静岡支部講演会
8月29日(土)に、全通研静岡支部で開催された
「討議資料『全通研がめざす手話通訳制度』学習会」の講師を担当しました。
この学習会は各ブロック選出の理事が担当することになっているのですが、
東海ブロックでは三重集会が終わったばかりということがあり、
荻島理事のいわば助っ人としての役割です。
朝7時半自宅発で8時過ぎに西明石発。
乗り換えなしで行ける1時間に1本しかない新幹線で10時半に静岡駅着。霧雨です。
▲会場までの途上にある駿府城の堀にいた鯉
駿府城を横目に見ながら会場に到着。
見ると午後からの学習会に備えて約50人が集まって4班に分かれての学習会
(討議資料を読んでの質問出しだそうです)を実施中。すばらしい!
グループワークの報告をきっちりと終えたあとに昼食休憩。
お弁当をいただきながら討議資料の内容について支部役員や通訳担当者と意見交換しました。
▲グループワークの発表の様子
13時から学習会開始。最初は私が担当で討議資料の内容説明。
パワーポイントを流しながら「討議資料を作った理由」「全通研の目的を踏まえた運動の必要性」などを含めて
ざっくりと説明しました。時間に追われていつものとおり早口になってしまったのは反省です。
休憩後、14時過ぎから荻島理事との対談形式の質疑応答。
午前中の学習会で出された質問を整理した荻島理事からの問いに対して私が回答する方法。
ひとりよがりの早口説明に陥らない良い方法だなあと感心しました。
「ろう者の生活全般の支援とは?」
「登録通訳者はどうなるのか?」
「手話通訳士の国家資格化は?」
「資料の書き方がむずかしい。バージョンアップはするのか?」
などの質問に早口にならないように丁寧に回答します。
休憩後、15時過ぎからフロアとの一問一答形式の質疑応答。
「手話言語法や手話言語条例と「めざす制度」との関係は?」
「手話通訳は双方向のコミュニケーション保障という考え方があると思うが「めざす制度」との関係は?」
「新しい「めざす制度」の中での登録通訳者のしくみのイメージは?」
「今後の動き方のイメージは?」
「現行事業の「手話通訳設置事業」はなくなるのか?」
などの幅広い質問に精一杯回答してちょうど16時に終了。
雨も上がり穏やかな気候の中静岡駅まで徒歩で移動です。
これから伊豆に帰るという荻島理事の言葉に静岡の広さを感じると共に集まった50人の熱意に
感銘を受けて帰りの新幹線に乗りました。
(文/写真 全通研事務局長 伊藤正)
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