加者は約35人。
今回の討議資料の作成経緯を含めての井澤会長の挨拶で学習会はスタートです。
最初は米野理事(大阪支部)から全国の手話通訳者のデータ報告と大阪府内の状況報告。
これで参加者の脳内を整理した後、討議資料の内容について、
パワーポイント資料を映し出しながら15時まで私が説明しました。
昨日よりは時間があったので多少ゆっくりと説明することはできたのですが
気持ちがあせって知識を必要とする単語を十分に説明せずに使ってしまったような感じで反省です。
休憩後はまずストレッチ。
その後短時間ですが小グループに分かれてのグループワークを経て15時半から質疑応答タイムです。
▲グループワークの発表の様子
「差別解消法の「合理的配慮」は正職員採用の根拠になるか?」
「採用された正職員が相談支援をずっと担うのか?」
「手話言語条例が施行されて変化した事例はあるか?」
「全通研が実行する「社会への働きかけ」とは?」
「新たな制度ができたときにこれまでの非常勤設置通訳者はどうなる?」
「新たな制度における手話通訳者の質の担保は?」
「全日ろう連の考え方は?」
「制度化推進委員会の報告書の内容は引き継がれているのか?」
「一般のろう者はこのような制度を望んでいるのか?」
などの質問に一生懸命回答して16時に終了しました。
参加者の記憶に何かが残り行動に向かうきっかけになりますように。
▲会場近くのうどん屋でいただいた「かすうどん」。
「かす」とは高温で揚げたホルモンとか。
(文/写真 全通研事務局長 伊藤正)
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