ろう教育を考える全国協議会の総会と全国討論集会in大阪
7月31日(金)、堺市総合福祉会館で、2015年度の「ろう教育を考える全国協議会」の総会が開催されました。
全通研からは団体の代表として浅井事務所長、協議会の監事として渡辺が参加しました。
会場は堺東駅から歩いて5分のところにありました。
「堺」にはいろいろな堺にちなむ駅名があり、一つ間違えるととんでもないところに行ってしまいます。
南海高野線の堺東駅、南海線の堺駅、そしてJR阪和線の堺市駅です。
堺市駅は、討論集会での会場がある駅です。
大阪は本当にややこしい所だと思ってしまいました。
総会は、石橋事務局長の司会で進められました。
最初に小中理事長から挨拶がありました。
また、大阪から大竹浩司会長から挨拶がありました。
大阪はこの集会の第1回目が開催された所であります。
議長には、和歌山の櫻井貴浩さんが務めました。
事業報告、決算報告及び監査報告、2015年度の事業計画案及び予算案が報告されました。
この協議会は、17の団体と20人の個人正会員が総会の議決権を持っています。
その他に賛助会員は172人で構成されています。
17団体のうち12団体、20人の個人正会員のうち15人の参加がありました。
議長を除いて26人の賛成で全ての議案が可決されました。
また、特別に大阪から「手話言語法の早期制定を求める緊急決議」が提案され、
文言の修正をして討論集会で決議文を配布することになりました。
最後に、2015年度に奈良県の協会が団体加盟すること、
鳥取県の協会が加盟に向けて話し合いを進めているとのことでした。
2016年度は鳥取で8月に総会及び討論集会が開催されることを確認しました。
鳥取で開催する文書を理事長から、鳥取から参加していた視察団に渡されて無事に総会を終了し散会しました。
8月1日(土)、JR堺市駅から徒歩3分のサンスクエア堺(堺市勤労者総合福祉センターのホール)で
「第27回ろう教育を考える全国討論集会in大阪」が開催されました。
約330人に参加の下に開会式が行われました。
式典には、大阪手話通訳問題研究会の副会長 吉岡氏が来賓として出席していましたので、
式典後に私は「実行委員として働いている支部の会員の皆様に宜しく伝えて欲しい」と言いました。
開会式のあとに石橋事務局長から基調報告がありました。
記念講演として「大阪のろう教育の歴史 ~過去・現在・未来~」と題して松本晶行氏から講演がありました。
その後、清田廣氏、中塚智雄氏、駒井雅夫氏と松本氏を加えてのパネルディスカッションがありました。
昼食を挟んで7つの分科会と2つの講座に分かれて討論が行われました。
大阪の街について、私は、1日目総会が終わってホテルがある心斎橋駅を目指して
南海高野線の境東駅からなんば駅に向かいました。
新大阪は代議員会で良く行くので知っているのですが、大阪駅周辺はこれまで行ったことがありませんでした。
昔、冬の討論集会で鶴橋にて開催したことがありますが、その時もなんば、心斎橋、道頓堀には行きませんでした。
今回、ホテルが心斎橋だったので、なんば駅からぶらぶら歩いてホテルまで行くことにしました。
途中、見たことがある看板が出てきました。そうです。グリコのあの走っている姿の看板です。
ああ、ここが道頓堀なのかと思いました。歩くと得しますね。
電車で行ってしまったら何も分からなかったと思います。それになんば駅の大きいこと。
関東人としては、「大阪もやるではないか」と思ってしまいました。
その道頓堀の川では、噴水というのでしょうか夜7時にいくつもの噴水の打ち上げがありました。
これも夏の風物詩の一つなのかも知れません。
大阪の暑い夜を満喫させて頂きました。
(文/写真 全通研副会長 渡辺正夫)
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